Safari Technology PreviewではFlashを使用せず、JavaScriptでクリップボードへコピー&ペーストが利用可能に。

スポンサーリンク

 Safari Technology PreviewではFlashを使用せず、JavaScriptを使用しOSのクリップボードへアクセスすることが可能になっています。詳細は以下から。

Safari Technology Preview Hero

 Appleは本日、Webエンジニアや開発者向けWebブラウザ「Safari Technology Preview」を公開しましたが、この中でAppleは「Programmatic cut and copy」をサポートしており、一部サイトで利用されているFlashを使用したクリップボードへのアクセスがJavaScriptを使用して行うことが可能になっています。

Programmatic cut and copy to the clipboard
It’s now possible to programmatically copy and cut text in response to a user gesture with document.execCommand(‘copy’) and document.execCommand(‘cut’). Having this ability may eliminate some websites’ last need for the Flash plug-in.

Introducing Safari Technology Preview | WebKit

Demo

 JavaScriptのdocument.execCommandを用いたコピー&ペーストは、現在でも一部サイトで利用されているFlashを使用したクリップボード操作に変わるAPIで、Chrome v43, Firefox v41, IE v9, Opera v29以降のブラウザでは既にサポートされていましたが、

Browser-clipboard-js-execCommand-API

 SafariでもTechnology Preview v9.1.1以降でこのAPIがサポートされた事により、Zeno Rochaさんが公開した軽量JS「clipboard.js」などを利用して、Flashに依存しないクリップボード操作が可能になっています。

関連リンク

スポンサーリンク

『Safari Technology PreviewではFlashを使用せず、JavaScriptでクリップボードへコピー&ペーストが利用可能に。』へのコメント

  1. 名前:Apple7743 投稿日:2016/03/31(木) 15:40:11 ID:df5af6ef4 返信

    おー、これでFlashプラグインから開放されるデベロッパーさん多そう。
    OS X 10.11.5ぐらいで正式にサポートされるかな?

  2. 名前:Apple7743 投稿日:2016/03/31(木) 17:24:57 ID:98e25f078 返信

    この恩恵を本当に受けるのは登場以来かたくなにフラッシュプラグインを拒んできたモバイルSafari

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

複数のスパムフィルタをかけていますので、コメントが反映されない場合はコンタクトフォームでご連絡下さい。