さようなら、憂鬱な木曜日

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さようなら、憂鬱な木曜日

サラリーマンの投資ログなど

本命はどれだ!有望そうな人工知能(AI)関連銘柄32社をまとめてみた

投資 投資-人工知能関連銘柄

ここ最近、人工知能関連のニュースが一気に増えた気がする。

Googleの人工知能(AI)が囲碁の世界チャンピオンに勝ったことが大きく報じられ、続いて、マイクロソフトが試験運用していた人工知能が「人種差別」を覚え、運用を停止したというニュースも話題になった。

個人的にとても興味深いのは、安倍総理直属の人工知能に関する組織を発足させる、というニュース。これは、人工知能社会を推進していくという姿勢を政府が見せている、ということだ。大きな流れができていると見ていいだろう。

そこで、今回は人工知能関連銘柄として、35社をピックアップしてみた。業種は様々。人工知能関連の事業によって、業績が大きく上振れる可能性を持った会社も多くあり、とても投資対象として魅力的である。

近い将来、私達の生活に人工知能が自然と関わってくる社会になるのかもしれない。

 

f:id:goodbyebluemonday23:20160331195305j:plain

1 ジグソー株式会社(3914) ビッグデータ解析

売上高 657百万円 営業利益 156百万円 (27/12期)
時価総額 約850億円

企業情報:クラウドやサーバーを対象にした自動監視システムを展開。初期導入費と月額使用料が収益源。

コメント:メイン事業から集積された膨大なビッグデータをもとに「Z14β」と呼ばれる人工知能を開発し、Iotデータコントロールサービスとして提供している。ビッグデータを得意とする当社と人工知能の相性は抜群といえる。しかし、ここ最近株価が高騰して少々割高感が…。

ジグソー、「人工知能」によるIoTデータコントロールへ | IoTニュース:IoT NEWS

 

2 ザインエレクトロニクス株式会社(6769) 半導体

売上高 3,488百万円 営業利益 312百万円 (27/12期)
時価総額 約196億円

企業情報:ファブレス半導体企業の草分け。自社ブランドの集積回路を開発。テレビから産機軸に構造転換。

コメント:今年1月より電源モジュール市場へ進出。人工知能用プロセッサの開発へ。また、中国のZhicheauto社が進める人工知能を通じた自動車制御システムのプロジェクトにおいて、核心メーカーとして採用されている。

人工知能用プロセッサや画像処理用FPGA向け:ザイン、電源モジュール市場に参入 - EE Times Japan

 

3 株式会社テクノスジャパン(3666) ITコンサル

売上高 4,093百万円 営業利益 443百万円 (27/3期)
時価総額 約182億円

企業情報:SAP中心にERPソフトの導入を支援するITコンサル。ビッグデータ解析関連を育成中。

コメント:子会社であるテクノスデータサイエンス・マーケティング社が統計アルゴリズムを活用した人工知能製品「scorobo」を発表。また、コカ・コーラやSONYが採用している人工知能製品「Netbase」のアジア総代理店をつとめている。

テクノスジャパン---人工知能製品「scorobo」発表、配当政策は利益の8割以上還元 | 個別株 - 株探ニュース

 

4 CYBERDINE株式会社(7779) ロボット関連

売上高 631百万円 営業利益 △1,766百万円 (27/3期)
時価総額 約2,569億円

企業情報:ロボットスーツ「HAL」開発の筑波大発ベンチャー。レンタルによる医療・福祉サービス主体。

コメント:人工知能技術を開発するベンチャー企業PEZY Computingへ出資。ロボットスーツ「HAL」への人工知能搭載を目指す。

CYBERDYNE、「HAL+人工知能」に乗り出す:介護:日経デジタルヘルス

 

5 クルーズ株式会社(2138) ソーシャルゲーム

売上高 20,841百万円 営業利益 2,273百万円 (27/3期)
時価総額 約333億円

企業情報:「モバゲー」向けソーシャルゲームが主力。14年初からスマホアプリ強化。衣料品ネット通販育成。

コメント:運営するファッション通販サイトにカラフル・ボード社が開発した人工知能「SENSY」を導入。ファッションセンスを学習する人工知能。より精度の高いレコメンドエンジンを提供する。今後は今日のファッションを人工知能に決めてもらう時代になるのかな。

ファッションセンスを学習する人工知能「SENSY(センシー)」日本最大級ファストファッション通販「SHOPLIST.com by CROOZ」に試験導入 : 【ニュースリリース】 : 科学・IT : 読売新聞

 

6 株式会社UBIC(2158) データ解析・分析

売上高 6,274百万円 営業利益 266百万円 (27/3期)
時価総額 約333億円

企業情報:法的紛争、訴訟の際、証拠保全など電子データ収集、分析行うコンピュータ解析事業が主。

コメント:人工知能「KIBIT(キビット)」を開発。2ちゃんねるやソーシャルネットにおける膨大な書き込みの中から危険度の高いものを検出。人工知能の学習により、より精度の高い検出システムとなった。うかつな書き込みは禁物。

UBIC、犯罪につながるTwitterや2ちゃんねるの書き込みを人工知能が検知するシステムを官公庁に提供開始 - ネタとぴ

 

7 さくらインターネット株式会社(3778) サーバ・クラウドサービス

売上高 10,576百万円 営業利益 964百万円 (27/3期)
時価総額 約42,310億円

企業情報:データセンター運営の業界大手。石狩のセンターは大規模な拡張を計画。08年、双日の傘下に。

コメント:ディープラーニング(深層学習)や人工知能の分野に適したGPUクラスタを使ったサービスを発表。ディープラーニングクラウドASP事業も開始した。

さくらインターネットがGPUクラスタを使ったサービスを発表、今夏リリース予定 | ITソリューション - スラド

UEIとさくらインターネットが業務提携し、 ディープラーニングクラウドASP事業を開始 : 【プレスリリース】: ライフ : 読売新聞

 

8 株式会社ロゼッタ(6182) 翻訳サービス

売上高 1,402百万円 営業利益 129百万円 (27/2期)
時価総額 約98億円

企業情報:人工知能とWeb検索活用の自動翻訳サービス・ソフトを提供。専門的な産業向け翻訳に特化。

コメント:人工知能(AI)とインターネットを融合させた翻訳ロジックを採用した翻訳サービス「熟考」を提供。まさに人工知能が得意そうな分野。10年後には完全に機械が翻訳するシステムの開発を目指す。

ロゼッタ…オンライン上で行う高精度の自動翻訳サービスを提供 | ZUU online

 

9 株式会社オプティム(3694) クラウド

売上高 2,149百万円 営業利益 402百万円 (27/3期)
時価総額 約402億円

企業情報:スマホなど端末の一括管理サービスをクラウドで提供。遠隔サポートも展開。保有特許豊富

コメント:直感的にIoT端末の制御、データ解析、AI、クラウドサービスとの連携ができる「OPTiM Cloud IoT OS」を発表。特筆すべきはドローンへの搭載における活用で、ドローン含むIoT端末が取得したデータを人工知能やビッグデータ分析エンジンを駆使して解析できる。農業分野、医療分野、建築分野など幅広い業種における活用が期待される。

IoT時代に最適化された新型OS「OPTiM Cloud IoT OS」を発表 | OPTiM

オプティム、IoT端末の制御、データ解析、AIなどとの連携が可能な新型OS - エキサイトニュース(1/2)

 

10 株式会社ALBERT(3906) 販促分析

売上高 959百万円 営業利益 △33百万円 (27/12期)
時価総額 約53億円

企業情報:ビッグデータを活用した販促分析が主力。流通向け中心。分析基盤サービス9割、コンサル1割。

コメント:2016年より、人工知能関連事業強化を目的に電気通信大学との共同研究を開始した。従来の集合教育では学習者の理解度に差があるため、平易すぎたり難解すぎたり、という課題があった。今回の共同研究では、eラーニングにおいて、学習者にとって最適なプログラムの提供を目指している。

ALBERT、人工知能関連事業強化を目的に電気通信大学と共同研究を開始 | IoTニュース:IoT NEWS

 

11 株式会社アドバンスト・メディア(3773) 音声認識ソフト

売上高 1,822百万円 営業利益 △478百万円 (27/3期)
時価総額 約148億円

企業情報:音声を文字変換する独自技術核にした各種業務用ソフト開発が柱。文字起こしサービスに参入。

コメント:2015年9月に、音声対話ができるバーチャルオペレータサービス「AmiAgent」の販売を始めると発表した。「AOIちゃん」という女性のバーチャルキャラクターが応対するソフトで、企業の受付などでの利用を想定。銀行やコールセンターなどでの応対は、人工知能のバーチャルキャラクターの応対が自然になっていくのかもしれない。

ニュース - アドバンスト・メディア、人工知能オペレータ「AmiAgent」を10月に発売:ITpro

 

12 レカム株式会社(3323) 情報通信機器

売上高 3,718百万円 営業利益 △64百万円 (27/9期)
時価総額 約39億円

企業情報:中小企業向けにIP電話など情報機器販売。業務受託(BPO)は日本で受注、中国現法が運営。

コメント:世界初の人工知能搭載OCR(光学文字認識)を用いた画像認識サービスを持つAI inside社との業務提携を発表。レカムの販売商品に本技術を付加したサービスを構築することや、海外展開を目的としている。

レカム---急反発、人工知能搭載OCRのAI insideと業務提携 | ZUU online

 

13 株式会社ロックオン(3690) ITサポート

売上高 1,437百万円 営業利益 350百万円 (27/9期)
時価総額 約141億円

企業情報:インターネット広告の運用サポートサービスを提供。ECサイト構築関連も。海外展開を模索。

コメント:Googleの検索連動に代表されるリスティング広告の運用を人工知能によって自動入札させる。今まで大きな負担だったリスティング広告の運用を人工知能に任せることで、運用者の負担軽減や広告の効果最大化を実現する。

株式会社ロックオン、「THREe」のメイン機能、人工知能によるリスティング広告自動入札システム「ヒト型ポートフォリオ」を大幅刷新。少予算アカウントに特化したリスティング運用が可能に。 | 株式会社ロックオン

 

14 サイオステクノロジー株式会社(3744) OSシステム

売上高 9,362百万円 営業利益 △111百万円 (27/12期)
時価総額 約96億円

企業情報:オープンソースやクラウド製品を開発・販売。システム障害回避ソフトが柱。大塚商会と親密。

コメント:機械学習機能を搭載したITオペレーション分析ソフトウェアである「SIOS iQ」を発表。トレンドマイクロ社などが採用している。金融機関向け、証券会社向けITサービスを提供するキーポートソリューションズ、プロフィットキューブをM&Aによって子会社化したことによて、フィンテック銘柄の本命としても注目。

サイオス、機械学習IT運用分析ソフトの新バージョン「SIOS iQ v3.4」 をリリース〜問題の根本原因と影響範囲を可視化する機能を追加〜 | プレスリリース | サイオステクノロジー株式会社

 

15 テンプホールディングス株式会社(2181) 派遣

売上高 401,056百万円 営業利益 23,470百万円 (27/3期)
時価総額 約3,859億円

企業情報:人材業界2位。持株会社傘下にテンプスタッフやインテリジェンス。アウトソーシングも育成。

コメント:人工知能やビッグデータを事業とするベンチャー企業へ、今後3~5年以内に約10億円出資すると発表。

テンプHD、AIなどの企業に10億円出資 :日本経済新聞

 

16 株式会社エヌ・アイ・デイ(2349) 通信システム

売上高 16,228百万円 営業利益 1,415百万円 (27/3期)
時価総額 約114億円

企業情報:独立系SI。組み込みソフト開発、システム開発、ネット運用が3本柱。コンテンツ分野開拓中。

コメント:ユーザーがウェブを閲覧した時に、次の動作の導線となるリンクを自動的に検出するアプリを開発するベンチャー企業へ出資。なかなか渋い会社。

株式会社エヌアイデイ、株式会社 Studio Ousia(スタジオウーシア)に出資

 

17 株式会社USEN(4842) 情報・通信

売上高 70,176百万円 営業利益 9,873百万円 (27/8期)
時価総額 約683億円

企業情報:有線放送の最大手。IT精算システムや光回線販売も手掛ける。飲食店向け集客支援事業も育成。

コメント:連結子会社のアルメックスが、次世代型ソーシャルロボットの開発、製造、販売を行うユニロボットとの資本業務提携を実施。ユニロボットの取り組みは面白い。ドラえもんが現実になる日も近いか。

当社連結子会社によるユニロボット株式会社との資本業務提携に関するお知らせ ニュース | 株式会社 USEN | USEN CORPORATION

 

18 株式会社シグマクシス(6088) コンサル

売上高 8,155百万円 営業利益 △158百万円 (27/3期)
時価総額 約96億円

企業情報:三菱商事系の新興コンサル。戦略立案から業務改善、システム導入まで一貫サポート体制。

コメント:自律学習型のIT運用管理自動化ソリューションを提供する米IPsoftと協業を開始。オペレータやエンジニアのタスクを自動化し、仮想エンジニアの実現も可能に。遂にエンジニアもバーチャルになる日が来たか。

シグマクシス、人工知能によるIT運用管理サービスを提供する米IPsoftと協業 | マイナビニュース

 

19 ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(6185) ネットサービス

売上高 3,712百万円 営業利益 170百万円 (27/3期)
時価総額 約87億円

企業情報:ソネットの子会社。ネット広告配信を最適化するDSPサービスや成果報酬型広告運営で稼ぐ。

コメント:自社開発した人工知能「VALIS-Engine」を活用し、ユーザーの閲覧履歴などから最適化した広告を配信するサービスを発表。TVCMとの連動広告も。

ニュース-プレスリリース | ソネット・メディア・ネットワークス

 

20 トランスコスモス株式会社(9715) デジタルマーケティング

売上高 199,178百万円 営業利益 9,166百万円 (27/3期)
時価総額 約1,410億円

企業情報:アウトソーシングビジネス大手。BPO、デジタルマーケティングが主軸。中韓などにも展開。

コメント:マイクロソフトが開発したAI「りんな」をビジネス向けに提供する「りんなAPI for Business」の運用パートナーに。りんなは私もダウンロードしたけど、反応が単調であまりおもしろくなかった。今後の精度向上を期待。

人工知能「りんなAPI for Business」の運用パートナーに

 

21 データセクション株式会社(3905) ビッグデータ

売上高 376百万円 営業利益 85百万円 (27/3期)
時価総額 約64億円

企業情報:ビッグデータ処理・解析。特にSNS等ソーシャルメディアに強み。データ活用システムも開発。

コメント:人工知能のソーシャルメディア分析から商品の利用シーンを発掘する「利用シーン発掘サービス」を提供。キーワード分析だけではなく、ディープラーニングによる画像分析も可能に。

データセクション 人工知能(ディープラーニング)を活用した新サービス「利用シーン発掘サービス」提供開始 | データセクション株式会社

 

22 株式会社ブレインパッド(3655) 情報・通信

売上高 2,712百万円 営業利益 149百万円 (27/6期)
時価総額 約50億円

企業情報:企業データを分析し販促に活用するデータマイニング提供に強み。関連ソフト開発や販売も。

コメント:ビッグデータ解析と人工知能を活用した採用サービス「TalentBase(タレントベース)」の共同運営や、各人の嗜好に合わせて情報を効率的に供給する「Mynd Engine」を開発するMyndを子会社化など。

アトラエとブレインパッド、ビッグデータ解析と人工知能を活用した採用サービス展開へ:MarkeZine(マーケジン)

ブレインパッド、Myndを子会社化、人工知能・機械学習に関する技術基盤を強化:MarkeZine(マーケジン)

 

23 株式会社リアルワールド(3691) クラウド

売上高 3,711百万円 営業利益 145百万円 (27/9期)
時価総額 約69億円

企業情報:ポイント付与サイト「Gendama」等運営。サイト広告が収益柱。ネット活用の仕事仲介も。

コメント:自社が運営するサイトを活用し、人工知能の精度向上において欠かせない日本語の言語処理をより自然なものにするなどの精度向上支援を行う。

リアルワールド---クラウドソーシングによる人工知能のプログラム精度向上支援を商品化 | ZUU online

 

24 ITホールディングス株式会社(3626) ITサービス

売上高 361,025百万円 営業利益 21,121百万円 (27/3期)
時価総額 約2,373億円

企業情報:独立系SI大手。クレジットカードなど金融向けが主。TIS、インテックなど傘下に約40社。

コメント:傘下のTISが人工知能(AI)の研究開発組織を新設する。ヒト型ロボットに応用し観光客の表情や会話を分析、お薦めのスポットを提示するサービスなどに活用する計画だ。ソフトバンクのペッパーくんは当社がシステムを手掛けているらしい。2年間で20億円の研究開発費投資を予定している。

TIS、人工知能の研究開発組織 :日本経済新聞

 

25 株式会社エイジア(2352) アプリケーション

売上高 1,031百万円 営業利益 178百万円 (27/3期)
時価総額 約53億円

企業情報:ネット、メール利用した販売支援パッケージソフトの開発・販売が柱。フュージョンが筆頭株主。

コメント:資本業務提携を行ったメタデータ株式会社が、顧客の声を自在に分析できる新製品「つぶやき分析放題」を発表。人工知能型アルゴリズムを駆使した機械学習機能で、ネガポジ意味分類を自動で行うことが出来る。

エイジア資本業務提携先のメタデータが人工知能型アルゴリズムを駆使した新製品「つぶやき分析放題」を販売開始|メール配信、アンケートシステム、CMSを中心としたエイジア情報サイト

 

26 株式会社フォトクリエイト(6075) ネット写真サービス

売上高 3,178百万円 営業利益 103百万円 (27/6期)
時価総額 約17億円

企業情報:スポーツイベント等で撮影した写真をネット販売。学校、ブライダル写真も。CCCと資本提携。

コメント:利用者が探し出したい顔と類似性の高い顔が写っている写真を自動的に選別することで購入時間を大幅に短縮できる、人工知能の最新技術を使った独自の顔認識エンジン「Faceee」(フェイシー、以下「Faceee」)を開発。
「顔」検索が出来るということか。凄いね。そっくりさんが探せる。

人工知能を使った独自の顔認識エンジン「Faceee」を開発し、「スナップスナップ」で10月29日(木)より利用開始します。 | 株式会社フォトクリエイト - Photocreate Co.,Ltd.

 

27 株式会社アクトコール(6064) 住生活関連サービス

売上高 3,583百万円 営業利益 596百万円 (27/11期)
時価総額 約20億円

企業情報:賃貸住宅入居者等に会員制で水回り問題等の駆け付けサービス提供。自社コールセンターも。

コメント:東大発ベンチャーなどと組み、人工知能(AI)を使ってコールセンターの電話応対などを自動化するシステムを開発する。
ある程度パターン化された作業は、どんどん人工知能に置き換えられていくのだろうか。

水漏れの相談に人工知能で応対 東大発VBとアクトコール :日本経済新聞

 

28 株式会社インフォメーション・ディベロプメント(4709) ソフトウェア

売上高 18,868百万円 営業利益 966百万円 (27/3期)
時価総額 約72億円

企業情報:独立系情報サービス会社。システム運営管理を主力にITサービス提供。海外戦略の拡大図る。

コメント:IoT、AI(人工知能)、ロボット等を活用したプラットフォーム、フレームワークを構築し、その技術の市場展開を目指すリアルグローブ社と業務・資本提携。

インフォメーション・ディベロプメント、リアルグローブと業務・資本提携へ | ZUU online

 

29 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(4726) デジタルマーケティング

売上高 39,816百万円 営業利益 2,398百万円 (27/3期)
時価総額 約164億円

企業情報:EC業者向け運用代行からクラウド、セキュリティ、デジタルマーケティングへ軸足シフト中。

コメント:Webブラウザ上のユーザー行動をリアルタイムに解析・パターン認識し、ユーザー行動を高い確率で予想する感情知能「Emotion I/O」を提供するeminと提携し、当社に在籍する知識・経験豊富なコンサルタント、データサイエンティストがデータを分析・活用し、ビジネス課題を解決する。

感情を解析する人工知能のEmotion Intelligenceとソフトバンク・テクノロジー、「意思と行動」をつなぎ合わせたデジタルマーケティング共同事業・研究に合意 ~共同事業の第1弾、世界初の感情と行動データのリアルタイム連携サービス「Emotion i」を発売~|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】

 

30 株式会社ウェザーニューズ(4825) 情報・通信

売上高 14,064百万円 営業利益 3,304百万円 (27/5期)
時価総額 約472億円

企業情報:民間気象情報で世界最大手。航海・鉄道・航空向けの交通気象に強い。個人向けも積極展開。

コメント:人工知能を使い、雲の色やかたちからゲリラ豪雨などを予測。気象データや各船からの情報をもとに、人工知能(AI)を使って効率的な航路などを助言する事業も始める。

AIが雲画像の色や形から雷雨判定 - データ分析集団の熱狂現場 ウェザーニューズ:ITpro Active

ウェザーニューズ、IoTで船舶運航助言 AI活用、効率的に :日本経済新聞

 

31 株式会社ハーツユナイテッドグループ(3676) デバッグ

売上高 13,285百万円 営業利益 1,517百万円 (27/3期)
時価総額 約296億円

企業情報:専用機、モバイル向けゲームソフトの不具合検出(デバッグ)主力。子会社でゲーム受託開発も。

コメント:子会社のデジタルハーツなどがこれまでにデバッグ事業などで蓄積してきた100万件を超えるバグデータと長年培ったプロフェッショナルによる感覚、経験値をもとに、UBICの人工知能による解析を組み合わせ、事業領域の拡大を図る。また、ZMPとの合弁会社であるZEGによるドローンを活用したデータ収集サービスも魅力。ドローン銘柄としても注目。

ハーツユナイテッドグループとUBIC デバッグ及びサイバーセキュリティサービスに人工知能を活用した新サービスの共同研究を開始 - CNET Japan

 

32 株式会社モルフォ(3653) 画像処理

売上高 2,037百万円 営業利益 742百万円 (27/10期)
時価総額 約403億円

企業情報:手ぶれ補正などスマホ向け画像処理ソフトのロイヤルティ収入が柱。監視カメラ用なども育成。

コメント:画像認識技術を中核とした人工知能(ディープラーニング)を開発。ADAS(先進運転支援システム)や自動運転などに関わる画像処理技術の開発でデンソーと業務資本提携を発表。ディープラーニングの共同研究開発を実施。また、世界的IT企業のNVIDIAからディープラーニング相談室のパートナー企業として選出されている。

 

人工知能関連書籍

関連記事

※当記事は特定の銘柄の購入を誘導するものではありません。投資は自己責任で行ってください。
※時価総額は3/29前後の株価をもとに記載しています。日毎に大きく変動しているため、現在時点での正確な金額については各自ご確認ください。