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“対外的には、別れたことにして欲しい”「二股交際」をするための卑劣な工作も 自民・石崎徹代議士

デイリー新潮 3月31日(木)4時10分配信

 不倫路チューの中川郁子元農水政務官、不倫騒動を起こした宮崎謙介育休議員、未公開株トラブルで自民党を離党した武藤貴也代議士……と2012年12月の総選挙で初当選した“安倍チルドレン”たちの不祥事が絶えないが、新潟1区選出の石崎徹代議士による秘書へのセクハラ行為も発覚した。

 石崎徹連合後援会の渡辺毅会長が打ち明ける。

「石崎君が、地元秘書を公募し、14年の4月、30代前半の女性が運転手兼秘書として採用されました。ところが、そのわずか1カ月後、別の秘書から、その女性が石崎君に言い寄られ、それを苦に事務所を辞めることになったと報告があった。(略)後援会幹部の数名と相談し、石崎君が信頼できる人間かどうか見極めるために、後援会活動をしばらく止めることに決めました(略)石崎君は反省し、その後、特に問題のある行動も見受けられなかったので、3カ月経って、後援会活動を再開させることにしたのです」

 しかし、一方で、石崎代議士には、同時期に結婚を誓い合った交際相手が別にいたのである。

 実は、地元テレビ局のBSN新潟放送に勤務する女性記者と同棲中にもかかわらず、雇ったばかりの運転手兼秘書に関係を迫っていたのだ。

■“対外的には別れたことにして欲しい”

「その女性記者は、初当選でバンザイをしている石崎さんのところに取材に行き、お互いひと目惚れで、すぐに交際するようになったと話していた。彼女は子どもの頃、母親とともに中国から来日し、新潟の大学を卒業して、テレビ局に入社しました。いまは20代後半になり、日本語はペラペラですけど、中国籍のまま。ロングヘアでスラリとしたスタイルのなかなかの美人です」

 と明かすのは、親しい知人だ。

「交際を始めてから半年ほど経った、翌13年の夏くらいからは、信濃川沿いの高級マンションを2人で借り、結婚することを前提に同棲生活を始めました。でも、その秋には、“石崎さんに女の影がある”という不安を口にするようになった。そのせいで、幾度となく、別れ話も切り出したようですが、“別れたくない”という石崎さんの言葉に折れて、交際を続けていたのです」

 ところが、14年の秋になると、石崎代議士から“対外的には、別れたことにして欲しい”と頼んできたという。

「ただ、“その代わり、1年間辛抱してくれたら、結婚できるから”と言ってきたそうです。その言葉を信用すべきかどうか、彼女は悩んでいました。その年の暮れ、石崎さんにとって2回目の衆院選があったので、周りの人たちは“選挙のためだったんだよ”と慰めていたのですが……。それでも、結局、耳に入ってくる浮気の噂に耐え切れなかったのか、昨年の夏、吹っ切れた様子で、別れることを決意していました」(同)

 石崎代議士が、その女性記者の女心を弄んでいたのは間違いない。

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最終更新:3月31日(木)4時10分

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