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新潮フラッシュニュース
作家の貴重な肉声を公開! 「作家自作を語る」

 新潮社では、1975(昭和50)年から2006(平成18)年3月まで、「作家自作を語る」というテレホンサービスを実施していました。著者の肉声による新刊本紹介の録音を約3分にまとめ、留守番電話で読者に聴かせるというものでした。
 1997(平成9)年からは、新録音源を並行して当時のホームページに公開するようになりましたが、2006年テレホンサービスと前後して終了。約1,000名の著者による約2,000件の談話を記録した膨大な録音テープが遺され、以後は利用の機会がなく社内に保管されておりました。
 このたび、これらの貴重な音声記録を、読者サービスとして当ホームページで公開していくことになりました。著者が作品に込めた想いを読者に直接伝えることが、新潮文庫や電子書籍に接するきっかけづくりになれば……との狙いもあります。
 まずは著者・著作権継承者の了解をいただいた24名による談話47話を、第1期として4月1日(金)に公開する予定です(一部は翌週以降)。その後は、1週に1本程度、新しい談話を紹介していきます。
 では、どうか楽しみにお待ちください!



 第1期公開の作家名、作品名、刊行年月は以下の通りです(1作目の刊行順)。

 遠藤周作
  『彼の生きかた』 1975(昭和50)年3月
  『悲しみの歌』 1977(昭和52)年1月
  『侍』 1980(昭和55)年4月

 有吉佐和子
  『複合汚染〔上〕』 1975(昭和50)年4月
  『複合汚染〔下〕』 1975(昭和50)年7月

 城山三郎
  『官僚たちの夏』 1975(昭和50)年6月
  『毎日が日曜日』 1976(昭和51)年4月

 新田次郎
  『銀嶺の人』 1975(昭和50)年10月

 池波正太郎
  『剣の天地』 1975(昭和50)年10月
  『おとこの秘図』 1977(昭和52)年8月
  『忍びの旗』 1979(昭和54)年2月
  『日曜日の万年筆』 1980(昭和55)年7月 【4月22日 公開予定】

 星新一
  『たくさんのタブー』 1976(昭和51)年2月

 山崎豊子
  『不毛地帯』 1976(昭和51)年7月
  『沈まぬ太陽』 1999(平成11)年9月 【4月15日 公開予定】

 白洲正子
  『私の百人一首』 1977(昭和52)年1月

 沢木耕太郎
  『人の砂漠』 1977(昭和52)年11月
  『一瞬の夏』 1981(昭和56)年7月
  『深夜特急』 1986(昭和61)年6月
  『深夜特急 第三便 飛光よ、飛光よ』 1992(平成4)年10月

 筒井康隆
  『富豪刑事』 1978(昭和53)年5月

 藤沢周平
  『用心棒日月抄』 1978(昭和53)年8月
  『本所しぐれ町物語』 1987(昭和62)年3月
  『ふるさとへ廻る六部は』 1995(平成7)年5月 【4月8日 公開予定】

 向田邦子
  『思い出トランプ』 1980(昭和55)年12月

 井上ひさし
  『吉里吉里人』 1981(昭和56)年8月
  『自家製 文章読本』 1984(昭和59)年4月

 宮本輝
  『錦繍』 1982(昭和57)年3月
  『夢見通りの人々』 1986(昭和61)年3月
  『優駿』 1986(昭和61)年10月
  『地の星―流転の海 第二部―』 1992(平成4)年11月
  『私たちが好きだったこと』 1995(平成7)年11月

 小林秀雄
  『本居宣長』 1983(昭和58)年4月

 大江健三郎
  『人生の親戚』 1989(平成元)年4月

 井上靖
  『孔子』 1989(平成元)年9月

 宮城谷昌光
  『晏子』 1994(平成6)年10月
  『玉人』 1996(平成8)年7月
  『楽毅 〔一〕〔二〕』 1997(平成9)年9月
  『楽毅 〔四〕』 1999(平成11)年10月

 乃南アサ
  『凍える牙』 1996(平成8)年8月
  『鎖』 2000(平成12)年10月

 帚木蓬生
  『逃亡』 1997(平成9)年5月
  『安楽病棟』 1999(平成11)年4月

 町田康
  『夫婦茶碗』 1998(平成10)年1月

 恩田陸
  『六番目の小夜子』 1998(平成10)年8月

 平野啓一郎
  『一月物語』 1999(平成11)年4月

 林真理子
  『花探し』 2000(平成12)年4月

2016年03月25日  

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