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【安保法施行】「戦争抑止する」新有権者、「リスクは低減」自衛隊員 法施行に思いさまざま

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【安保法施行】
「戦争抑止する」新有権者、「リスクは低減」自衛隊員 法施行に思いさまざま

防衛省内に展開する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)=28日、東京都新宿区(大西正純撮影) 防衛省内に展開する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)=28日、東京都新宿区(大西正純撮影)

 今夏の参院選については「安全保障関連法の賛否など個別のことで決めるのではなく、政党の主張を全体的にみたり、それまでの活動を考慮したりして投票先を決めたい」とした。

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 当事者の自衛隊員からは粛々と受け止める声があがる。

 関東地方に住む50代の陸上自衛官は「任官した段階でリスクは覚悟しているが、今回の法施行でリスクは低減されるのではないか」と話す。同僚や部下と安全保障関連法について話す機会があるが、動揺などは広がっていないという。40代の陸上自衛官は「施行はタイムスケジュールにすぎないし、これといって思うことはない。常時、任務を全うするだけであることに変わりはないのだから」と淡々と受け止めた。

 その上で、法律に賛否があることに触れ「任務そのものよりも(世間が)騒ぎすぎて家族が不安になり、隊員も落ち着かずに任務に集中できなくなるのでは」と懸念を示した。

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