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トップ > シゴタノ! > 「投資」として8時間睡眠を実践してみてわかった3つのこと





浜中省吾日頃から睡眠は優先事項と考えて生活している私ですが、睡眠時間については6時間でよいとこれまで思っていました。

睡眠最優先の生活で仕事も趣味もうまくいく理由



しかし、『エッセンシャル思考』という本を読んで、世界的企業のリーダーや著名人達が8時間睡眠を推奨していることや、長時間睡眠をとることの科学的根拠に基づく利点などを知り、自分への「投資」として8時間睡眠にチャレンジしています。

2週間ほど8時間睡眠を続けてみて、6時間睡眠と比較してわかったことが3つあります。

  • 1.疲れがたまらない。
  • 2.日中は常に思考がクリアである。
  • 3.ゆっくりと考える時間がとれる。


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1.疲れがたまらない。

6時間睡眠の場合、長めの残業をした翌日や、木曜・金曜あたりになると日中に疲れを感じるのですが、8時間睡眠であればほとんど感じられません。

8時間睡眠であれば、文字通り「寝てリセットする」という感覚を味わうことができます。

この感覚を毎日味わうことで、8時間睡眠がとても良いものだと思えるようになりました。

2.日中は常に思考がクリアである。

8時間睡眠を行っていると、疲れがたまらず、日中に全く眠気も出ないため、頭のなかは常にクリアな状態で仕事ができます。

困難な仕事に取り組まなければならないときに少しでも睡眠不足の傾向があると、つい先送りしてしまったり、とりかかってもかなり時間がかかってしまいますが、8時間睡眠を続けているとそれが無くなります。

常にテキパキと仕事をこなしていける感覚はとても気持ちが良く、これも8時間睡眠が良いと思える理由になりました。

3.ゆっくりと考える時間がとれる

これには2つの意味があります。1つ目は、頭の中がすっきりとしているため、「とりあえず手を動かす」ではなく、「よく考えてから取り組める」ということです。

言い換えると、仕事の優先順位や段取りをしっかりと考える余裕ができるということです。これは先程も説明した、常に頭の中がスッキリとしている効果になります。

もう1つの意味は、8時間睡眠と言っても、私の場合は8時間きっちり熟睡できているわけではないため、いつもよりも布団に長く入っている時間を使って考え事ができるということです。

これをきっかけとして今の生活環境について振り返った結果、立ち止まって考えたからこそ気がつけた改善案がいろいろとありました。

詳細はこちらの記事に書いています。

» ゆっくり考える時間をとると生活に革命が起きる | ライフエンジン

ゆっくり考える時間をとると生活に革命が起きる



まとめ

寝る間を惜しんで効率が低いまま仕事をしたり、活動するのではなく、きちんと寝て休息することで、起きている間のパフォーマンスを最大限にするというのが8時間睡眠の根本の考え方になります。

初めはいつも何かをしていた2時間が失われてしまうことに不安を覚えるかもしれませんが、その2時間を「投資」することで得られる「疲れがたまらない」「いつも思考がクリア」という感覚はとても気持ちが良いものです。

興味を持たれた方は、実際に1週間程度試してみてはいかがでしょうか?

なお、連続で8時間が確保できなくても、仮眠を含めて合計8時間だったり、1週間の合計で56時間の睡眠と考えても良いようですよ。

▼編集後記:
濵(はま)中省吾




冒頭にご紹介した『エッセンシャル思考』には睡眠の他にもグッとくる言葉・考え方がたくさんあります。いくつか例を挙げてみます。

  • 「やらなくては」ではなく「やると決める」
  • 「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」
  • 不要なものを取り除くには、いつだって度胸が必要なんだ。
  • 自分で選べない人は、他人の言いなりになるしかない。
  • 「何をあきらめるか?」ではなく「何に全力を注ぐか?」

いかがでしょうか?もし気になられた方は一読してみてください!「現実的でないほどの多くの仕事に悩まされている」と感じているサラリーマンの方には特におすすめです!

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▼浜中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。「はまラボ | あなたの暮らし・仕事を少し楽にするブログ」主宰。

» 会社員のための究極のタスク管理 「君ならまかせて安心」と言われる仕事術  5つのコツで「時間」と「情報」は自由に使える! (impress QuickBooks)[Kindle版]


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4月9日(土) 記録をもとにリピートタスクを最適化する

タスクカフェ
『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』(佐々木正悟・著)の内容をベースに、タスクシュート時間術、すなわち仕事を予定どおりに終わらせるための時間管理の考え方とツールを駆使した具体的な方法をお伝えします。

今回のテーマは、

-記録をもとにリピートタスクを最適化する

です。

タスクシュート(TaskChute・たすくまの総称)の根幹を成す要素の1つであるリピートタスクについて掘り下げます。

リピートタスク、すなわち繰り返し行うタスクは、繰り返し行うがゆえに一週間、一ヶ月といったスパンで見たときに相対的に大きな時間を占有することになります。

言い換えれば、リピートタスクにかける時間を最適化することで、それ以外の活動に使える時間を増やすことができるのです。

やりたいことや好きなことに思う存分時間を使うためには、それらに心おきなく没頭しても支障が出ないような「備え」が欠かせません。その「備え」を淡々と積み上げるうえで主役となるのがリピートタスクです。

リピートタスクが充実するほどに、時間活用の精度がアップします。野球でいえばバッドの芯でボールをとらえられるようになるイメージです。
  • 一日のスケジュール調整に時間がかかって困っている方
  • 増えすぎたリピートタスクを見直したいとお考えの方
  • 限られた時間をもっと有意義に活用したいとお考えの方
もしかすると、ちょっとした思い違いで残念なすれ違いが起きているかもしれません。「もっとうまく使えるはずなのに」とお考えのかたはぜひご参加ください。

好評いただいている個別相談の時間もご用意していますので、知識としては理解できているとは思うものの、なかなか実践に結びつけられず苦戦している、という方は、ぜひこの機会にブースターとしてご活用ください。


本日時点で、残り3席ですので、ご検討中の方はお早めに。

» 仕事を予定どおりに終わらせたい人のための「タスクカフェ」@渋谷

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