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有限会社ペリエ 代表取締役社長
和田 裕美さん |
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わだ・ひろみ ●京都府生まれ。大学卒業後上京、アパレル関連の仕事を経て外資系教育会社日本ブリタニカ(株)入社。1年目で個人売り上げ世界142カ国中2位、日本では営業1000人中1位の成績を上げ昇進を続ける。東京、新潟支店の代理店経営を経て本社正社員として企画室長、マーケティング部部長、営業部長を歴任。同社日本撤退にともない2001年よりフリー。営業研修、営業コンサルティングなどを中心に執筆、セミナーなど広範囲に活躍する。主な著書に『営業のビタミン』(ひつじ書房)、『世界NO2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』(ダイヤモンド社)がある。連絡先:電話03-5360-7108、問い合わせはなるべくEメール(info@perie-net.co.jp)へ。ホームページ(http://www.perie-net.co.jp)
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営業セミナーの壇上に講師の和田さんが登場すると、ライティングもないのにそこがパアッと明るく見える。雨足の強くなった平日の夜なのに席は埋め尽くされていた。「こんな日によく来てくださいました」と感謝する声に温かさがこもる。 営業の世界では伝説を作り続けた女性である。外資系教育会社日本ブリタニカで数々のセールス記録を樹立した。入社1年目で世界2位、日本で1位。以後毎年一度も売り上げを落とさず登り詰めた。フリーとなった現在、そのノウハウを知りたいと願う人々が後を絶たない。 「営業職と聞くと巧みにとか、強引にというイメージでとらえる方が多いけれど違います。お客さまは、あなたという人間の好ましさと商品を同時に買ってくださるのですね。これだけ品々があふれている中では、何を買うかより、誰から買うかの方が比重が大きいのです」 人間力、つまり好ましい人物だと感じてもらえる力が8割を占めるのだと和田さんは言う。取材するこちらの質問を全身で受け止めようとする集中力。その姿勢に営業の極意がのぞく。しっかり聞いてもらっているという実感が心地良い。 「営業職は、全職種の3分の2にも上ります。経営者(自営業)や接客なども含めて、人とかかわる仕事はそれほど多いということです。でも、やりたくないと抵抗する人が多いのも事実。客の立場で嫌な思いをさせられた人と、営業して失敗した経験を持つ人があふれているせいかも」 直接人と会う、また間接的に広告や広報で行う営業という業務は、企業のエンジンとして稼働する。欠かせない仕事なら核心をつかんで取り組もうと、和田さんは笑顔になる。「ショッピングって楽しみですよね? 人間は生命ある限り、いい買い物をして心楽しく暮らしたいんです。その気持ちに寄り添うこと。あなたに会えて良かったわと言ってもらえる人になれば売れますよ」 不景気のせいにしない。商品のせいにしない。顧客が支払おうとしている価値の相当額が、営業する人への価値を認めてのことなのだ、と。そうか、とひざをたたいて営業職が元気になると、社会はたちまち活気を帯びそうに思える。すべては自分次第と語る和田さんは、心底楽しそうに見えるのである。 (10月20日掲載、文:田中美絵)
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