電子書店員あんちゃのオススメ本コーナー。
今回は文章を”面白く”伝えるためのオススメ本をご紹介します。
わたし自身ど素人でブログを始めて、おかげさまでたくさんの人に読んでもらえるようになったんですが、やっぱりたくさんの本を読み漁っていたからかなぁと思います。
でも文章の書き方ハウツー本ばかり読んだわけではなくて、
「伝え方」や「面白さ」についての本も文章を書くのにかなり役立つんですよね。
文章ってその人の人間性がそのまま反映されるので、面白い文章を書きたいなら内側から磨く必要があると思います。
※そこらへんの話についてはこちらの記事に書いてます↓
”人に読まれる文章”の書き方について考えてみた - まじまじぱーてぃー
というわけで本を読み漁ってくなかで「これはおもろい!役に立った!」というオススメの5冊を紹介します。
"面白く"文章力をつけるオススメ本5選
伝え方が9割 / 佐々木圭一
伝え方で、わたしのコトバを強くする。
▼本の特徴▼
・リアルなコミュニケーションにも使える「伝え方」の教科書
・なぜ伝え方で結果が変わるのか?をわかりやすく解説
著者は、コピーライターとして「カンヌ国際広告祭金賞」など数々の賞を受賞している佐々木圭一さん。
本の冒頭でも書いてあったんですが、新卒で博報堂に入社したものの最初は鳴かず飛ばずで苦悩の日々だったようです。
ストレスで1日プリン3個食べて激太りしたらしいw
本人曰く『世の中で唯一、自分に甘かったのはプリンだった』とのことですwwおもろいw
本の中では具体的でわかりやすく”伝え方で結果が変わる例”を紹介しています。
たとえば異性の気になる子に
「デートしてください」
って言うのと
「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、行かない?」
って言うのだったらどっちがYesを引き出せそうか?など。
これは文章を書くときにもリアルな会話でもめちゃくちゃ勉強になるんでオススメ。
ウケる日記 / 水野敬也
なぜ彼は下ネタばかりでも女性にウケるのか?
▼本の特徴▼
・まるで会話しているような親しみやすい文章が参考になる
・清々しくイヤミのない下ネタで”面白さ”を表現
『夢をかなえるゾウ』や『LOVE理論』でおなじみ、水野敬也先生。
この人の文章はマジで面白い。めちゃくちゃ参考にさせてもらってます。
ツイッターでも素敵なつぶやきがたくさん。
夢は「大きいか小さいか」で語られることが多いですが、それより大事なのは「強いか弱いか」です。夢の大小に関わらず「強さ=執着心」であり、強さは味方にもなりますが「かなわなければ困る」と考えるので精神的につらくなり、そのことが夢の実現の足を引っ張る場合もあります。
— 水野敬也 (@mizunokeiya) 2016年3月13日
「エゴ」と「愛」はいつも互いに引っ張り合っていて「愛」であろうと思いながらも無意識の内に「エゴ」に支配されていたりします。ただ、「エゴ」と「愛」が重なりやすい場所があって、それが「感動」と「好奇心」です。「感動」と「好奇心」に向かって進めば人生は大きく間違わないと思います。
— 水野敬也 (@mizunokeiya) 2015年12月27日
うーん深い。
こういうマジメな感じのイメージだったんですが、この本を読んだらただの変態だったことがわかりました。
冒頭の目次タイトルから「オ●ニー事件」ってwww最高かよwww
内容も笑いが止まらないwww超おもろいwwクソワロwwwww
ッて感じです。
これは女性のファンも多いだろうなって読んでて感じました。いやらしさが無いんですね。
清々しく下ネタを言いたい男性は必見ですよ。
↓コッチの本もオススメ。
伝わる・揺さぶる! 文章を書く / 山田ズーニー
「伝える」文章ではない、「伝わる」文章を書く。
▼本の特徴▼
・数時間でサクっと読めるのに内容は濃く、「なるほど!」がある
・文章は”コミュニケーション”であることがノウハウと共によく理解できる
これは文章書かない人が読んでも参考になるんじゃないかなぁ。
「自分が思っていることを伝える能力」についてよく書かれてます。
それよりも印象的なのが著者のズーニーさんの人間性が見えることですね。
素直さというか。この本自体がまさに「心を揺さぶる文章」でした。
個人的にはこっちの本もめちゃくちゃオススメです↓
「正論はなぜ人の心を動かさないか」。
確かに正しいことを主張することが必ずしも人の心を動かすわけではないなぁってすごく納得しました。
わたしもズーニーさんみたく真っ直ぐで素直な文章が書きたい。
「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記 / ちきりん
「顔出ししない・経歴出さない」ブログで月200万PVを突破した秘訣。
▼本の特徴▼
・”自分の売り出し方”へのこだわりが勉強になる
・自己発信力を高めたい、メディアに価値を持たせたい人は必見
みなさんご存知のちきりんさん。
無名の会社員時代から月200万PVのトップブロガーになるまでの経緯や考えが書かれています。
自分のサイトを育てることは将来何か新しいことをやるためのインフラを整備し、維持しておくようなもの
こんな言葉から、自分のメディアへのこだわりの深さがうかがえます。
自分の意見を持つ人にしか、自分の人生は選べません。決められない人は、自分の人生を生きられないのです。そして、もちろん、仕事上で価値が出せたりするはずがない。
ちきりんさんの自分のメディアへのこだわりだけでなく、人生観や仕事観も魅力的だなと感じる一冊。
過去の炎上の場面も書かれていたので、個人的にはめっちゃ興味深かったw
ちきりんさんがブログを成長させる過程が追体験できるので、ブロガーには特にオススメです。
武器としての書く技術 / イケダハヤト
【Kindleセール中】超実践的なブロブロガーの”書く技術”。【半額】
▼本の特徴▼
・インパクトを与える鋭い文章を身につけたい人は必見
・ブログで稼ぐってどういうこと?という疑問への答えが垣間見れる
言わずと知れたプロブロガー・イケハヤさんの名著。これはマジで役立つ。
この本も期待にもれずトゲトゲの鋭い文章ですwバッサリ言っちゃうところが清々しい。
どちらかというと“WEBで文章を書く人”に特化した内容かも。
WEBでの文章はインパクトがないとすぐに読み流されてしまう。だからこそ読者の目を引くような工夫が必要だと。
文章が残念な人の10の特徴
⑥「~だと思います」「~な気がします」が多すぎる引用:武器としての書く技術
・・・。
ワイのことや・・・・。
これから気をつけようと思います!!!!
というわけであんちゃのオススメ5冊でした。
ぜひ読んでみてね!!