樋渡啓祐さんのセミナー報告書

平成28年3月29日㈫10時から
東京都中央区八丁堀1-9-8 八重洲通りハタビル
アットビジネスセンター東京駅八重洲通り にて
地方議員研究会主催
樋渡啓祐セミナー


【武雄市のICT教育】
・既にあるものを使う
  沢山看過している良いものが身近にある
・外の血、空気を入れる
  外部の人間の意見もまちづくりには大切
・教育は大事
  小さいうちから作っていかないと、大きくなってからでは遅い。子供たちを教育し、これからの時代にそなえる
・学力テストのグラフを確認すべき
  平均値に安心することなく、M字傾向でないことを確認する
・学校は抜き打ちで訪問すべき
  本当の姿、問題点が見えてくる
・子供に自信を持たせるべき
  ひとりで生きていける大人をつくる
・子供からiPad導入後の利用状況のアンケートをとり、行政でフォロー
  佐賀県武雄市では、iPad導入に120百万円かかったが、道路や橋など使わないインフラを後回しにして資金を作った
・基金に多額のお金を置いておく必要はない
  総務省の官僚であった樋渡啓祐さんからして、基金の有効活用が必要
・スマイル学習、反転授業、教職員や親の理解・協力が必要不可欠
  先生と親の理解を得ながら突き進む
・ネタはばらす、拡散、シェアしていく
  帳場制により、地域全体が相乗効果で盛り上がるべき
・武雄市、東洋大学、DeNAで組む
  単品では力は「1」でしかないが、複数がコラボすることで、「1+1」が「3」や「10」になる
・不登校、いじめ減った
  わかる=楽しい、理解できると勉強が楽しくなり、不登校やいじめは減る
・体育と音楽に英語を絡ませる
  これもコラボが効果的
・まずはやってみる。プロジェクトチームは後からつくる
  プロジェクトチームを作ってから動いていては遅い。思いついたら即実行!
・人は見た目で判断しか出来ない
  プログラミング教育には川崎修平さん等、有名どころを使う
・動画は効果的
  平面より立体で
・枠組みは上から、納得は下から
  行政が大枠を決め、住民が細部を決めて自分たちで動く
・小学校1~4年生がターゲット
  それ以降では遅い、その前では早い
・税収増 → 教育向上 → 移住定住
  佐賀県武雄市は税収が増えた分を教育にまわしたことで、全国から人が集まるようになった
・Wi-Fi環境整備は旧石器時代の発想か
  現在ネット環境は相当に整備されており、あえて使い古されたWi-Fiを業者から買ってあげる必要があるのか?


【武雄市の図書館】
・行政が出来ないというのは、面倒でやりたがらない
・常識はまず疑う
・財政調整基金について聞かれると行政はこたえる
・PCを議場へ
  とても便利
・ブランド作りは一番上から攻める
  レモングラスを伊勢丹新宿本店で売り出した
・皆がウキウキする必要あり
  ウキウキしなかったら人生楽しくない
・フレーズは短く、インパクトが大事
  消費者の心に即落ちるものがいい
・自分たちが行きたいものを作る
  自己満足の箱モノを作るのではなく、お客さんが求めているものを提供してあげる
・税金で動いているのに、図書館休みすぎ
  武雄市の図書館は年中無休朝9時から夜9時までオープン。詳しくはネットで検索願います
・たとえ田舎でも、良い病院、良い書店、良い住宅がそろっていれば人は集まる
  CCC会長の根底にある考え
・スピードは最大の付加価値
  出遅れると埋没する
・戦略に基づく戦術
  体系化し細分化して攻める
・言葉の切り返し大事
  不可能と思われることも解釈次第で突破できる
・不便は言い訳にならない
  不便さを逆手に取った攻め方を考えろ
・相手が求めているものを提供してあげる
  買ってくれないのは、相手が求めていないものを提供しているから
・指定管理者制度の7~8割は失敗
  目的外使用を付加しないと、もうからない
・CCCやスタバからの家賃収入は、すべて本の買い増しに使う
  ビジネスが成功するように仕向けてやる、カフェは欲しい
・最終を決めて動く
  CCCとの合意からオープンまで、たった1年
・政治は足し算、行政は引き算
  政治家は目標を目指し、行政職員は決められたことを逆算して取り組む
・女性が来ると男性も来る、ターゲットは高齢者
  的を絞れ
・図書館はまちづくりのエンジン
  田舎には大企業がない、役所が最大の企業、これを活かせ
・良いものには人が勝手に集まる、
  ドラスティックに変えろ、エッジをきかせろ、直感を信じろ
・人は見えるものでしか判断できない
・ストーリー(Story)はヒストリー(History)になる
・住民を巻き込め



2016年03月30日 Posted by中村なおあき at 13:20 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。