静岡県西部唯一のカトリック系ミッションスクール 浜松海の星高等学校です。2011年、「英語の海の星」が生徒一人ひとりの目標達成のために、さらなる進学強化プログラムを始動しました。Uminohoshi High School is located in Hamamatsu, Shizuoka Prefecture, Japan, and is the only Catholic mission school in Western Shizuoka.
  • 文字サイズの設定
浜松海の星高校ホームページ 浜松海の星高校へのお問い合わせフォームへ/電話の場合は053-454-5376 浜松海の星高校学校案内/DVDの資料請求フォームへ

海の星高校を巣立った先輩たち

たくさんの出会いで得たパワー
静岡県立大学国際関係学部 守屋 佳奈さん
【平成27年 特別進学コース卒業/積志中学出身】


 私は校舎の雰囲気がおしゃれ!というそれだけの理由で海の星を選びました。しかし運良く、この選択は大 正解でした。
 在学中はもちろん壁にぶつかることもありましたが、尊敬できる友達や真剣に向き合ってくださる先生方に支 えられて、乗り越えることができました。特に受験期には、クラスメイトの誰一人欠けることなく最後まで自分のた めに、クラスの仲間のために頑張りました。こんなに強くて優しい友達ができて、私は幸せです。
 そして、私はこの春から大学生です。新しいことが続き、圧倒されることも多いです。しかし私は、海の星で楽しい ことも悔しいこともパワーに変える力が身に付きました。その力を活かし、たくさんのことに挑戦していきたいです。
苦しいときに支え合える存在がいる
法政大学文学部日本文学科 高橋 美帆さん
【平成27年 特別進学コース卒業/入野中学出身】


 特別進学コースでは、皆がいつも、勉強はもちろん部活、ボランティア、学校行事などすべてに真剣に取り組 みました。だからこそ、お互いを認め合い、苦しいときに支えあえる存在でいられたのだと思います。
 苦しかった受験期も、素晴らしい友人と先生方が支えてくださったから、今私はこうして大学生活を謳歌でき ているのだと思います。大学では海の星高校で培った積極性を武器に毎日能動的に生活しています。海の星 での3年間を振り返り、多くの機会を与えてくださった学校に本当に感謝しています。
 「この学校に入学して良かった」海の星高校に入ってあなたもこう思える3年間を送りませんか?
自分の「好きなもの」が見つかる
損害保険会社勤務 加藤 悠子さん
【平成21年 特別進学コース卒業/浜松北部中学出身】


 「外国語を身につけて、世界中の人と話してみたい」こんな気持ちを持って、海の星への入学を決めました。
 引っ込み思案な性格で、なかなか自分に自信を持てなかった私ですが、自分は何が好きなのか、将来どんな 人になりたいのかをじっくり考えることで、少しずつ変われたのかなと感じています。
 高校生活を通して一生の友人や尊敬できる先生方に出会えたことも、大きな宝物です。
 現在は地元浜松で損害保険会社に勤務し、営業のサポート業務をしています。
 これからも海の星で学んだたくさんのことを胸に、日々精進していきたいです。
好きな仕事ができる喜び
昭和大学横浜市北部病院 松本 貴子さん
【平成6年 総合進学コース卒業/天竜中学出身】


 将来の夢は保育園に通っている頃から看護師と決めていました。正看護師の資格を取るまでは長い道のりで したが、人生の経験としては早くから病院勤めをして社会にもまれたことは今でも自信になっています。(正)看護 師の資格は全国どこでも通用する資格で安定した収入、結婚して子どもを産んでも自分を助けてくれる力強い 職業です。夢を実現するために、努力することはもちろん、好きなことを早く見つけ頑張れることを自分の物にして いくことが大切だと感じます。好きな仕事だから一生勉強して看護師としてステップアップしていきたいと思ってい ます。今は、癌患者さんの緩和ケア病棟に勤めています。患者さんとそのご家族の心に寄り添ったサポートを心 掛けています。患者さんを自分の家族だと思い、初心を忘れずこれからも看護の仕事を続けていくつもりです。
 皆さんも、一生勉強のできる好きなことを見つけ社会で活躍してください。
女子校は積極的に活動できるところ
青山学院女子短期大学現代教養学科日本専攻 澤木 藍那さん
【平成27年 総合進学コース卒業/曳馬中学出身】


 海の星での3年間は大きく自分を成長させてくれました。勉強だけでなく部活やボランティア、学校行事など 全てにおいて全力で取り組める環境があり、とても生活しやすい学校でした。女子校ということで、どんなことに も積極的に取り組むことができました。
 進学についてはかなり悩み避けようとしている自分がいました。2年生でも進路希望が定まらず、3年生に なっても進路に迷っていました。そんなとき、先生方が真剣に向き合い、また海の星には多くの指定校推薦先が あることも踏まえながら、相談に乗ってくれました。
 今こうして自分が希望していた進路先に進学することができたのも、海の星高校での3年間があったからだ と思っています。とても充実した高校生活を送ることができてよかったです。
部活も勉強も全うできた
慶応義塾大学 看護医療学部看護学科 高橋 のぞみさん
【平成27年 総合進学コース卒業/浜松北部中学出身】


 私にとって海の星は何にでもチャレンジできる夢のような学校です。バスケットボールもやりたい、大学にも行き たい、そんな様々な思いを抱えていました。今思うと、どちらとも納得のいくほど全うできたのは海の星だったから だと思います。 
 私は、今、看護師になるために大学で勉学に励んでいます。海の星でキリスト教に触れたことで身についた 精神が、看護に共通する部分が多々あり、海の星での学びが生きていると実感しています。海の星は最高の 仲間と出会える素敵な場所です。
 みなさんも海の星で最高のJKライフを楽しんでください。
将来を見据えて
東京外国語大学国際社会学部西アジア・北アフリカ 戸澤 瑛子さん
【平成26年 特別進学コース卒業/静岡大学教育学部附属浜松中学出身】


 海の星高校での3年間は今までの私の進路に対する考えを変えてくれました。それまで、私は海外で働きたいから大学は外国語教育に力を入れている大学に入ろう、やりたいことや仕事はそのあとで考えればいいとしか考えていませんでした。けれども、大学受験が近づくにつれ私は自分のやりたいことがわからなくなってきました。そこでいろいろな先生に相談しました。その先生はわざわざ時間を割いて私の相談にのってくれました。また、ある先生は、私が考えている職業についての資料を何枚も探してくれました。私にとって海の星高校は、将来のことをしっかりと見据えることのできた大切な場所です。
私の進むべき道を示してくれた
早稲田大学 教育学部国語国文学科 外川 眞理さん
【平成26年 特別進学コース卒業/浜松西部中学出身】


 私にとって海の星は、「発見」の場所でした。心をこめて丁寧にご指導してくださる先生方のもとで、様々なことやものに出会うことができました。喜びや悲しみを分かち合いながら互いに切磋琢磨しあえる友人と出会えたのも、日本文学の面白さを改めて知ることができたのも、この海の星高校でのことです。大学の4年間では高校で国語を学んでいたときの気持ちを忘れずにより深く勉強し、いつかは教えてくださった先生方のように国語というものの楽しさを誰かに伝えることができたらと思っています。校名が指すとおり私の進むべき道を示してくれた海の星は、私にとってとても心地の良い居場所でした。
一歩踏み出す勇気をくれた
(株)プレス・オールターナティブ 山田 加奈さん
【平成21年 特別進学コース卒業/北浜中学出身】


 海の星は、「可能性を広げる場所」でした。高校2年次の英国留学や卒業後の進路選択は、決意と覚悟が必要でした。その時、先生方や友人たちが踏み出す勇気をくれました。仕事で昨年は、カンボジアでの勤務の機会に恵まれました。現地では会計や商品の品質管理・開発を担当し、現在は日本の本部にて輸入業務を担当しています。
友達がいたから頑張れた
小学校教員 篠ケ瀬 彩佳さん
【平成21年 特別進学コース卒業/三方原中学出身】


 私にとって海の星高校は、仲間と刺激し合い高め合う場所でした。特進コースに所属しており、周りの友達と勉強を教え合ったり嫌な小テストに立ち向かったりしながら、学力を高めました。先生方の熱いご指導もあり、必死に勉強し志望大学へ進学しました。今では小学校教員として、子どもたちと元気に過ごしています。みなさんも、Catch the Future!
温かい雰囲気が大好き
浜松学院大学 短期大学部 佐藤 百華さん
【平成25年 総合進学コース卒業/富塚中学出身】


 海の星は私にとって温かい居場所です。
 一緒に頑張ってくれる先生や仲間にたくさん出会いました。みんなが家族みたいで、本当に海の星が大好きです。
 2年後の私は先生になっています。大好きな海の星のような居場所を子どもたちと作っていきたいです。
先生・友人がいたから頑張れた
聖隷クリストファー大学 看護学部 看護学科 知久 桃子さん
【平成26年 総合進学コース卒業/浜松南部中学出身】


 患者の心の痛みに寄り添える看護師になりたい、そんな夢を抱いたのは中学生の頃でした。海の星の特色である看護・医療・栄養系プログラムで将来必要になる理数科目を積極的に学び、夢に近づく努力をしました。サッカー部の部長も務めており、勉強と部活動の両立に励みました。辛い時もありましたが、先生や友人に支えられ乗り越えられました。海の星の3年間を糧に、これからも夢を追い続けたいです。
社会生活をする為に 役立つことも
グリー株式会社 絹村 友佳子さん
【平成14年 総合進学コース卒業/入野中学出身】


 高校時代は、何にでも積極的にチャレンジしていましたが、中でもダンス部で部長を務めたことはその後の人生に大きな影響を与えています。人間関係、自分で問題解決をすることなど、社会でやっていくために必要な経験ができました。最後まで私と向き合い、支えてくれた先生方にも感謝しています。そんな海の星高校は、わたしにとって安心して思いっきりチャレンジできる場所でした。
 現在は、サービスと人とを繋ぐコミュニケーションを色んな手法を用いてデザインする仕事をしています。職業柄、色んな人と関わり、早いスピードで常に新しいことを発信していくことが求められています。これからも楽しみながら頑張っていきたいです。
卒業しても心の支え になる存在
湖西警察署 森田 千偉子さん
【平成19年 総合進学コース卒業/西部中学出身】


 私が、海の星高校で剣道と勉強に打ち込んだ3年間は、本当に青春そのものでした。辛いことも悔しいこともたくさんありましたが、先生と仲間を信じ、目標に向かって共に努力することの大切さを学んだ3年間でもありました。進路を決めた3年の夏、先生方のサポートを受け必死に勉強しました。
 そして卒業後、静岡県警察官となり、責任とやりがいのある仕事に毎日が充実しています。挫けそうになることもありました。でもそんなときは、支えてくれた先生と仲間の顔を思い出し、頑張っています。
 私はこれからも海の星で学んだことを活かし、みんなの安全・安心を守る努力をしていきます。
良い学習環境で仲間と充実した日々
菅谷 杏奈さん
【平成26年 特別進学コース卒業/蜆塚中学出身】


私は特別進学コースでとても充実した毎日を送ることができました。少人数で授業を受けることで先生方との繋がりが強く、勉強や進路指導で一人ひとりに対して丁寧にサポートをしてくれました。だからこそ、海の星の特進は勉強をする環境が整ったコースだと思います。少人数でクラスが3年間変わらないことに、初めは不安を覚えましたが、仲間同士お互いのことをよく知っているので気を遣うこともなく、そして何よりも心強く感じました。
勉強や行事に真剣に取り組んできたがゆえに、ときには仲間同士の意見が衝突することもありました。でも、様々なことをクラス全体で乗り越えることで団結力がより高まり、かけがえのないものが得られました。
高い目標へ向かい、長い時間を同じ仲間と共有するからこそ得られる充実感を味わってみませんか?
いつだって女子が主役で積極的に
浅倉 万里子さん
【平成26年 総合進学コース卒業/新津中学出身】


私は総合進学コースで勉強と課外活動で充実した日々を送ってきました。
毎日の授業では集中して勉強をすることができ、放課後や休日には部活動や奉仕活動に積極的に参加しました。私は入学したときに、ボランティア団体「末広会」にだけは入ろうと思っていました。けれど、総合進学コースでたくさんの活動をしている先輩の姿を見て、末広会の他にも情報処理部と聖歌隊に入ることを決めました。
クラス委員を務め、生徒会長に任命されてからの学校生活は驚きと発見の連続でした。中学生の頃の引っ込み思案な私とは違う自分に出会うことができました。海の星での生活が私を変えてくれたのだと思います。クラスの仲間と一緒にたくさんのことを学びながら、色々な課外活動に取り組み、海の星高校で成長することができたと実感しました。海の星高校には夢に向かって頑張っている仲間がたくさんいます。あなたも素敵な仲間と一緒に新しい自分を発見しませんか。
自分の好きなところがたくさん見つかる
演劇コース卒業 加茂 智里
【平成25年 演劇コース卒業/浜松市立雄踏中学校出身】


演劇コースは自分の好きなことを存分に楽しめる場所です。そして、自分の好きなところをたくさん見つけられる場所です。
クラスでは、お互いの個性や良さを認め合い、信頼できる関係を築くことができます。
クリスマス・ファンタジアでは、舞台を作り上げることの素晴らしさや、多くの人への感謝の気持ちを再認識することができました。
皆で目標に向かって笑いあったり、涙したりする体験を繰り返して、堂々と自分を表現することができるようになりました。
高校から始めた陸上で大きく成長
畠山 佳澄
【平成24年 総合進学コース卒業/入野中学校出身】


私は陸上部で短距離の選手として活動しました。中学では3年間文化部に所属しており、陸上を始めたのは高校に入ってからでした。私がこの部活に入った理由は「走るのが好き」ただそれだけでした。しかし、いざ入部してみると他の部員との差は明らかでした。1年生の時は「辞めたい」と思ったことも多々ありました。それでも一緒に頑張り合える仲間や先輩方に支えられ、さらに2年生になった時には良い刺激を与えてくれる後輩を持ち、「強くなりたい」という向上心が芽生えたのです。それからは練習で泣いても吐いても「自分の限界までやってやろう」とポジティブな考え方ができるようになりました。3年生の時にはリレーメンバーにも選ばれ、引退まで一生懸命練習に励みました。そして、
私自身を成長させてくれたこの海の星高校陸上競技部に本当に感謝しています。
日本と世界をつなぐ架け橋になる
上智大学 法学部 国際関係法学科 小田 真由香さん
【平成25年 特別進学コース卒業/雄踏中学出身】


海の星での思い出は自分にとってかけがえのないものです。私は2年次に長期留学をしていました。留学をする1週間前にクラスメートがサプライズパーティーを開いてくれ、その時にもらった寄せ書きや世界に一つしかないタオルは今でも大切な宝物です。友達に恵まれた海の星での生活が楽しく、毎日が本当に幸せでした。辛い受験勉強も友達がいたからこそ乗り越えられたと思っています。
私は高校入学時から上智大学への進学を視野に入れ日々勉学に励んできました。指定校推薦か公募制で受験をしようと考えていたので1年時から定期テストや出席日数を意識し、また英語には特に力を入れてきました。小論文と面接の練習はほぼ毎日のように行い、夏休み中も毎日欠かさす練習をしていました。最後まで諦めずに頑張った結果、「合格」という喜びを掴み取ることがきました。
将来は外務省もしくは商社で働きたいと思っています。日本と世界をつなぐ架け橋になれるよう、今は英語だけでなく中国語も勉強しています。世界を股にかけるビジネスパーソンとしていつか皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。
積極的な行動力で世界は広がる
言語聴覚士 渡瀬 由美さん
【平成7年 普通コース(現・総合進学コース)卒業/天竜中学出身】


中学時代から英語が大好きでした。英語担当の先生が海の星の卒業生で、高校の様子を聞いていました。そして海の星に国際的なイメージを持ち、入学を希望しました。
海の星高校在学中は大好きな英語に積極的に取り組みました。2年生の夏にはニュージーランドに短期留学をしました。これがきっかけでもっと海外で勉強をしたいと考えるようになり、海外の大学の学校案内を自分で取り寄せ、ニュージーランドの語学学校に約1年間在籍した後に大学に入学しました。大学では言語学を専攻し、その後イギリスの大学院に進学しました。
イギリスで出会った友達がスピーチセラピー(言語聴覚士)をしており興味を持ちました。それから言語聴覚士として働き始めました。
高校卒業後から海外生活をしていますがホームシックになったことがありません。出会う人が皆温かく、環境に慣れようと行動していたからかも知れません。
現在はオランダ在住の方と結婚し子育て中で仕事はしていません。しかし引き続き語学聴覚士の仕事をしたいので、オランダ語の勉強をしています。
社会人になって活かせる経験ができる
臨床検査技師 坂口 実悠さん
【平成20年 総合進学コース卒業/曳馬中学出身】


臨床検査技師は、検査を行い、その結果を医師に伝える事が主な仕事です。基本的には患者さんと接する機会は少ないのですが、場合によっては患者さんに直接会って検査を行うこともあります。その時には、まず第一に患者さんの気持ちを考えて、少しでも安心してもらえるように、笑顔で接し話しかけるように心がけています。その患者さんから帰りがけに「ありがとう」と言っていただけると嬉しい気持ちになり、さらに後日、元気になったことが分かった時、この仕事のやり甲斐を感じます。
他者のことを一番に考えるという習慣形成に、高校時代に受けた宗教の授業が影響していると思います。授業内容は、人を思いやり、豊かな心を成長させる、というものです。堅苦しくなく、道徳の授業に似ているかもしれません。そういったことを学んでいるためか海の星の生徒は助け合う心を持って生活をしています。
3年間で一番力を入れていた吹奏楽部では、先生や先輩などへの礼儀を学ばせていただき、その経験は大学入試の面接でも活かすことができました。
海の星での3年間を振り返ってみると、学習面はもちろんですが、社会人になってから役立つことを多面的に学べる環境に恵まれていたと感じています。
海の星高校で培った自分を信じる力
エミレーツ航空・客室乗務員 鈴木 舞さん
【平成19年 特別進学コース卒業/フレッチャー ミドル スクール出身】


私は現在アラブ首長国連邦にあるドバイに在住し、世界中から集まる外国人クルーに囲まれ世界120都市の路線に乗務しています。外国人の同僚はもちろん、多国籍のお客様とのやりとりは全て英語で行われます。そんな環境に身を置こうと思うきっかけを与えてくれたのが、海の星で養った“自分を信じる力”でした。高校2年次に英語の先生の薦めで挑戦した英語弁論大会では、初めての経験に戸惑う私にネイティブの先生が毎日放課後の練習に付き合ってくれました。この経験から英語に対する向上心や探究心が強まると共に、国際的な仕事に就きたいと思うきっかけとなりました。当時の担任の先生から教えられた『プライドを持つのでなく、誇りを持ちなさい』という言葉を胸に留め、様々なことにチャレンジしていきたいと思います。
女子校ならではの団結力・結束力も 海の星の魅力です
静岡県交通安全協会細江地区支部 交通安全指導員 鬼頭 裕子さん
【平成17年 総合進学コース卒業】


私が今から約10年前に海の星高校を受験校に選んだ理由は、海の星高校の剣道部に所属しインターハイ出場を目指すためでした。残念ながらあと一歩のところで目標を達成することはできませんでしたが、目標に向かって仲間と共に夢中で駆け抜けた3年間で培った私たちの「団結力」は、今も私の誇りと自信です。
現在、私は交通安全指導員として多くの人に交通安全教育を行っています。交通安全活動を行うには様々な関係機関の方々とのつながりや協力・信頼がなければ成り立ちません。海の星高校で身に付けた何事にも積極的に取り組む行動力を生かし、これからもたくさんの方々との絆を大切に団結して交通安全の輪を広めていけたらと思います。
視野を広げてやりたい事にチャレンジ
コンサルティング会社勤務 田中 芙優さん
【平成21年 特別進学コース卒業/A.G.コックス ミドル スクール出身】


海の星在学中は勉強とダンス部の活動で忙しい日々を送っていました。特別進学コースでは高い目標の下にハードなプログラムが組まれているため、部活に所属しない人が大半です。必然的にクラス外に友達をつくる機会が少なくなります。しかし私の場合、部活動を通して総合進学コースの友達ができました。
また、在学中には新聞を読むことにも取り組みました。将来自分がやりたいことを明確にすることで自ずと進んで勉強をするようになります。そのためにはまず社会を知り視野を広げることだと思うのです。
進路については、2年生の時の授業がきっかけで、ビジネスを通じた発展途上国支援に興味を持ち、このような仕事に就きたいと考えるようになりました。 
高校卒業後は早稲田大学国際教養学部に入学し、英語で政治学や経済学を勉強しました。今年の4月から就職した会社は日系企業のインド進出を専門にコンサルティングしていますが、入社後すぐにインド出張がありました。わからないことばかりでしたが、入社してすぐに現場に入れる感動の方が勝りました。
将来は発展途上国を飛躍させるビジネスで起業することが目標です。
好きな仕事をするための環境選び
青年海外協力隊 益田 知永子さん
【平成18年 特別進学コース卒業/野木第2中学出身】


私は今、アフリカの赤道直下の国、ウガンダで青年海外協力隊としてお米の普及活動(種籾の配布、栽培指導、モニタリング、収穫後の問題の把握とその解決など)を行っています。慣れないバイク運転に泣きながらも、村落の農家さんと共に汗を流す充実した日々を送っています。
海外での生活は言葉も文化背景も異なるため楽しいと同時に辛くもあります。壁にぶつかった時、高校で得た教訓の数々が私を励まし、前進させてくれます。
高校時代、勉強や部活、行事において頑張っている人が周りにいたお陰で、良いプレッシャーが常に私を前に押してくれました。目の前のことに精一杯取り組む大切さを教えてくれたのは周りの仲間たちです。海の星には知的興奮をかきたててくれる授業、人生についてじっくり考える機会を与えてくれる宗教の授業、ボランティア活動やカトリックのイベントなど興味深い個性的な行事があります。プラスの刺激を自然に受けられる恵まれた環境でした。
ほとんどの人にとって高校選びは自分の意志を反映する最初の選択ではないでしょうか。どんな環境にせよ結局は自らが発展しようと志さない限り、何も進展しないと思います。おぼろげでも自分の理想を意識しながら生活すれば、プラスの刺激が舞い込んでくると私は信じています。それにちょっとの勇気と行動力を加えれば、きっと自分を前に突き動かしてくれる恵まれた環境に身をおくことができるはずです。
そのことに気づかせ、体験させてくれたのが海の星高等学校での3年間でした。高校時代を経て私は環境選びに貪欲になりました。だから今、自分がやりたいこと、好きな ことを仕事にできているのだと思います。今日も自分が置かれた環境に感謝しながら、 仕事を楽しく頑張ります!
世界へと目を向けさせてくれた海の星高校での経験
上智大学卒業 古橋 侑佳さん
【平成20年 特別進学コース卒業】


海の星高校での3年間は私に充実した学習と生涯の貴重な体験を与えてくれました。特進コースの魅力はクラスの仲間と勉学に真剣に向き合い、課外活動にも勉強とのメリハリをつけて切磋琢磨する環境です。放課後も入試に向けた実践的な補講があり、熱心な先生方も全力でサポートして下さいました。受験の際には一人ひとりが大きな目標を持ち、始業前、昼休み、放課後も有効に使い勉学に励みました。学校行事ではクラス一丸となって取り組み、部活動や末広会活動にも積極的に活動していました。また1年間のアイルランド留学からも貴重な体験をし、多くのことを学びました。
このような充実した体験から導き出した答えが、大学でジャーナリズムを学ぶということであり、ボランティア活動に携わり社会と関わるということです。また自分が知らない世界を体験してみたいと思い、世界中を旅行しています。
海の星高校での特進コースでは自分の将来につながる学習と体験、そして熱心な先生方と生涯の友人に出会うことができました。
生徒一人ひとりの夢を一緒に育ててくれる温かい環境
モデル 峰 えりかさん
【平成15年 総合進学コース卒業】


「将来はファッションの世界で活躍したい」という夢を初めて意識したのは海の星で過ごした高校時代でした。当時は服飾のデザイナーになりたいという夢を持っていたんですが、周りの友人はもちろん、先生たちも私の夢を知っていてくださり、色々なアドバイスやチャンスをくれました。
例えば、当時まだ始まったばかりだった海の星高校の演劇舞台「クリスマス・ファンタジア」。その舞台で使う衣装のデザインを、なんと先生から任せてもらったんですよ!みんなに励まされながら一生懸命デザインを考えたのも、本当に良い思い出です。
モデルとして、一人の女性として、海の星で培った「愛と奉仕」の精神をいつも心に抱いて頑張っています。
自分の進路や将来を決めた高校時代
看護師 馬嶋 理紗さん
【平成15年 総合進学コース卒業】


高校時代を振り返ると、楽しい思い出ばかりだったような気がします。たくさんの友人や優しい先生に囲まれ、毎日が充実していました。高校時代は部活動に所属していませんでしたが、
生徒会役員として活動しており、行事活動や日々の学校生活をより良いものにするよう取り組みました。また、月に1回老人ホームへのボランティア活動に行き社会活動にも参加しました。友人や先生との関わりやそれらの活動から、高校時代に得たものは非常に多いと感じています。
私は高校入学時は、英語コースに在籍していました。英語が好きでもっと勉強したいという気持ちが強かったからです。しかし、昔から看護師になりたいという夢があった為、2年に進学する際に総合コースの理数クラスへの変更を決めました。英語コースの友人と離れるのは寂し
く、このまま英語コースへ進学したいという気持ちもありましたが、看護師になるという昔からの夢を叶えるためと思い決断しました。変更後も多くの友人に出会い、理数科目の学習にも取り組むことができました。進路を決定する際は、担任の先生や進路指導の先生、両親に相談しました。受験勉強の際は、周りが推薦入学で進路決定していく姿を見ると心が折れそうになることもありましたが、老人ホームへのボランティアで得た喜びや1日看護体験を通して強まった看護師への夢が私を支えてくれたような気がします。また、先生方は熱心に進路や勉強の相談に乗ってくださり、その支えもあって無事看護学校に合格しました。
そして看護学校を卒業し、晴れて看護師として働くことができました。念願の看護師になってからは、仕事が忙しく大変なことも多くありますが、患者さんと接することは楽しく笑顔で働くことができました。現在は結婚し、出産を控えているため休職していますが、また子育てが一段落したら看護師として復帰したいと思っています。海の星高校で過ごした3年間は私にとってかけがえの無いものであり、友人や先生方には本当に感謝しています。これからも高校時代に学んだことや経験したことを生かし、日々充実した生活を送っていきたいです。
吹奏楽の力、音楽の力で
被災地の方々の手助けになりたい

航空自衛隊音楽隊 佐藤 恵さん
【平成19年 総合進学コース卒業】


私は高校時代に吹奏楽部に所属していました。部活を通して多くのことを学びました。
自衛隊音楽隊に就職し、高校3年間よく言われた努力の大切さや周囲に感謝する気持ちを忘れずに毎日を送っています。
現在北部航空音楽隊に配属され、主に北海道、青森、岩手、秋田で活動しています。先の震災では少しでも手助けになれればと被災地にも出向きました。小学校や中学、高校で演奏したり音楽教室を開いて多くの人たちと交流を深めています。
表現し、感動を共有できる素晴らしい経験
ダンサー 美和 彩香さん
【平成16年 演劇コース卒業】


こんにちは。私は現在サンリオピューロランドにてダンサーをしております。 海の星の演劇コース時代は毎日とても充実していました。
舞台の世界は決して一人では成り立ちません。同じ目標を持った仲間と協力してひとつのものを作り上げる大変さ、楽しさ、そしてできた時の達成感。これらのすべてを在校中に経験することができました。そしてその経験は、現在の職業にも活きていますし、私自身の心の成長にもつながりました。
さぁ、思い切って自分を表現してみましょう !
それが相手に伝わったとき、喜びと感動が頑張る勇気になります。
みなさんも海の星で、本当の自分に出会ってみませんか?
今も昔も、やっぱり舞台が好き
劇場スタッフ 戸田 有紀さん
【平成20年 演劇コース卒業】


演劇コースと言えばクリスマス・ファンタジア。これをきっかけにクラスの団結力が増し、日々刺激し合い成長していける、そんな仲間との学校生活でした。
そこで私は舞台照明に引き込まれ専門学校であえて舞台ではなくテレビ照明専攻で勉強しましたが、舞台が忘れられず今は都内の劇場に就職しています。
全国的にも珍しい演劇コースは一般教科も学べ、頭だけで考えるだけでなく心で感じる大切さも学べた気がします。
大好きなミュージカルを大学でも専攻
昭和音楽大学 音楽芸術運営学科ミュージカルコース 卒業 田中 里佳さん
【平成22年 演劇コース卒業】


演劇コースではたくさんの貴重な体験をさせて頂きました。クリスマス・ファンタジアではアクトシティ浜松という大舞台に立たせていただき、卒業公演では3年間共に過ごした仲間と思い出に残る舞台を作り上げることができました。
私は今、ミュージカルの勉強をしていますが海の星でのたくさんの経験がとても役に立っています。大学では素晴らしい先生方や刺激しあえる仲間がいて日々勉強になることばかりです。高校での経験を生かしてこれからも前向きに頑張っていきます。
演劇コースで培った能力を美容師の仕事でも発揮
美容師 竹島 光絵さん
【平成19年 演劇コース卒業】


私の演劇コースの一番の思い出はなんと言っても卒公です! 「人を感動させるってこんなに楽しいんだ」と改めて実感しました。
今は美容師をしていますが、演劇コースで培ったコミュニケーション能力と表現力はとても役に立っています。新人の美容師は、どうしてもお客様とうまく喋れなかったりするんですが、私は新人の頃から何の躊躇もなく喋っていたそうです(笑)。
高校時代の友達とは今でもよく連絡を取り合います。同級生と家族のような絆が生まれるのも演劇コースならではの魅力だと思います。