平素はロリポップ!をご利用いただきありがとうございます。
 
ロリポップ!では2016年1月より、より快適なサーバー環境を提供するため、サーバー番号【users0xx、users1xx、users2xx、users30x】におきまして、WEBサーバー移設メンテナンスを実施いたします。
 
今回の移設メンテナンスにより、ロリポップ!のすべてのお客様が新しいWEBサーバーをご利用いただくことができます。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ロリポップ!の利用環境改善の取り組みへ、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
 
該当サーバーをご利用のお客様におかれましては、下記よりご案内いたします移設スケジュールや影響範囲、よくあるご質問等を、事前にご確認くださいますようお願いいたします。

対象のサーバー番号と移設スケジュール

移設メンテナンスはサーバー毎に一定の移設期間が設けられ、実施されます。
まず、ご利用のアカウントのサーバー番号を確認いただき、移設グループ毎の移設スケジュールをご確認ください。

サーバー番号の確認

移設メンテナンスの対象サーバー番号は、【users0xx、users1xx、users2xx、users30x】となります。
下記手順でサーバー番号を確認してください。

  1. 1. ユーザー専用ページにログイン
  2. 2. 左上より「お名前」「アカウントID(LAXXXXXX)」「サーバー番号(usersXXX)」の順で記載されておりますので、サーバー番号をご確認ください。
サーバー番号の確認

※サーバー番号が【users0xx、users1xx、users2xx、users30x】以外のお客様は、新サーバーをご利用いただいているため、メンテナンス対象外です。

移設スケジュールの確認

ご利用のサーバー番号が該当した場合は、下記一覧表から移設時期をご確認ください。
移設時間に関しましては、ご利用のサーバーのデータ量やファイル数によって、数分から最大で1日程度のお時間が掛かります。 容量・ファイル別の移設時間の目安はよくある質問「移設に掛かる時間はどれくらいですか?」をご参照ください。
なお、より詳しいグループ分けや移設時期については、随時アップデートを行います。恐れ入りますが、移設時期が近づいて参りましたら改めてご確認ください。
併せまして、次項「移設メンテナンスの流れ」についてもご確認ください。

移設処理中は以下のサービスが停止され、ご利用いただけません。
WEBサイトの表示 ・ FTPS/SSH/WebDAVなどの接続 ・ cronの実行 ・ アクセスログの取得 ・ ユーザー専用ページでの一部の操作

移設スケジュール一覧表

移設期間 対象サーバー
1月 users087 / users102 / users112 / users201 / users202 / users203 / users204 / users205
2月前半 users013 / users015 / users016 / users035 / users037 /users043 / users044 / users079 / users136 /
users142 / users160 / users164 / users176
2月後半 users018 / users020 / users040 / users042 / users103 / users116 / users117 / users126 / users138 /
users140 / users162 / users163
3月前半 users012 / users014 / users021 / users034 / users041 / users077 / users081 / users101 / users125 /
users137 / users141 / users159 / users165
3月後半 users017 / users019 / users036 / users038 / users045 / users078 / users082 / users135 / users139 /
users143 / users161 / users177
4月前半 users009 / users011 / users085 / users106 / users108 / users119 / users123 / users150 / users152 / users154 / users156 / users157 / users158
4月後半 users010 / users033 / users083 / users086 / users107 / users118 / users122 / users124 / users151 / users153 / users155 / users184
5月 users049 / users057 / users059 / users061 / users062 / users063 / users064 / users065 / users072 / users080 / users088 / users089 / users090 / users091 / users093 / users144 / users145 / users146 / users147 / users148 / users149 / users181 / users182 / users183
6月〜7月 users008 / users022 / users023 / users024 / users025 / users026 / users027 / users028 / users029 /
users031 / users046 / users047 / users048 / users050 / users051 / users052 / users053 / users054 /
users055 / users056 / users058 / users060 / users066 / users067 / users071 / users073 / users074 /
users075 / users092 / users094 / users095 / users096 / users097 / users098 / users100 / users104 /
users105 / users111 / users113 / users114 / users115 / users127 / users128 / users129 / users130 /
users131 / users132 / users133 / users172 / users186
8月〜9月 users001 / users002 / users003 / users004 / users005 / users006 / users007 / users030 / users032 /
users068 / users069 / users070 / users076 / users084 / users099 / users109 / users110 / users120 /
users121 / users134 / users166 / users167 / users168 / users169 / users170 / users171 / users173 /
users174 / users175 / users178 / users179 / users180 / users185 / users301 / users302 / users303 /
users304 / users305 / users306 / users307

移設メンテナンスの流れ

移設メンテナンスの流れをご説明いたします。なお、メンテナンス開始の7日前、メンテナンス開始時、メンテナンス完了時には、弊社よりご案内のメールを送付させていただきます。

メンテナンス開始前

全てのサービスをご利用いただけます。

※cacheファイル等不要なファイルを事前に削除いただくことで、移設時間の短縮が見込めます。

1月または2月に移設の場合移設ボタンのご利用はできません。

3月以降に移設の場合移設ボタンを利用いただき、お好きなタイミングで事前の移設が可能です。

移設ボタンについて

サーバー毎の移設メンテナンス開始までは、「移設ボタン」を利用することで、お客様ご自身で新サーバーへの移設を行っていただけます。
新サーバーへの移設メンテナンス中は後述の「停止するサービス」にありますように、サイト表示等が行えなくなりますが、移設ボタン『新サーバーへの移設を開始する』を押したタイミングから新サーバーへの移設が開始されるため、お客様のご都合の良いタイミングで移設が可能です。
なお、移設作業はすべて自動で行われますため、後述の移設メンテナンス後、お客様にご対応いただく内容以外に、お客様での作業は発生いたしません。

移設ボタンを利用するには

移設ボタンのご利用をご希望のお客様は、利用可能な期間内にユーザー専用ページにログイン後に表示される『新サーバーへの移設ボタンをご利用希望の方はこちら』のリンクから内容をご確認の上、移設を実施してください。

移設ボタン

※移設ボタンご利用時の混雑状況によっては、移設完了までに時間がかかる場合がございます。また、一時的に受付を停止する場合がございます。

7日前案内メールを送信いたします

メンテナンス待機期間

全てのサービスをご利用いただけます。

移設ボタンのご利用はできません。

開始時案内メールを送信いたします

個別メンテナンス開始〜実施中

弊社にて、移設メンテナンスを実施いたします。
ご利用のサーバーのデータ量やファイル数によって、数分から最大で1日程度のお時間が掛かります。
容量・ファイル別の移設時間の目安はよくある質問「移設に掛かる時間はどれくらいですか?」をご参照ください。

停止されるサービス

移設処理中は以下のサービスが停止され、ご利用いただけません。

  • WEBサイトの表示
  • FTPS/SSH/WebDAVなどの接続
  • cronの実行
  • アクセスログの取得
  • ユーザー専用ページでの一部の操作

アクセスログ解析について

移設当日4時頃以降の移設元サーバーへのアクセスログ、また、移設開始から終了までの間のアクセスログは取得できません。また、0時~5時頃に移設が実施された場合、前日のログも取得することができません。
 
移設の前日以前のアクセスログ(5時頃以降に移設が実施された場合)および移設後のアクセスログについては、通常通りユーザー専用ページ内 『WEBツール』>『アクセスログ』にてご確認いただけます。

完了時案内メールを送信いたします

新サーバーの利用開始

全てのサービスをご利用いただけます。

変更される情報

移設完了後は以下の情報が変更されます。そのため、ご利用状況によって、移設メンテナンス完了後にお客様にご対応いただく作業が発生する場合がございます。
作業内容については次項の移設メンテナンス後、お客様にご対応いただく内容をご覧ください。

  • サーバー番号
  • FTPSサーバー
  • アクセスカウンターの設置用タグ
  • 各言語のパス
  • SSHサーバー(スタンダード/エンタープライズのみ)
  • Apacheのバージョン(移設前に users0xx・users1xx をご利用の場合のみ)
  • WEBサーバーのIPアドレス
  • WAFのバージョン

移設メンテナンス後、お客様にご対応いただく内容

FTPソフトをご利用の場合

変更後のFTPSサーバーの情報へ、設定変更が必要です。
ユーザー専用ページ内『アカウント情報』の「■ サーバー情報」で「FTPSサーバー」をご確認の上、マニュアル『各種FTPソフトの設定方法』をご参照いただきご利用のソフトの設定変更を行ってください。

SSHをご利用の場合(スタンダード/エンタープライズのみ)

変更後のSSHサーバーの情報へ、設定変更が必要です。
ユーザー専用ページ内『WEBツール』>『SSH』で「サーバー」をご確認の上、マニュアル『SSHについて』をご参照いただきご利用のソフトの設定変更を行ってください。

アクセスカウンターをご利用の場合

ユーザー専用ページ内『WEBツール』>『カウンター作成』より改めてタグを取得の上、サイトに再度設置を行ってください。
※カウンター作成画面で「カウンターは作成されていません」と表示されている場合、カウンターは利用されていないため、この対応は不要です。

プログラム等で言語のパスをご利用の場合

「Ruby」「Python」を使用されている場合、ファイルに記述しているパスの変更が必要です。
ユーザー専用ページ内『アカウント情報』で変更後のサーバー番号をご確認の上、マニュアル『CGI・SSI・PHP・SENDMAILについて』をご参照いただき、記述の修正を行ってください。
なお、ご利用のプログラムで上記の言語が使用されているかどうかは、プログラムの提供元や作成者へご確認ください。

WAFをご利用の場合

WAFのバージョンが上がることでセキュリティが向上されるため、WAFの検知が増える可能性がございます。
移設メンテナンス後、PHPやCGIで作成されているWEBサイト(WordPressなど)の更新作業時に403エラーが発生した場合は、WEBサーバーのルートディレクトリ(一番上の階層)に、以下の内容を記載した「.htaccess」をアップロードしてください。なお、既にルートディレクトリ(一番上の階層)上に「.htaccess」がある場合は、ファイル内に追記してください。

SiteGuard_User_ExcludeSig XXXXXXX(検出されたシグネチャ)

※「XXXXXXX(検出されたシグネチャ)」部分は、ユーザー専用ページ内『WEBツール』>『WAF設定』で、対象ドメインのログ参照ボタンをクリックするとご確認いただけます。

また、WordPressで作成されておりますWEBサイトにてSiteGuard WP Pluginをご利用の場合は、SiteGuard WP Pluginの管理画面内『WAFチューニングサポート』にて、WAFの除外ルールへ登録することでもご対応いただけます。

Apacheのバージョン変更に伴う対処事例

移設前に【users0xx、users1xx】をご利用の場合、移設に伴ってApacheのバージョンが 2.2 から 2.4 へ変更されることにより、プログラムやファイルの修正が必要になる場合がございます。
2.4 へのバージョンアップに伴う変更点は、Upgrading to 2.4 from 2.2 - Apache HTTP Server Version 2.4(英文)をご確認ください。
また、対処事例を以下よりご案内いたします。※エラーが発生していないお客様のご対応は不要です。

事例1

FilterProviderの書式変更によって、「.htaccess」の記述が影響して500エラーが発生する可能性がございます。必要に応じて「.htaccess」の記述を下記修正例のように変更してください。

修正例を見る ▼

修正前

FilterDeclare Compression CONTENT_SET
FilterProvider Compression DEFLATE resp=Content-Type $text/html
FilterChain Compression

修正後

FilterDeclare COMPRESS
FilterProvider COMPRESS DEFLATE "%{CONTENT_TYPE} = 'text/html'"
FilterChain COMPRESS
事例2

「.htaccess」でOptionsディレクティブを記述している場合、符号が不足していると500エラーが発生する可能性があります。1つでもオプションに符号をつけた場合は、すべてのオプションに符号を追加してください。すべてのオプションに符号をつけない場合は、符号の省略が可能です。

修正例を見る ▼

修正前

Options SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes -Indexes

修正後

Options +SymLinksIfOwnerMatch +ExecCGI +Includes -Indexes
事例3

Basic認証(パスワード制のアクセス制限)を設定している場合、「.htaccess」の記述によっては500エラーが発生する可能性があります。必要に応じて、記述を以下の形式に修正してください。

修正例を見る ▼

.htaccessの記述方法

AuthUserFile お客様のフルパス/(制限をかけたいディレクトリ)/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "ウィンドウに表示される文字列"
AuthType Basic
require valid-user
事例4

SSIをご利用の場合、if要素での条件式の仕様変更により、Apache 2.2 の仕様の書式ではエラーメッセージが表示される可能性があります。必要に応じて「.htaccess」に以下の記述を追記して 2.2 の書式を利用できるようにするか、プログラムを 2.4 の書式へ修正してご対応ください。

修正例を見る ▼

.htaccessに追記する記述

SSILegacyExprParser on
事例5

メールフォームのプログラムで「jcode.pl」をご利用の場合、移設後にメールの文字化けが発生する可能性があります。必要に応じて「Jcode.pm」もしくは「Encode.pm」を利用するようプログラムを修正してご対応ください。

よくある質問

移設全般について

メンテナンスの日程を指定することはできますか。

日程の指定は行っていただけません。移設ボタンのご利用可能期間内であれば、移設ボタンをご利用いただくことで、ご自身のタイミングで移設を開始することは可能です。

メールの送受信やデータベースの利用に影響はありますか。

今回のメンテナンスはWEBサーバーが対象となるため、メールの送受信やデータベースのご利用に影響はございません。

移設は自分でデータを移す作業が必要ですか。

移設ボタンを利用する場合でも、弊社でメンテナンスを行う場合でも、作業はすべて自動で行われるため、お客様にてデータ移行等の作業は不要です。

移設に掛かる時間はどれくらいですか?

ファイルの容量や数によって異なります。ユーザー専用ページ内『WEBツール』>『ディスク使用量』より、「ファイル数」と「ファイル使用量」をご確認の上、下の表と照らしあわせて目安をご確認ください。

※上記表はあくまで目安の時間となります。予めご了承ください。

移設をしたくないのですが、移設しない方法はありますか。

移設対象サーバーのアカウントは、すべて移設を行う必要がございます。新しいサーバーへ切り替えるメンテナンスですので、何卒ご了承ください。

移設によってデータが消えたり書き換わることはないですか。

データが消えたり書き換わることはありません。移設が開始された時点のでデータがそのまま新しいサーバーへ移設されます。

移設ボタンについて

移設ボタンを利用しない場合、どうなりますか。

「移設スケジュール」にそって、サーバー毎に移設メンテナンスが実施され、自動的に新サーバーへ移設されます。

移設ボタンを利用するメリット・デメリットを教えてください。

『新サーバーへの移設を開始する』というボタンを押したタイミングで新サーバーへの移設を行うことができるため、アクセスの少ない夜間でメンテナンスを実施したい場合など、ご都合の良いタイミングで移設が可能です。また、移設メンテナンス実施を待たずに、すぐに新サーバーをご利用いただくことができます。なお、通常の移設メンテナンスと比較して移設ボタンを利用するデメリットはございません。

移設ボタンが「混雑中」と表示され、利用できません。

お手数をおかけいたしますが、日にちをあけて再度移設ページへアクセスし、ご利用ください。

移設後について

移設が完了しているのに、サイトが表示されません。

移設完了のメールが届いたにも関わらず403エラーが表示される場合、 ブラウザがキャッシュを保持している可能性がございます。キャッシュの削除を行い再度アクセスをお試しください。
参考:キャッシュとはなんですか?

移設後に500エラーが発生します。

移設前に【users0xx、users1xx】をご利用の場合、Apacheのバージョン変更が影響している可能性がございます。上述の「Apacheのバージョン変更に伴う対処事例」をご確認ください。

その他備考