今日は、エイプリルフールですね。どんな奇想天外な嘘をつこうかな。
こんなこと言ってる割に、言うの忘れて毎回、
日没サスペンデッドを迎えるんですよね。

今回の議題は 「読者を育て、そして読者に育てていただく」 です。
ワナビ小説講座♪ 第2回を迎えました。
電子書籍というもの、思った以上に本は売れてくれません。
電子書籍産業に参入して1年以上を経過した人なら、
電子書籍がいかに売れない代物なのか、よくわかると思います。
小説家になろうが、なぜあれだけ大きなプラットホームとして成り立つのか。
無料だからという理由だけでは説明がつかないような気もします。

小説家になろうに参入している人たちの年齢層は、
たぶん中学生、高校生も含め、思った以上に年齢層が広いのかなとも思いますし。
クレカや決済の手間がなく、簡単に情報を共有できる点が、
KDPと比べて受けているのかなとも思います。

さて、本題の「読者を育て、そして読者に育てていただく」ですが、
これは読んで字のごとしで、作家が読者を育て、そして読者に作家も
育てていただくという意味です。そこには相互扶助の関係が成り立つわけです。

あまり参考にならないレビュー、実際に本を読まずに書かれているレビューなど、
議論するまでもなく、取るに足りませんが、なかには有益な情報もあるはずです。
私は営業畑で仕事をしていた時期が長いので、物書きも営業と同じで、
顧客に育てられ、顧客をランクアップして育てていくという点について
どちらも同じ作業だと思うようになりました。

1冊本を買い、2冊目を買って貰う。そして3冊、4冊と続けて本を購入してもらい
読者を育てていく。最近になって思うのですが、読者は酷評も含め、
作家との対話を求めているのかなと思うようになりました。だから敢えて
かんに障るようなことを言ったりして、気を引こうとしているのかななんて。

酷評レビューを書く人についていえば、普通なら、自分と作風が合わなければ、
常識的に考えて2冊目は買わないと思いますが、
それでも2冊目、3冊目と敢えて本を購入していくのは、ある意味、
深層心理の部分で作家と対話を持ちたがっているのではないのかなと
思えますし。口では嫌いといいながらも、相手が気になって
仕方がないのだろうと思います。
でなければ、嫌いな作家を無視するでしょう。粘着したりしないはずですよね。

話が脱線しました。読者を育てる作業。それはブログであったり、
ツイッターであったり、情報をワンウェイではなく、相互間に行き交うように
できればベストですよね。私はしばらく、電子書籍関連をほったらかしに
していましたので、既存の読者も離れてしまいましたが、
今、本を売り出している方、どうぞ読者を育てていくつもりで、
ツイッター等、利用してみてはいかがでしょうか?

本が40冊、売れている頃は、私の本を読み、感想を言ってくれる読者が
大勢いました。今は活動していませんので、対話がありませんが、
もし本気で作家を目指しているのなら、ツイッター、ブログ等、
ツールを利用して、読者に様々な話題を提供すべきだと思います。
10、話題を提供しても、それを読んでくれてる人なんて、1にも満たないと思います。
しつこいと思われるほど宣伝したって、気にとめてくれる人を探す方が
難しいくらいだと思います。

読者は対話を求めているのかな。最近になって、この当たり前のことに
気付くようになりました。読者との距離がうまく保てている作家は、
なにげに本も売れているような気がしますね。私は今現在、休眠中なので
この2歩、3歩手前くらいの状態です。

 「読者を育て、そして読者に育てていただく」 。
ぜひ心がけてみてください。