先日会社で、新しいライトノベルレーベルを担当している人と話す機会がありました。
その人は普段本は読むけれど、「ライトノベル」というジャンルには手を出したことがなかったようで。その時に真っ先に言われたのが、「ライトノベルの面白さって何ですか?」という言葉。
担当になって初めてライトノベルに触れた人からすると「ライトノベル」の「何」が、今のようなに多くの人に読まれているのかが分からないようです。
そこで言われて初めて気づいたのが、「なんで私はこんなにライトノベルを読んでいるのか。」ということ。
改めて「ライトノベル」を好んで読んでいる理由を聞かれると、「うーん…分からん。」
というわけで今回は、「ライトノベルの「何」が好まれているのか」その雑感を記事にしてみました。
何が手軽なのかというと、情景を補完する挿絵があり、中高生向けということから難しい表現などが少ないので、本が苦手な人でも手を出しやすく、すらすらと読める所が好まれているのではないでしょうか。
また、好きな作品が長く続く所も好まれているのではないでしょうか。
文芸書で好きな作者の作品が発売されても、次々に続きが発売される作品は多くなく、「この作品のこのキャラクターがもっと活躍している所を見てみたい」と思ってもなかなか実現することはありません。
しかし「ライトノベル」では長期的に作品の続きが発売されるため、「ライトノベル」を買う人が多いのだと考えています。
「ライトノベル」の中で文章と同じくらい重要な「イラスト」。ライトノベルを読んでいてイラストの存在はかなり大きいのではないでしょうか。
やはり表紙のイラストが綺麗だと手にとってしまうし、気に入ったシーンの挿絵があると感動もしてしまいます。
そして「ライトノベル」の特徴として「種類の多さから、自分の好みにあった作品が少なからず存在する」ことがあります。
よほどマイナーなジャンルでない限り、「SF」や「ファンタジー」、「コメディー」、「サスペンス」など様々な種類があります。
また内容の深さを取っても、設定がすごく細かく読み応えのあるものから、設定がライトで考えずに読めるものまであります。
この幅広さも好まれていると考えています。
こんな感じで「なんでライトノベルを読むのか」という質問に対して、私が読んでいる理由を簡単にまとめてみました。
でも大体の人がこんな感じなんじゃないかなぁ。
いきなり「ライトノベルって何が面白いのか?」って聞かれて焦ったりしたけど、自分が好きなものが何故好きなのかを考えてみるのも、案外楽しかったのでいい機会になったと思います。
ではまた!