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平成24年第1回2月定例会-2月17日 総括質問(その4)

3つ目は、西広島駅周辺地区についてお伺いいたします。

JR西広島駅は、乗降客数が大変多いにもかかわらず、駅のバリアフリー化が未だ行われておりません。また、アストラムラインの延伸や己斐中央線の整備、北口整備など多くの課題を抱えています。市として、決断するためにどのような態度で臨むのかお答えください。

4つ目は、白島新駅についてお伺いします。

白島新駅は、市が新たに整備する交通結節点です。当然そこには人が集まります。騒音問題や白島新駅周辺のまちづくりについてどのようにお考えですか?お答えください。

5つ目は、東部立体交差事業についてお伺いします。

東部立体交差事業は、今でいう広域行政などという言葉が一般的でない時代、広島県、広島市、府中町、海田町、JRが協議してできた都市計画事業です。平成19年にスケジュールの見直しが行われ、当時の道路交通局長の議会答弁では、財政的に実施可能な計画とするための検討を行い、完成年度を平成34年度に変更した。このスケジュールは、県・市で合意した実施可能な計画であり、着実に事業を進めていきたいといわれました。この度、所管局から、現在、全庁的に行っている「事務事業の見直し」の一環として、この事業の見直しは避けて通れないと考えている。このため、平成24年度当初予算には、この事業に係る詳細設計費を計上せず、今後、共同事業者である広島県とともに、昨今の公共事業を取り巻く環境を踏まえ、関係機関や住民の理解が得られるどのような見直しが可能なのか検討するといわれました。一体どこでどうなったのか、全くわかりません。平成19年当時と現在の広島市の財政状況はほとんど変化ありません。変わったことと言えば、知事が藤田知事から湯崎知事に、市長が秋葉市長から松井市長に変わったことぐらいです。トップが代わって方針が変化し、見直しの判断をされたのであれば、その決断の真意をお聞かせください。

見直しにより、計画が変更される場合は、すでに用地買収している用地の活用や、代替施設を示す必要があると思いますが、どうですか?お答えください。

次に、第3セクターについてお伺いします。

この質問は、広島市に訪れた国内外の方が、最初に訪れる場所、平和公園に最も近く、おそらく最初に訪れる繁華街紙屋町地区の活力向上策を考えるうえで、旧市民球場の跡地と地下街開発株式会社についてお尋ねいたします。

まず、旧市民球場の跡地の活用策についてお伺いします。

皆さんは、昭和63年4月に策定されたひろしまピースタワー構想をご存知でしょうか?当時の人は、どのようにして、広島市に人を集めるかを真剣に考え、宇品に原爆、戦争の恐ろしさを伝え続けること、同時に生きることの尊さと素晴らしさを感得し、人類の未来を切り開く広島市民と世界の人々を結ぶ象徴的な意味を包含した次世代に残す最良の贈り物として建設しようと努力されました。思いますに、旧市民球場の跡地は、戦後復興の象徴としての旧市民球場が現にあった土地であり、未来への懸け橋を作るという意味では、同様の意義があると考えます。会派を代表しての総括質問ではありますが、私の考えとして、旧市民球場跡地にひろしまピースタワーを提案いたします。これまでの跡地の検討においてもタワー建設は提案されているものですが、少し具体的に提案内容をお示しいたします。まず、タワー上部の展望台の高さは、原子爆弾がさく裂したとされる高さとします。その位置から原爆ドームと平和公園の望むことで平和への希求を体現する。テナントとして商工会議所ビルのタワーへの移転を始め、劇場、免税店、など中心市街地でしかない魅力を最大限あげる。また、電波塔の機能を設け、広島市における電波発信基地とすることで、収益性とともに、将来起こりうる防災無線基地ともする。建設予定の土地は国の土地ですから市が国から買い取る。このタワーは、基本的に民設民営で、市は国有地の取得、都市計画の変更を行う。タワーを建設することで、広島市が現在公表している年間入込観光客数1000万人の少なく見積もって約1割、100万人の集客は見込め、平和公園、原爆ドームを訪れた方の動線が、相生通りを渡り、中央公園の回遊性が高まる。空虚な現実的でない絵空事だとお思いでしょうか?しかし、あの場所にタワー建設をと過去、商工会議所も提案されたことがあります。建設費が問題になると思いますが、東京スカイツリーの建設費が約700億円ですから、当時試算された約1000億円より技術の進歩により安くなると考えられます。さらに、市の投資は、最小限に抑え、民設民営で行えるよう計画でき、かつ採算性が合えば、広島市にとって、都市の活性化には、十分に資すると考えます。この提案について検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか?

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