日付の上では年度も末日、東京の桜は徐々に開き始めて、春本番を予感させている。
昨年、会社人間だった俺の日常に、ブログを書くという新しい風が吹き込んだ。
それから延べ102日が経ち、記事数は100を数えた。思えばあっという間に過ぎていったその日々は、驚きと発見に満ちあふれて、俺なりに注げる限りの情熱を注ぎ込んできた。
まずは感謝を伝えたい
何かを公開している誰もが、目に触れて反応をもらえることを願っているはずだ。
俺も当然、その例に漏れないし、読んでもらえるからこそ続けられたと思う……一切読まれなかったとしても続けることはできただろうけど、それは想像するに、つらい。
だから、このブログを定期的に訪れてくれる人たち、一度でも開いてくれた人たち、何かしらの反応をくれた人たち、そのすべての人にありがとうを、心からの感謝を捧げたい。
何よりもまず最初に、それを伝えたかった。
収益化ブログの常識を捨てたこと
何でもそうだけど、続けていれば自分にとっての重要度が見えてくる。
PVに固執しなくなる
言うまでもなく、PVは多い方が嬉しい。5,000PVよりも10,000PVの方が嬉しいし、バズも嬉しい。だけど、このことにまつわる話は以前、下の記事で詳しく書いた通りだ。
心境として、PVに固執したり、PVを狙った記事を書きたい気持ちが極度に薄れた。
ブログは読まれてナンボだといわれるけど、読者は爆発的に増えなくてもいい。
俺が書きたいことを書き続けたとして、それが心の琴線に触れることがあったなら、その人は読者になってくれるはずだ。同じ読者になってくれるなら、その方がずっと嬉しい。
広告(ASP)収益モデルに依存しない
この話も下の記事で書いた通りで、その理由から思いの丈まで、すべてをぶつけた。
目指すところはどこにあるのか、どうありたいのかを考えたとき、そこにASP広告を貼るという選択はなくなって、収益化の手段としては最難関に近いものを選んでいた。
思い描いたやりたいことの理想を、甘かろうと、無謀だろうと、俺は試していきたい。
叶えたいことを具体化する
これからブログを軸にやっていくこと、最終的に叶えたいことを整理する。
インタビュー記事を書く
これは最低でも1回はやってみたかったことで、根掘り葉掘り話を聞いてみたかった相手方の快諾も得られて、実はもう企画として動き出している。
この活動が向いているのかどうかを探る意味でも、挑戦したいことの一つだった。
フィクション(創作)を書く
頭の中で浮かんでは消えていくだけの世界、空想を表現したい、そんな気持ちがある。
手のひらサイズの小さな話を書きたいという、密かに抱き続けてきた願望が……。
これまで書いてきたような、生き方や考え方の記事に物語性を足したようなものになるかもしれないし、そんなことはまるでないかもしれないし、書いてみるまでわからない。
それが地雷になってしまうのか、それとも可能性を広げるのか、それもまだわからない。
ブログ自体を整備する
休日は週1日、残業も多い繁忙期とあって、ブログを読む時間や映画を観る時間をできるだけ削っても、記事を書くだけで制限時間いっぱいになってしまっていた。
- 過去記事の手直し
- プロフィールの現状反映
- カテゴリーの再分類
- デザインの調整と新機能の実装
優先順位から後回しにしたままで気になっていた、これらの手入れを進めていきたい。
サポートへの経路を整備する
いわゆる「投げ銭」ができる経路を用意して、記事は無料で公開する。
- noteのサポート機能
- BASEでサポートチケット販売
- ギフト券(Amazonなど)
無料で公開した記事に価値を感じてもらえたり、俺という個人を応援したいと思ってもらえるなら、完全な自由意志で投じてもらえるようにする。
その先にある、一つの到達点
直接対価を支払う価値を認められるような、コンテンツやサービスを生み出す。
- 有料販売に値する創作物
- そのオリジナル商品、コラボ商品
- ライティング(記事広告、寄稿、取材など)
- 何らかの個人サービス(相談など?)
細分化すると多岐にわたってしまうけど、目指すところは物書きで生計を立てたい。それは自分自身の価値観や想像力から生まれたものが、価値になるということ。
まとめだ!
物書きとして生計を立てていけるだけの、秘めた可能性があるかどうか。
そんなものが俺の中に眠っているかどうかはわからないし、もし眠っていたとしても、その可能性を現実にできるかどうかもわからない、五里霧中だ。
だけど、わからないからこそ試していく、やりたいことは無理でもやる。
折しも今日は年度末で、新年度の幕開けを控えた、おあつらえ向きの時期でもある。
今できる、やりたいことを推し進めていく。
うん。
そんなところだ!