音波がシャボン玉にあたる瞬間を可視化すると、こう見える!
ポイントは、体積の変化。
イギリス工学・物理科学研究会議(EPSRC)のフォトコンペで優勝作品のひとつに選ばれたというこちらの画像。私たちの目では見ることのできない音の波が空間に広がって、シャボン玉に接触する瞬間が捉えられています。
この実験に取り組んだのは、オックスフォード大学のバイオメディカルラボ(BUBBL)で研究に励むDario Carugo博士。実験では、シャボン玉の液体内に蛍光性の微小粒子を散りばめ、顕微鏡を使いながら、微粒子の動きがつくるパターンフローが観察されました。
さてこの状態をより詳しく説明すると、次の通り。音波が発生してシャボン玉に接触すると、内部の気体の圧力に変化が加わります。すると体積にも変化が生じて、それがシャボン玉表面を押したり引っ張ったりする動きとして現れるのだとか。そうして見えた動きのパターンが捉えられたのが、トップ画像なのです。こうした気体の動きに注目するCarugo博士は、人間の体内に薬が浸透するパターンを研究しているそうですよ。
Image by Dario Carugo/EPSRC
source: EPSRC
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(Rina Fukazu)
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