2016年3月31日13時28分
埼玉県の女子中学生(15)が行方不明になり、約2年ぶりに保護された事件で未成年者誘拐容疑で逮捕された東京都中野区東中野3丁目、寺内樺風(かぶ)容疑者(23)が31日午前、入院先の静岡県伊豆の国市内の病院からヘリコプターを使って埼玉県警に移送された。県警によると「弁解することはありません。私が誘拐した女子生徒とは何の面識もありません」と容疑を認めているという。
埼玉県警朝霞署(朝霞市)では午前11時から、伊藤幸男(さちお)・県警捜査1課長と多ケ谷英治署長が記者会見した。約40人の報道陣が集まった。伊藤捜査1課長は、寺内容疑者と女子生徒の接点について「調べで明らかにしていく」と述べた。
説明では、捜査には延べ7500人を投入。517件の情報が寄せられたが、これまでに寺内容疑者が捜査線上に浮上したことはなかったという。県警は今後、寺内容疑者が女子生徒を知った経緯などを調べる。
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