息子の生後100日の記念に、妻の実家のある宮城県の栗原市へ行ってきました。
妻のご実家では、息子は曾おばあちゃんと初対面!
普段から農作業に精を出す曾おばあちゃんは本当に元気で、動きも俊敏!
息子のロクも、最初は緊張してたのかおとなしかったけど、次第に曾おばあちゃんにあやしてもらってニコニコと笑うようになりました。
お食い初めの儀式!!いつやるの!?
生後100日ごろになると「祝い膳」を用意して、将来その子が食べるのに困らない用にと願をかけて食事をする真似をします。
時期はきっかり100日ではなくても良いようで、100日目前後の吉日(大安の日)などに行うことが多いようです。
あとは、主役の赤ちゃんの体調や家族がそろう日を選んで行うと良いですね。
祝い膳のメニュー/食材に込められた意味は!?
今回は、義理の両親にお食い初めの食器や料理を全て用意していただき、自分では調べてこなかったお食い初めのメニュー(食材)の持つ意味についても教えていただきました。
用意していただいたのは、
- 主食:赤飯
- 汁物:お吸い物
- おかず1:尾頭付きの焼き魚
- おかず2:お煮つけ
- おかず3:茶わん蒸し
- 漬物:梅干し
- お刺身:タコ
それぞれの食材には様々な願掛けの意味を込めた物が使われています。
- 豆:まめ(丈夫)に働く人になるように
- 勝ち栗:「搗(か)ち」を「
勝ち」にかけて「勝利」の縁起を担いで - タコ:「多幸(たこう)」で幸せが沢山来るように
- 蓮根:見通しが良くなるように
- エビ:腰が曲がるまでい長生きできるように
- 梅干し:しわしわになるまで長生きできるように
- 焼き魚(尾頭付き):「首尾一貫」の意味を込めて
- たけのこ:竹のようにまっすぐにすくすくと育つように
これは食材ではありませんが、
- 歯固めの石:丈夫な歯が生えるように
そして、初めてのお食事の儀式となるので食器は新しくそろえましょう!
最初は漆塗りのものを考えたんですが、離乳食ももうすぐはじまりますし、普段から使える方がいいということになり、「竹」の食器にしました。
色味も明るくて、軽くて使いやすいですし、とてもよかったです。
子供が生まれると、日本の古来から伝わる文化や風習に詳しくなるといいますが、今回が息子が生まれて初めてのイベントとして実際にやってみて、なるほどこういう事かと納得。
妻の両親は、共に小学校の先生だったこともあり、このような文化的なイベントは自分の両親よりもはるかに詳しいと思います。自分も、子供のころ色々とやってもらった方だとは思いますが、詳しくはあまり知らなかったのでとても勉強になりました。
子供の教育に関しては「超専門家」がそばにいるとのことでとても安心しています。
(ちなみに妻の弟さんも小学校の先生)
晴れの儀式とあって、息子は少し緊張気味でしたが、これで将来本当に食べるのに困らなければいいなと願うばかりです。
お食い初めの時に、息子よりも気になったのはおばあちゃん。。
皆が息子をカメラの方に向かせようとおもちゃをかちゃかちゃ鳴らして呼んでいる時に、隅っこの方でビールを注ぎ、「さぁ、乾杯しましょうか!」となった時には、おばあちゃんすでに軽く飲んでました 笑
本当にかわいいおばあちゃんで、お酒も好きで、本当に元気。
妻が小さいころは、両親がともに学校の先生ということで家にはおらず、保育園に通わずおばあちゃんに育てられたとのことで、おばあちゃんにとって、そんな妻から産まれたひ孫のロクは格別かわいいのだそうです。
おばあちゃんの活躍(⁉)もあり、「お食い初め」の儀式も無事終わりました。
自分たち夫婦だけではここまで豪華なお食い初めはできなかったです。
家族に感謝!