Hatena::ブログ(Diary)

shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2016-03-31

作戦は奇をもって良しとすべし 07:16

https://i.gyazo.com/7618ca70cec2a96ad077693a7066102b.png


 最近、あちこちの店で、ハイボールを注文するとサイコロを振ってゾロ目が出たら一杯サービス、というやつがあって、僕はこれがけっこう好きだ。


 そして面白いことにいいことがある時にチンチロをやると、ビックリするくらいツキまくる。


 おかげさまで今年は二期連続黒字となり、社員全員に決算賞与を出すことができた。まあ僅かではあるけれども。


 そんなわけで今期最後の運試しにチンチロハイボールをやってみたら、なんと8回もゾロ目が出た。

 すごい確率だぜ。計算するの面倒だけど。


 今期は良い終わり方が出来たなあ。


 来年も頑張りたい。




 今はなき任天堂の岩田さんと宮本茂さんが対談で「アイデアとは複数の問題を一気に解決するものである」と語っていて、なるほどなあと思っていたのだけど、そういうアイデアというのは、ある瞬間に突然、思いつく。


 それから振り返ってみると、実は意外と、肉を焼いていた時に知り合った人にヒントをもらったり、ワインの会で知り合った人にヒントをもらっていたり、いろいろなことがあって一つの画期的なアイデアに結びついていることに改めて気付かされた。



 僕は生来が貧乏性なので、たとえ休日でも仕事のことを考えられずにはいられない。

 というか僕にとってそれが一番楽しいからなんだけど、けれども僕はたぶん人一倍働かない人間だと思う。



 というのも、リーダーはあくせく働いたら負けだと思っているからだ。


 働いているようで働いてない。働いていないようで働いてる。場合によっては自らすすんで捨て駒になる。将棋で言えば香車や桂馬のような役割がリーダーの真の姿だと思う。飛車や角じゃなくてね。飛車や角は動きが激しくて目立つけど、実は切り札にはなりにくい。最後にバシッと決めるのは香車や桂馬でしょ。地味だし、捨て駒だけど。



 AlphaGoで僕の中で再び完全情報ブームが来ていて、ヒーローズの将棋ウォーズを毎日遊んでる。課金はしてないけど。


 10秒将棋が面白くて、10秒しか無いので相手が焦ってスゲー間抜けな手を打ってきたりとか、反対に自分もマヌケな手を打つんだけど、相手が根負けして、時間切れで勝ってしまうという、これまでの将棋とは別次元の面白さがそこにはあった。


 交友関係のダイバシティは僕にとって非常に重要で、それがまた僕が世の中を認識するための大きなきっかけになる。

https://i.gyazo.com/c45a6a33591a8ae3f18150f5f2343b51.png


 一年の締めくくりにマダム・ルロワ。


 美味かった。



 最近読んで面白かったのは、この本



 いや、前に買って読み終わってたんだけど。Kindleによると。

 酔っ払って読んだのか読んだ記憶がぜんぜんなくなっていて、もう一度読むと改めて面白い。


 Macintoshの失敗でAppleを追い出され、ついにNeXT社を設立するジョブズ

 NeXTは僕の人生で最もワクワクしたコンピュータだから、NeXTの話をもっと読みたい。


 スティーブズ!でもNeXTの部分は手厚くやってほしいなあ



 そして戦略の天才、ハンニバルが主人公のアド・アストラも最新刊が出てた。


 ついにハンニバル生涯のライバル、小スキピオが活躍する第九巻。


 ハンニバルといいナポレオンといい、ヨーロッパの戦略的天才はとにかくアルプス超えをする。


 つまり、厳しい雪山を踏破して敵地に乗り込むことで敵を驚かせる。NeXTもそうだ。まあNeXTは失敗したかもしれないけど、そのOSが今も僕の手元にあるMacやiPhoneで動いていることを考えたら、やはりNeXTはすごかった。


 特攻野郎Aチームのリーダー、ジョン・スミスこと通称ハンニバルは、アド・アストラの主人公ハンニバル・バルカに由来している。


 「作戦は奇をもって良しとすべし」


 まさしくそのとおりだなあ