首相 サミットで世界経済持続成長へのメッセージを

アメリカに到着した安倍総理大臣は、日本時間の31日午前、世界銀行のキム総裁らと会談し、5月の伊勢志摩サミットでは、世界経済の持続的な成長に向けてG7=主要7か国が協調して取り組むと明確なメッセージを打ち出したいという考えを示しました。
アメリカの首都ワシントンに到着した安倍総理大臣は、日本時間の31日午前、日本大使公邸で、世界銀行のキム総裁や、アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会で議長を務めたグリーンスパン氏ら5人の有識者と、夕食をとりながら会談しました。
安倍総理大臣は、みずからが議長を務める5月の伊勢志摩サミットに向けて、先行きに不透明感が増す世界経済への対応などについて著名な経済学者と意見を交わす「国際金融経済分析会合」を開催していて、今回の夕食会もその一環で開催されました。
冒頭、安倍総理大臣は「伊勢志摩サミットでは世界経済の持続的で力強い成長に向けて明確なメッセージを出したいと考えている」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「世界経済について率直な意見や分析を賜り、サミットに生かしていきたい」と述べ、伊勢志摩サミットでは、世界経済の持続的な成長に向けてG7が協調して取り組むと明確なメッセージを打ち出したいという考えを示しました。