坂上忍と北村晴男弁護士が討論で怒鳴り合い 共演者らを置き去りに

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30日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、坂上忍と北村晴男弁護士が真っ向対立する場面があった。

この日の番組では、教育に関するテーマについて、出演者たちが賛成と反対に分かれて議論を繰り広げた。

ひとつ目のテーマとして、熊本県の教育委員会が、教師と生徒のSNSやメールでの私的連絡を禁止したニュースを取り上げた。禁止の動きは全国的にあるようだが、その一方で利便性から連絡網代わりに使用する教師も増えているとか。

教師・生徒間でのSNSの使用に対する意識調査では、10代のみ賛成派が多く、それ以上の世代では反対派が多い。現役世代の10代は、より気軽に教師とコミュニケーションが取れる点にメリットを感じているようだ。

この議題に、北村弁護士が賛成の札、坂上は反対の札をあげ、意見がわかれた。坂上は反対する理由として、「賛成が多いのなんて、楽したい世代だけじゃん」と噛みつく。するとすかさず賛成の北村弁護士が「(坂上の)気分が年寄りなだけよ」「古い」と一蹴した。

北村弁護士は「コミュニケーションはすごい大事なんですよ」と指摘し、イジメをなくすために「(各生徒が)どんなことで悩んでいるかをいち早く察知するのが一番重要なんです」と主張した。

しかし、今度は坂上が「イジメがどうのこうのって、学校は勉強しに行くところじゃないの?」「イジメのことを先生におっかぶせるってのが分かんない」と食ってかかる。

さらに坂上が「イジメに関して言えば、先生よりも家のことだよ」と言うと、北村弁護士は「全国の家の教育あなた直せるの?」と噛み付いた。ふたりはイジメの責任の所在について言葉をぶつけあい、議論は平行線をたどった。

そこで司会の矢作兼が「まぁまぁまぁまぁ」とふたりを制し、榎並大二郎アナウンサーも「ヒートアップしてますけども」と言って話を止めた。

その後、教師によるわいせつ行為の件数が増加傾向にあるというデータが紹介されると、坂上は「LINEという安易に使えるツールがね、先生と生徒の関係性を安易に縮めてしまうのなら、それを排除するのは簡単なことで当たり前のことじゃないんですか?」と主張した。

しかしここでも北村弁護士は坂上と対立する。「そんなことないですよ!効果とマイナス面を十分比較してどっちがいいのかっていう問題だよ!マイナス面があるからって全部排除するのはダメだよ」「全然ダメですよ」と譲らない。坂上は北村弁護士に対して「びっくりだわ。すげーびっくり」と呆れ返っていた。

討論は完全に坂上と北村弁護士の一騎打ちとなり、共演者らは置いてけぼりの状況に。最後までふたりの意見は折り合うことなく、坂上は「誰だよこんな議題渡したの!」と声を上げていた。

ただひとり、矢作の相方の小木博明だけは果敢にも「エッチばっか考えてるよ!悪い先生は!」「エッチな話しようよ!エッチな話しようよ!」と訴え、坂上と北村弁護士の間に割ってはいろうとしていたが、ヒートアップした両者の激論を止めることはできなかった。

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