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【安保法施行】
「戦争抑止する」新有権者、「リスクは低減」自衛隊員 法施行に思いさまざま
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自衛隊は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加。首都のジュバにある宿営地近くにはカンボジアやインドなど各国のPKO部隊も拠点を構えており、各宿営地を他国と共同で守ることも可能になる。
東京都港区のカンボジア人の会社員、ロン・ノルさん(47)は「国際平和に貢献しようとする態度はすばらしい。どの国の派遣隊員も心強いと期待しているはずだ」と歓迎した。
江東区のインド人の飲食店店員、ダイヤー・カプルさん(33)は従来の日本の姿勢に対し「自国の安全、安定しか考えない国は時代の流れから外れている」と厳しい見方を示した上で、今回の法施行について「国際的な安定や平和のために、それぞれができる精いっぱいのことをするのは当然。PKOの一員としての責任感を持って任務を果たしてほしい」と語った。