グルメの番組を見ていたわけです。
ある一般家庭の晩ごはんの模様を取材してたんですけど、子供のお箸の持ち方がすごくひどい。まったく食べ物を掴めていなくて刺すかむりやりすくい上げるような取り方。うわぁ親がちゃんと教えなかったんだなと思ってふとそのお母さんを見たら・・・
お母さんがまったく同じ持ち方だった(泣)
そりゃ親がちゃんと持てないのに「こら子供よ、箸の持ち方が悪い」とは言えないんでしょうね。幸いなことにウチの父母はちゃんとお箸持ってたし、祖母の前でお箸をちゃんと持たなかったら箸箱(知ってます?)で腕をパシッと叩かれるような家だったので、僕はちゃんと持てますよ。
そもそもそんなに難しくないし。
でもいざ調べてみると難しい持ち方がいっぱい載ってて「うわぁ」って。ここの角度がどうとか難しい説明がいっぱいあったり。子供に教えるなら少しでも簡単な方がいいし、子供が一人でできるようになれる方法がいい。
ということで、一番簡単な鉛筆の持ち方を書いておきましょう。で、この鉛筆の持ち方ができるとお箸の持ち方も勝手にできちゃいますから。誰にも聞けず鉛筆やお箸の持ち方が直せなかった人は夜中にこっそりと練習してみてください(^_-)
鉛筆の持ち方
- 鉛筆の先が自分の方に向くように置きます。
- 鉛筆を親指と人差指で上からつまみます
- そのままゆっくりと持ち上げて鉛筆先と反対側(シャープペンシルのノックする側)を自分の方に起こしていきます
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中指の使い方が少し難しいかもしれませんが、親指と人差指でつまむときに中指の爪がすこし鉛筆に触れるようにすると起こしてきた時に自然といい位置に収まると思います。
鉛筆は「握る」ものでなく指で「挟む」感覚です。挟んで動かすことで繊細に動かすことができるので力まなくなり疲れにくい鉛筆の持ち方が出来ると思います。
これを基本形に鉛筆の握る場所や指の伸ばし方などを自分流に変えてみてください。ここから先は手の大きさや指の長さなどで人によって変わってくる部分だと思いますので。
お箸の持ち方
実はお箸の持ち方は鉛筆の持ち方の応用編です。
一本を鉛筆と同じように持ちます。
親指と薬指で支えるように差し込みます。完成。
鉛筆を動かすように人差し指と中指で挟んでいるお箸だけ上下に動かして掴みます。下のお箸は動かしません。
この動画、わかりやすいですよ。
と、いうことで・・・
春はお花見や歓送迎会、幼稚園や保育園の入園式、遠足などで飲み食いの多い季節。外で恥ずかしい思いをしなくていいようにちょっと練習してみるのもいいかもしれません。
「いやもうクセだから直らない」と言いたい人もいるとは思いますが・・・あの桑マンこと桑野信義さんも今はきれいな持ち方に直されたそうですよ。
それでもちょっと自信が無いなあという方は・・・矯正のお箸もありますよ!