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 自民党の二階俊博総務会長は30日、訪問先のニューヨークで、安倍晋三首相が夏の参院選に合わせて衆院解散・総選挙に踏み切る可能性について、「首相がやる気だなということは誰が考えても分かる。もう相当の腹を固めているのではないか」と記者団に語った。

 来年4月に予定されている消費税率10%への引き上げ延期については「今後の政局を占ううえで最大の問題点だ」と指摘。そのうえで、安倍首相が消費増税の延期を決めた場合でも、衆院選で国民の信を問う必要は必ずしもないとの考えを示し、「大義よりも何よりも首相が決断したら解散だ」と述べた。(ニューヨーク=石田耕一郎)

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