研究推進を強力に支援する高機能白墨を開発しました!


シンチョーク(白)
カラーバリエーションは白・赤・黄の3色
(今後増える予定)


シンチョークラムダ:超高性能なCPUとセンサー、
情報工学科の研究成果が詰まっている。

2016年4月1日、三重大学工学部情報工学科が開発した最新型の研究推進支援白墨「シンチョーク」を発表しました。

「シンチョーク」は研究グループ内のコミュニケーションを活性化させて研究の進捗を強力にサポートします。

シンチョークBBの特徴

大学における学術研究では、ディスカッションは必要不可欠です。本来、人と人とのコミュニケーションはアナログなものですので、見慣れた・使い慣れた白墨(チョーク)はそのアナログ感によりコミュニケーションを活性化させます。 シンチョークは、研究室内の日程調整や、コーディング・デバッグ、研究室の掃除当番決定、息抜きのための落書きしりとりなど様々な用途に使用できます。

シンチョークの注目すべき特徴は情報工学科が独自に開発した各種のセンサと超小型高性能CPUを組み合わせたインテリジェント・ユニット『シンチョーク・ラムダ』を搭載している点です。 このシンチョーク・ラムダは、以下の機能を備えています。

  1. 高感度3軸加速度センサを内蔵しており、チョークの動きから書いた文字や図面を自動認識します(HI研の研究
  2. 小型高性能マイクを内蔵しており、チョークを使ったリズム譜の採譜ができます(PA研・音響班の研究
  3. 音声認識機能を搭載しており、認識された音声は自然言語処理で正しい日本語や英語に変換されて保存されます(AI研・CALL班の研究
  4. 数式記述モードにすれば自動的に項を書き換えます(CS研山田班の研究
  5. アドホックなワイヤレスネットワークプロトコルのインプリメントによりハイトレランスでハイスループットかつグッドでエクセレントなケイパビリティをプロデュースします(CN研ネット班の研究
  6. ヘテロジニアスマルチコアプロセッサを内蔵しており性能と消費電力のバランスが抜群です(CA研ハードウェアグループの研究

シンチョークBBは実証実験も兼ねて5月に開催される伊勢志摩サミットにて活用される予定です。主な利用場面は、各国首脳のアイスブレイキングのための「○×ゲーム(Tic-Tac-Toe)」や、参加国間の利害と意見が対立し議論が全く進まなくなった場合にとりあえず結論を出す「あみだくじ」が想定されています。

開発に携わった学生のコメント

研究室で研究活動をする上で、非常に困ったことがディスカッションの長さでした。僕は早く終わらせて家に帰ってラ○ライブやイカの出てくるゲームがしたいのですが、教授は「説明が分かりにくい」などといってなかなか開放してくれませんでした。これはPowerPointを使ったプレゼンテーションにおいて一種のコミュニケーション不全が発生していると気がつきました。それがコミュニケーションツールとしてのチョークに注目するきっかけでした。

教員のコメント

講義で使い慣れているチョークが、これほど研究に役立つツールになるとは信じられませんでした。シンチョークを使うとなにが嬉しいか?コーディングもまず計算機に向かってしまうと無駄なコードやT○itterばかり書いてしまってなかなか進みませんが、シンチョークで黒板にコーディングすることで無駄なコードやうっかりプロセスが死んでしまうようなバグを含まないスマートなコーディングが実現されています。

今後の展開

現在、情報工学科ではシンチョークBBの機能を活かし、書いた文字を消した時の粉ホコリが出ず手が汚れにくい、研究推進支援マーカー【シンチョーク・マーカー】の開発を進めています。