General Agriculture & Forestry
森づくり

総合農林が提案するビジネスモデル「近自然森づくり」とは、自然環境と林業経営の共存を目指し、多様で強い森づくり・自立した林業経営・人材育成のトータル・コーディネートにより、森の総合的な価値を最大化するシステムです。総合農林では「近自然森づくり」を実現する為に、6年間を一期として、計60年間の事業構想を定め、長期視点で山林管理システムの改革に取り組んでいます。この活動は社内に留まらず、社外、そして国を越えた賛同者の皆さまと共に、理想的な森林の未来を創る為に、続けてまいります。

自然の森を観察すると様々な種類・大きさの樹木が交じり合っていることが分かります。この多様性こそが病虫害や自然災害に強いことの証。森に手入れを施して光を調節するなどで森の多様性を更に高め、経営基盤に安定性をもたらします。

適切な森林管理は、順調な経営基盤が不可欠です。私達は生産・加工・流通・消費のサプライチェーンを同時に太くする取り組みを行なっています。少品目大量生産から多品目少量生産へ。短期的な収益でなく、長期安定な収益を得る林業を目指しています。

多様で強い森づくり、自立した農林業経営を続ける為には、高いスキルを持った人材が継続的に輩出される必要があります。私達はスイスの人材育成制度を参考に、徹底した現場主義のもと、ユニバーサリストの育成を体系的に実施していきます。

自然環境と林業経営の両立を目指す近自然森づくりの考え方に共感する人々が集まって設立されたのが「近自然森づくり研究会」です。ここでは、森づくりや林業経営に関する情報交換や、様々なセミナー・ワークショップを企画実行しています。

近自然森づくり研究会はこちら

地域の森のことは地域の人々が一番良く知っている。この原則は万国共通です。私達はラオス国立大学林学部と共同して、樹木図鑑作成や育成試験などのプロジェクトを始めています。ラオスの森の未来は私達の未来。共に学び、成果を共有してまいります。

「フォレスター」は森づくりのコーディネーターを指す職業で、中欧諸国では国家資格になっています。私達は近自然森づくりの先駆けであるスイスの現役フォレスターの招聘やフォレスター養成学校との人材交流により、その応用の研究を続けています。

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