Ｕ−２３代表・手倉森監督、Ｊ１今季未出場の中島らの奮起促す

　リオデジャネイロ五輪に出場するＵ−２３（２３歳以下）日本代表が３０日、ポルトガル遠征を終え、成田空港着の便で帰国した。手倉森監督は５月下旬のトゥーロン国際大会（フランス）までリオ世代の選手を見極め、６月から２４歳以上のオーバーエイジ（ＯＡ）枠の選手を合流させる考えを明かした。

　指揮官は「トゥーロンまでＵ−２３の選手を鍛え上げる覚悟を持っている。その結果を受けてＯＡ枠を考える」と説明した。また、Ｊリーグで出場機会に恵まれていない選手にも言及。「中島（ＦＣ東京）や原川（川崎）は試合に出ていない。コンディションが本大会で厳しくなるなら（選出しない）ということは言った。何が何でもリオに出たいという行動を取るべきだ」と奮起を促した。