今回レビューする製品:2016年 おすすめサーキュレーター15種の性能・機能の違い:エアコン空気循環器; バルミューダ GreenFan Cirq(グリーンファンサーキュ) EGF-3100-WK パナソニック 創風機 キュー F-BL25Z-N F-BL25Z-R F-BL25Z-W ツインバード KJ-D781B ゼピール DKS-20A DKS-20W アイリスオーヤマ 静音PCF-HD15 PCF-C15 PCF-C15T PCF-HD18 PCF-C18 CFA-185 CFD-181 YAMAZEN YAR-XD18(W) PCF-M15ドウシシャ kamomefan KAM-CC1401D VORNADO ボルネード サーキュレータ ブラック 660-JP 無印良品 低騒音ファン 大風量 AT-CF26R-W AT-CF18R2-W・KJ-D994W 電気代・静音性・ランキングなど
今回のお題
2016年最新のサーキュレーターのおすすめ機種はどの機種?
どもAtlasです。今日は、サーキュレーターの話。2016年最新のモデルを15機種ほど比較していきます。
エアコン風を循環させるため、季節を問わず使われる製品ですね。
いつものように、機種ごとにその機能を紹介して、最後に、目的別・予算別にAtlasのおすすめ機種!を提案していきます。
1・ ツインバードブラック KJ-D781B
1・ツインバード ホワイト KJ-D994W
¥2,180 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
はじめに紹介するのは、日本の中堅家電メーカーのツインバード工業のサーキュレーターです。人気の機種ですが、特段に珍しい機能があるわけでなく、普通のモデルです。
本体は、5段階で角度が調整でき、パワーは3段階の調節が可能な仕様です。
ただし、騒音は大きな方で、ややうるさいタイプのサーキュレーターと言えます。実用重視ですが、パワー的には8畳間程度用ですね。
2・ゼピール サーキュレーター ブラック DKS-20A
2・ゼピール サーキュレーター ホワイト DKS-20W【Amazon限定】
¥2,580 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
ゼピールは電響社の出すサーキュレーターです。季節家電を中心に出している大阪の家電メーカーです。
こちらは、ツインバード工業の製品と比べると、風量や騒音値などのデータを出していませんが、消費電力から推定するにパワーはツインバード工業の方が上だと思います。騒音値は不明です。
風速こそ3段段階切替ですが、角度は3段階調節のみと、性能面ではやや劣る製品ですね。ただ、アマゾン限定色で白色が用意されて、カラーリングで選べるというメリットはあります。
こちらも、パワー的には8畳間程度用です。
3・無印良品サーキュレーター AT-CF18R2-W
¥3,900 無印良品 (2月16日現在の情報)
こちらは、無印良品のサーキュレーターです。やや高いですが、風量が3段階調節で、首振り機能などが無い点ではゼピールなどの機種と同等性能ですね。
静音モデルとされ、強運転で40デシベルと静音性は一定程度確保します。しかしその分風量は全体的に弱いです。 8畳以上、ならばもう少し風量のある機種を選んでも良いでしょう。
4・アイリスオーヤマ 静音PCF-HD15 【各色】
¥3,854 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
続いてアイリスオーヤマの新製品です。
やや高いですが、この機種は左右の首振りに対応します。上下の角度は他機種のように手動調整ですが、例えば雨の日に洗濯物を乾かすなどの際は首振り機能が有効だと思います。
また、こちらは静音モード(弱運転)のさい、35デシベルと比較的静音な点も売りにしています。パワー的には8畳間程度用ですが、首振り機能や静音機能を重視する場合はオススメです。
5・アイリスオーヤマ 静音 PCF-M15 【リモコン・タイマーなし】
¥3,972 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
6・アイリスオーヤマ 静音 PCF-C15 【リモコン・タイマーあり】
¥5,427 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
こちらは、アイリスオーヤマの8畳用の機種です。先ほどのモデルに比べるとスタイリッシュでコンパクトです。
デザイン的には、左右で押さえるようなタイプではなく、シングルバーを採用した、スタイリッシュで格好の良いモデルです。
PCF-C15T は、アイリスオーヤマの上位機です。
下位機種との相違点は、自動首振りが左右だけではなく、上下も可能な点です。
これを利用した強制かくはんモードが搭載され、5分間強制的に空気を循環させる最強運転機能があります。エアコンの寒さが気になったときにこの機能は有用です。その他、リズム風がこの機種から採用されます。
その他、静音モードやリモコン搭載などは下位機種と同様です。この機種は、強力かくはんモードの搭載が目玉と言える機種です。効果的な機能なので、予算が許せばこの機種が良いでしょう。
8・アイリスオーヤマ 静音 PCF-HD18 【各色】
¥4,418 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
こちらも、アイリスオーヤマの製品です。パワーがある機種で風量が強いため、14畳程度まで利用できる機種です。
ただ、首振りは左右のみで、リズム風もありません。サイズ的に、リビング用ならばこのクラスでしょうね。
9・無印良品サーキュレーター AT-CF26R-W
¥5,900 無印良品 (2月16日現在の情報)
こちらは、無印良品の14畳タイプのサーキュレーターです。アイリスオーヤマに比べると、低騒音ですが、その分パワーは劣ります。
10・アイリスオーヤマ 静音 PCF-M18 【リモコンなし】
¥5,645 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
10・アイリスオーヤマ 静音 PCF-C18 【リモコンあり】
¥6,999 Amazon.co.jp在庫あり (2月16日現在の情報)
こちらは、アイリスオーヤマの14畳タイプの上位機種です。
こちらも、シングルバーを採用したスタイリッシュなデザインのモデルですね。適応畳数は14畳程度まで利用と広く、、左右首振り機能や6段階の上下角度が付けられまる点、静音機能を持つ点は下位機種と同じです。ただ、自動首振りは左右だけで、上下の自動首振りには未対応です。
こちらの機種には写真のようなリモコンが付属し、また1時間、2時間、4時間の切タイマーが付属する点が高機能です。就寝時など、タイマーは便利ですので、できればこの機種を選びたいところです。
11・アイリスオーヤマ 静音 CFD-181 【在庫限り】
¥------- Amazon.co.jp (2月16日現在の情報)
こちらは、アイリスオーヤマの14畳用の最上位機です。
この機種だけ、通常のACモーターではなく、低消費電力のDCモーターが採用されます。節電性が高く電気代はACモーター採用機種の半分です。また、同じ強さにおけるモーターの静音性もDCモーターのが高いため、静音性も良いと思います。上下左右の自動首振り、静音モード、リズム風、オフタイマーなどが採用されるのは、下位機種と同様です。
こちらの機種もリモコンが付属します。また、本体操作部も押しボタンではなく、タッチ式スイッチが採用されていますね。
以上、CFD181の紹介でした。省エネ性が高いが最大のメリットといえる機種です。本体はやや高めですが、常にスイッチオンで使う家電ですし、電気代を考慮に入れれば、最終的にはお得だと思います。
12・YAMAZEN 静音 YAR-XD18(W)
12・YAMAZEN 静音 YAR-XD18(B)
¥15,000 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
こちらは、国産家電メーカー山善のサーキュレーターです。14畳程度まで対応できる機種です。この機種はアイリスオーヤマの最上位機と同じく、静音・低消費電力のDCモーターを採用したハイクラスの製品です。
また、上下・左右の首振り機能を持つ点もアイリスオーヤマと同様ですね。オフタイマーを搭載する点も同様です。こちらは、リズム風機能は持ちませんが、その代わり、上下の自動首振りに3段階の角度範囲の設定ができます。
アイリスオーヤマに比べると、タッチスイッチのデザインが洗練されており、バルミューダデザインの製品のようです。緑色のランプがアクセントとして利いています。リモコンも付属します。
以上、山善のサーキュレーターの紹介でした。 アイリスオーヤマの最上位機種と、こちらとどちらを選ぶか迷います。正面から見た場合のデザイン性はどちらもメーカーも良いですから。ただ、消費電力の点では、山善が最大29W、アイリスオーヤマの方が最大18Wであるため、選ぶならばアイリスオーヤマだと思います。
13・ドウシシャ kamomefan KAM-CC1401D [ホワイト]
13・ドウシシャ kamomefan KAM-CC1401D [グレイ]
¥12,800 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
こちらは、デザイン家電を販売するドウシシャのインテリアサーキュレータの「カモメファン」です。
本体のプラスチックの質感や、Macのような銀と白のコントラストのあるデザインは、ここまで紹介してきたサーキュレーターに比べると、モダンでスタイリッシュなデザインで、高級感があります。
加えて、サーキュレーターでは珍しく羽根の形状に工夫があります。「カモメファン」の名前の由来ともなるカモメの羽根の形状を摸した5枚はねを採用します。ここまで紹介してきた機種はどれも3枚羽根でしたが、それに比べると、風の到達距離が長く、自然に近い風が生まれます。
風は15メートルほど届くので、20畳程度のリビングでも風を循環させることができるでしょう。また、こちらはDCモーター採用のため、消費電力も低く、さらに他社よりも静音性が優秀で最小14,9デシベルと、業界最高クラスです。
ただ、首振りについては、こちらは左右の自動首振りだけで、上下については、手動での角度切替になります。その他、オフタイマーやリモコン、オートオフ機能などが搭載されます。
以上、ドウシシャのサーキュレーターの紹介でした。上下の自動首振りに非対応な点を除けば、総合力では他の機種から飛び抜けて性能が良い機種です。この機種は「カモメファン」の採用でパワーが強いので、上下の自動運転はあえて必要ないともいえるため、予算があれば、この機種を選ぶのが良いと思います。デザイン性が高く、静音性や、電気代については、他機種よりも抜きんでた性能ですし、買って後悔することはないでしょう。
14・VORNADO サーキュレータ ブラック 660-JP
14・VORNADO サーキュレータ ホワイト 660-JP
¥16,000 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
ボルネードは、アメリカのサーキュレーターメーカーで、サーキュレーターを初めて発売した会社です。質実剛健な作りなので、固定ファンが多いメーカーでもあります。
実際、この機種は、ドウシシャの「カモメファン」を超える25メートルの直進風を引き起こすことが可能です。6畳から35畳までの広いリビングを1台のサーキュレーターでカバーするならば、この機種が良いと思います。
ただ、機能的には4段階で風量を調節できる機能は付きますが、自動首振り機能は非搭載で、静音・低消費電力のDCモーターは不採用です。リモコンも不採用です。
デザイン的にもかなり優れますが、とにかく省エネ性能が悪いため、基本的には同価格帯の「カモメファン」などが良いかと思います。
15・バルミューダ グリーンファンサーキュ EGF-3100-WK
¥23,990 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
こちらは、バルミューダデザインの製品「グリーンファン・サーキュ」です。バルミューダデザインは、日本の高級デザイン家電メーカーです。ドウシシャよりも やや所得の高い階層を狙った高性能・好デザイン製品を出しており人気です。
後部の電源スイッチの部分を含めて隙の無いモダンなデザインです。使用されているプラスチックの質感も、白と黒のコントラストも所有欲をくすぐるワンランク上の仕様ですね。
風の到達距離は15メートルで、ドウシシャの「カモメファン」と同等クラスです。ただ、羽根の枚数は14枚と非常に多く、風のパワーはこちらの方が上のように思います。30畳までの対応です。
静音性や消費電力についても、DCモーター採用で隙がありません。
ただ、こちらは自動首振りには上下左右共に非対応です。強力な直進風を持つので、部屋の1カ所に固定で置いておけば問題ないという合理的発想なのだと思います。ただ、角度は他機種と異なり、無段階で90度までどの場所でも固定できるので便利です。
小型で「顔の良い」サーキュレーターなので、実用性の上に、デザイン性を求める方に絶対オススメしたい高級機です。
16・パナソニック 創風機 キュー F-BL25Z-N [シャンパンゴールド]
16・パナソニック 創風機 キュー F-BL25Z-R [クリスタルレッド]
16・パナソニック 創風機 キュー F-BL25Z-W [パールホワイト]
¥28,577 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
さて、最後に紹介するのは、パナソニックの新発売のサーキュレーターの「創造風機キューです」
非常にユニークな形をしていますが、こちらも、静音・低消費電力のDCモーター採用のサーキュレーターです。
後部から巻き込んだ風を、内蔵のターボファンで前に押し出す仕組みで、風量は毎秒17.8メートルと強力です。
一般的な3枚はねサーキュレーターの場合、プロペラを使うため直進風でもムラがでてしまいます。
一方、ターボファンを使うパナソニックの場合、ムラのない直進風を発生可能です。サーキュレーター向きの風質と言えるでしょう。「カモメファン」も、「グリーンファン・サーキュ」もプロペラの工夫でこの形状に近づけようとしているわけですが、パナソニックは根本的に通常のプロペラを辞めてしまった点が画期的です。
また、人間があたるための風をおこすことも想定され、リズム風機能も付属します。サイズは25センチ四方とコンパクトですが、30畳程度までのリビングはこれ1台で対応可能です。
一方、自動首振りにはやはり非対応です。しかし、手動で360度好きな方向に送風口を向けられるので、「グリーファン・サキュ」以上に方向性の自在度は最大に高いと言えます。なおリモコンは付属しませんが、グリーンファンにない、切タイマーがこちらには付属します。
価格は高いですが、サーキュレーターらしからぬ斬新なデザインで、小型で設置性も良く、しかも強力なサーキュレーターです。予算が許せば是非購入したい商品です。今年度新発売の機種で、家電雑誌などでの話題性も高く、Atlasもぜひ欲しいと思っています。
今回の結論
最新のサーキュレーターのおすすめ機種はこの機種!
というわけで、今日は、最新のサーキュレーターを15機種紹介してきました。高い機種から安い機種まで紹介したので、最後に、目的別、予算別にAtlasのオススメ機種!を提案しておきたいと思います。
第1に、8畳程度の部屋まで利用できる実用性が高いサーキュレーターとしては、
7・アイリスオーヤマ 静音 PCF-C15T 【リモコンあり】
¥5,772 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
パワー ★★★★★
静音性 ★★★★★
電気代 ★★★★☆
デザイン★★★★☆
アイリスオーヤマの8畳用のサーキュレーターPCF-C15T が良いでしょう。標準的な三枚羽根のモデルですが、上下左右の自動首振り機能がつき、それによる強力かくはんモードが利用できるので、1万円以上の直進風の強いタイプに準じる効果を期待できます。また、切りタイマー搭載も利便性が高いでしょう。
より安い機種もありますが、低機能な機種を買って、エアコンの空気循環がうまくいかず、却って電気代が高くなってしまったら元も子もないです。この程度の投資は必要でしょう。
第2に、10畳以上の部屋での利用に向いた実用性が高いサーキュレーターとしては、
15・バルミューダ グリーンファンサーキュ EGF-3100-WK
¥23,990 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
パワー ★★★★★★
静音性 ★★★★★
電気代 ★★★★★★
デザイン★★★★★★★
バルミューダデザインの「グリーンファン・サーキュ」です。こちらもデザイン性と機能性とを高レベルでまとめ上げた名機だと思います。
10畳以上での運用する場合、DCモーターを採用した機種の方が電気代的に優位です。5年間の電気代として考えるならば、ACモーターを採用した格安機種を買うよりも、トータルコストはこちらの方が安いでしょう。風量的にも十分で、性能的に限界を感じることもないでしょう。
首振り機能はありませんが、広いリビングでの利用を前提とするならば、風量が強ければ首振りは必要ないと思います。デザイン性も高く、その点でも、オススメできる機種です。もちろん10畳以下の部屋で使っても問題ありません。
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12・YAMAZEN 静音 YAR-XD18(W)
12・YAMAZEN 静音 YAR-XD18(B)
¥15,000 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
ただ、価格を重視した場合は、同じくDCモーターを採用する山善の静音モデルが良いと思います。
第3に、高レベルな実用性の上に、デザイン性を兼ね備えた最上位機としてオススメなサーキュレーターは、
16・パナソニック 創風機 キュー F-BL25Z-N [シャンパンゴールド]
16・パナソニック 創風機 キュー F-BL25Z-R [クリスタルレッド]
16・パナソニック 創風機 キュー F-BL25Z-W [パールホワイト]
¥28,080 Amazon.co.jp 在庫あり (2月16日現在の情報)
パワー ★★★★★★★
静音性 ★★★★★
電気代 ★★★★★★
デザイン★★★★★★★
パナソニックの新発売のサーキュレーターの「創造風機キュー」でしょう。「グリーンファン・サーキュ」と迷いましたが、風のムラの問題を革新的な技術で根本的に解決した点を評価すればこちらの機種が良いと思います。
デゼイン性だけではなく、風量や風質も上位で、また、360度どこにでも向けられる本体デザインも素晴らしいと思います。 DCモーター採用で、静音性や、省エネ性能も期待できますし、「買って後悔の無い」機種だと思います。
ーーーーというわけで、今日は、サーキュレーターの紹介でした!