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Outward Matrix

戦略コンサルタントのブログ。コンサルティング業務、英語、戦略策定、採用、育成等について書いています。

新入社員にガチでオススメしたい記事4つを厳選してみた

ブログ

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こんにちは、Shinです。さて、今日は新入社員の方々に送る記事を書いてみます。だいぶ年が近いこともあり、新入社員の方々の気持ちはよくわかるつもりです。

4月から新しい会社に入る人向けに、手前味噌ではありますがいくつか過去記事を紹介させてください。最初のほうに書いた記事とか、あまり読まれなくてかわいそうなので笑、ちょっと陽の目を見させてあげたいという親心もあったりします。

その1.リソースをぶち込め、話はそれからだ

まずはこちら。

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ぼくが考えるもっとも有効なハウツーについて語ってみた記事です。何はともあれ一点にリソースを注ぎ込むことが結局最も近道になるというメッセージ。さらに、具体的にどのように注ぎ込むべきかということについても踏み込んで書いています。

この世の中色々なハウツーが紹介されていますが、最も有効なのはなんだと思いますでしょうか?

ぼくは、自分の持てるリソースをすべて注ぎ込むことだと考えています。もちろんちゃんと戦略を考え、どのように物事進めていくか、キチンと練り上げることも非常に重要です。しかしながら、最終的にはどのぐらいのリソースを注ぎ込むことができたか、そこに尽きるのです。

その2.上辺だけの仕事をしても全く意味はないよっていう話

2つ目はコレ。新人のときに陥りがちな「上辺仕事」について語ってみました。

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仕事って基本的に無茶振りなんです。大学出たてのぼくらにわかるはずもないことが、ガンガン振られてきます。ただ、そのような仕事を適当にこなそうとすればできないこともない。評価はもらえないかもしれませんが、最低ラインになんとかタッチしていく上辺仕事。それでも生きていくことはできるでしょう。しかし、それがクセとなって身についてしまうと、あとで心底後悔する羽目に陥ります。

特に初めての領域で仕事をすると、そもそも単語レベルからわかんねーよ!ということも日常茶飯事だったりします。
それをわからないままにしておくと、いつまでたっても浅い理解のまま、まともなアウトプットが出せるようにはなりません。
少々辛いですが、ひとつひとつの言葉の連関やそもそもの目的、何が分からないのか明確にする等様々な工夫をしながら、地道に進んでいくしかないです。

その3.プロフェッショナリズムの核心となる5つの掟

3つ目はコレ。新入社員の方にはぜひ読んでおいてほしい本のひとつである「プロフェッショナル原論」について、紹介しつつぼくの私見を述べています。

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元マッキンゼーの波頭氏が、コンサルタントをはじめとするプロフェッショナリズムについて、分解して詳述してくれている本が「プロフェッショナル原論」になります。ぼく自身のプロフェッショナリズムは最底辺に近いレベルだと自覚していますが、少しずつでもホンモノになっていきたいものです。

徹夜しようが5分で終わらせようが、そんなことは関係ない、どれだけの成果を出したかがすべてで、それでプロフェッショナルとしての評価が決まる。これもなかなかハードなんですよね・・・。頑張ってうまくいかないことってよくあるけど、その頑張りは評価されるどころか「効率悪いんだね、頭悪いのかな?」という軽蔑に転換されてしまうんです。 

その4.つぶれそう?だいじょうぶ、あなたのせいじゃないよ

この記事をここまで読んでくださるような方は、おそらくとても真面目で一生懸命、おそらく会社でも評価されると思います。とはいえ、どこかのタイミングでメチャクチャにつらく、自分ではどうしようもできないようなときがやってきます。そのようなときに、ぜひこの記事を読んでみてほしいです。

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ぼくもぎりぎりだったときがありましたが、なんとか直前で立ち直りました。一回本気でつぶれてしまうと、そこからの立ち直りが非常に大変です。自分を追い詰めすぎないということも、非常に重要なスキルなのです。

がんばるのはすばらしいことです。一生懸命ほかの人の期待にこたえよう、自分の目標を達成しようとがんばる姿はとても美しい。でも、それでもどうしようもない、どうしようもできない状況というのはあるのです。

ぼくも、つぶれかけたことがありました。なかなか上司とそりが合わず、何を言っても何を作っても否定される。毎日毎日夜遅くまで働いているのに、誰も気遣ってくれず、しかも自分が価値を出せていない。上司にすべて突き返され、いったい何が悪いのかもわからない。

もしかしたら、それが彼の教育スタイルだったのかもしれません。そのようなやり方で非常に頑健に育った部下もおそらくいたのでしょう。しかし、そのやり方は少なくともぼくにはあいませんでした。だんだんと気力を奪われ、体力も奪われ、"あと一歩"のところまで追い込まれていた気がします。結局そのプロジェクトは途中で出ることになり、その後少し休むことができたので、なんとか回復しましたが・・・。

そういうふうにつぶれそうな状況になると、さらに悪いことにぼくたちは自分を責めてしまうのです。「おれがだめだから・・・」「もっとがんばれば・・・」「もっと頭がよければ・・・」「死んだほうがいいのかな・・・」そういう思考が頭の中をぐるぐるします。ご飯を食べてもおいしくないし、人とも会いたくない。いい天気のはずなのに空は灰色に染まっているように見える。そんな状況になるのです。 

なんとかなります!

なんとかなる!というのが結論としてのぼくからのメッセージです。ぼくも入った直後はつらいことがいろいろありましたが、今は何とか生き抜くことができています。まだまだこれから何があるかはわかりませんが、ほんの少しだけ先に社会に出た先輩としてのメッセージ、受け取っていただけるととてもうれしいです。