こんにちは、近江陽一郎です。
突然の報告になり、申し訳ありません。
私、近江陽一郎は、2016年3月31日で、俳優集団D-BOYSを、そして芸能界を、卒業致します。
今まで支えてくれた人、助けてくれた人、待ってくれている人たち、そして応援してくれている皆さんを裏切る行為になるんじゃないか。
今、卒業しても10年後の自分は本当に後悔しないのだろうか。
何度も考えて、出した結論です。
実は、2016年になってすぐ、祖母が急死しました。
前日まで元気で、親族や友人たちと集まって楽しく新年会をやっていたそうです。
本当に急なことだったので驚きました。
ですが、考えてみると、祖母は70代になっても、息子や孫、友人たちと大好きなゴルフや温泉旅行に行って、思いっきり笑って遊んで、人生を最後まで全力で楽しんでいたんじゃないかなと思います。
後悔はしていないと思います。
祖母との思い出は、いつも笑顔なんです。
だから、羨ましいくらい素晴らしい人生だなって思えたし、葬儀には本当にたくさんの人が来てくれました。
祖母との楽しかった話を、たくさん聞かせてくれました。
素敵な写真を、山ほど見せてもらいました。
自分も悔いは残したくない。
祖母の人生を見ていたら、そんな気持ちが強くなりました。
実は、学生のころから思い描いてきた夢があるのですが、それは今とはまったく違う仕事で、そこに挑戦できずにいることが、ずっと心のどこかで引っかかっていました。
芸能界では、自分のやれることを精一杯にやってきたつもりです。
かっこ悪くても、自分なりに足掻いてきました。
やり残したことはありません。
むしろ、昔からの夢を見て見ぬ振りしてしまうほうが、いつか後悔してしまうと思うんです。
今が、ラストチャンスなんです。
こういった考えから、新たな道に挑戦するため、このタイミングで芸能界を卒業する決心をしました。
まだまだ、これから先も辛いことや苦しいことがたくさんあると思います。
でも、今日のこの気持ちを忘れずに、これから先も一生懸命に生きていきます。
温かく送り出してくれたら嬉しいです。
芸能界で過ごした時間は、嬉しいことも、辛いこともありましたが、本当に幸せでした。
自分を支えてくれた関係者の方たち、家族、友人、そしてなにより、応援してくれた皆さん、決して大げさではなく、誰か1人でも欠けていたら、今の自分はここにいません。
20歳で芸能界入りし、今日までいろんなことがありましたが、この7年近い時間は、一生忘れることのできない、とても大きな宝物になりました。
本当に、ありがとうございました。
そして、これから先もどうか、よろしくお願いします。
近江陽一郎
≪スタッフからのお知らせ≫
2016年3月31日(木)をもちまして、近江陽一郎オフィシャルブログ「近江の日常」を終了させていただきます。
皆様には本ブログを通じ、温かいご声援をいただきましたこと、改めて御礼申し上げます。
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