ども!毎日ミュージックを聴いてるキヨスイです!
noteの方で音楽紹介しているので、ぜひ遊びに来てくださいね!
音楽シーンについてのお話。
今の音楽業界はマネタイズが厳しいと言われています。特に日本は。
スガシカオさんも2014年にCD買ってくれないと赤字と言ってました。
そして今の音楽は「消費音楽」とまで言われています。
*ここでいう消費音楽とは、リスナーが大量に音楽を聴けるようになったため心に残る名曲がなくなってしまっているということ。
果たして本当に消費音楽なのか?
結論から言います。
僕の意見は違います。消費音楽の時代なんて一生きません。
なぜ「消費音楽」と呼ばれてしまう時代が来てしまったのか?
こちらから分析していこうかと。
①ストリーミング再生
今や音楽はストリーミングで聞く時代。「Youtube」「Apple music」「LINE music」「Google Play」海外だと「Spotify」
もうiTunesでのダウンロードすらされなくなりました。
音楽を買うということがなくなったんですよね。買うという行動って記憶にかなり残る行動だと思うんです。
今60代のおじさんたちはレコードを買った記憶がその音楽と一緒に残っていてその曲をまた聴きたいと思うでしょう。
今30代の人たちはCDを買った記憶がその音楽と一緒に残っているでしょう。
今の10代の子たちはその体験がありません。音楽が大量にある海に飛び込めて捨てるのもすぐできる。
②ダンスミュージックの発展
今世界中でダンスミュージックが流行っています。(ピークはもう過ぎてますが)
EDMです。
世界的に有名なフェスがいくつも出てきました。
日本でも「Ultra Japan」がここ数年やっていますね。
RELIVE ULTRA JAPAN 2014 (Official Aftermovie)
ダンスミュージックって基本DJがいて音楽をどんどん繋いでいく。このDJ文化で音楽を特別感なくどんどん聞くようになってきてます。
これがものすごく消費と言われるものに繋がっていったんでしょうね。
③DTMの発展
DTM(デスクトップミュージック)知らない人はこちら
簡単に言うとコンピューターのみで完成する音楽です。だから一人でもできる。
このDTMの発展で一人で音楽を始めるアーティストがものすごく増えました。
これはダンスミュージックの発展にも繋がる点ですね。
バンド全盛期は3人なり4人いないと音楽ができない。そしてレコーディングも必要でCDを出すまでの手間がかなりかかっていた。
それがDTMの発展でものすごくお手軽に始められ、手間がかなり減ってきました。
よって世に出る音楽の数が圧倒的に増えたんです。量が増えればどんどん消費をしないと消化できませんよね?
「あっこの曲いいなぁ」って思った瞬間には、更にいい次の曲が出てくる。シーンの移り変わりも早い。消費者がその音楽を噛みしめる前に次が出てきてしまうんです。
ガムをちゃんと噛む前に捨てちゃう感じです。
消費音楽の時代できあがり
この3点で消費音楽の時代できあがりです。
と僕は分析しています。
いやぁテクノロジーの発展って怖いなぁ。。。音楽でのマネタイズが一層大変ですねぇ。
音楽業界の人頑張って下さい。
じゃあそろそろ反論を。
僕は消費音楽の時代なんて起きてないと考えています。上記の3点はたしかに現状としてあります。
でもそれで音楽が消費されていくというのはちょっと違うんでない?今も歴史に残るアーティストはいるぞい!
消費って簡単なワードで終わらないアーティストいるぞい!って考えているので頑張って反論していきます。
ここからキヨスイの反論。2000年代まえよりは狭まったよね。
いい曲と認定される物のハードルって2000年代より前の時代に比べるとかなり狭まったよね。
絵に描きます。
イメージだとこんな感じ。
2000年以前は名曲ゾーンが広かった。
2010年以降から青い斜線ゾーンの曲が量産できるようになってしまって名曲ゾーンが狭まってしまった。
これは量産ゾーンの曲の良さにリスナーの耳が慣れてしまったんですね。
よって消費されてしまう音楽が増えて、消費音楽の時代に感じている。
なので2010年以降にも歴史に残る名曲ってあるんですよ。ポイって捨てられない音楽たちがいるんです。
音楽の購入の代わりはパケット制限
はい。そこのおじさん。僕の反論に異論ありますよね。今から黙らせますので少々お待ち下さい。
あの時買ったレコード。あの時買ったCD。少ないお小遣いをはたいてお店で買う喜び。洋服を買わずに音楽を買う。好きな子とドライブだから準備する。
「それがねぇと思いが乗っからねぇんだぁ!!」
わかります。その気持ち。みなさん購入したっていう気持ちも上乗せされて、その曲を何度も聞いていたりお気に入りになっていて名曲認定してますよね。
よくわかります。
僕もCDやレコードを買っていました。なのであの時のその瞬間の思いが乗っかって何度も聞く曲になる。その分母が多いのが世の中で名曲と言われている。
今の子たちはこのような状況が起きているようです。
このtweetが7.6Kほどretweetされてますが、4K以上likeがついてます。みなさんどんな気持ちでlikeしてるのかな。 @hanyazou ある中学生の女子に「音楽はどのようなものを聴くのか?」と尋ねたところ...
— Hanya Zou (@hanyazou) 2016年3月22日
音楽を聴くとデータ量がかかってしまうから聞かない。
衝撃ですね。
今や通信パケットの制限は当たり前。wifiを使わないとLINEでの通話やゲームができなくなってしまう。今やパソコンにもCDドライブ付いてませんからね。
お金の代わりに限られたパケットがつきまとっているようです。
これから僕が想像するに今の子たちが今のおじさん世代に変わる「思いを乗っける」部分はこのようになると予想しています。
- 曲が聴きたいからwifiのある場所へいく
- 曲が聴きたいからパズドラを我慢する
今の子たちがおじさんになったら、「あの時曲聴きたくて、どこそこ行ったよね」や「ゲーム我慢して曲を聴いていた」なんておじさんが出てくるのではないでしょうか?
パズドラを我慢するのなんか、同時レコード買うかマリオ買うか迷っているのと同じですからね。
こういった別の形で思いが乗っかっていつになっても聴く音楽に出会います。
そこのおじさん。
「いやいや、音楽聴く機会減るじゃん!!」 って思ったよね。
好きなやつは聴くって。音楽はなくならねぇから安心しろ。
2010年以降の名曲たち
この2つの視点で僕は消費音楽の時代なんかきてねぇーよバーカ!
って言いたいんです。音楽業界の怠慢だろ!って感じです。
少し2010年以降にリリースされた今後も残るであろう名曲たちを紹介します。
Aviciiなんかもう歴史に残るアーティスト。
Adeleも同じ。
Adele - When We Were Young (Live at The Church Studios)
Sam Smithもシンガーとして名曲を送り出してます。
彼女も歴史に残る曲を今後どんどん出すでしょう。
Ariana Grande - Focus (Live on the Honda Stage at the iHeartRadio Theater LA)
当時の音楽シーンを変えた曲。Skrillexの曲は間違いなく残る。
SKRILLEX - Scary Monsters And Nice Sprites
こちらの5曲が10年後も残るであろう名曲たちです。
名曲というものは2010年以降もどんどん出てくるでしょうね。
というわけで消費音楽の時代なんか認めないよ!
でわ!