民進党 全国遊説で党名や政策アピールへ

民進党 全国遊説で党名や政策アピールへ
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民進党は夏の参議院選挙などに向けて、新しい党名や政策をアピールしようと、岡田代表ら党所属の国会議員らによる遊説活動を全国で展開する方針で、格差の是正や安倍政権の下での憲法改正の阻止などを訴え、党勢の拡大につなげたい考えです。
民主党と維新の党が合流して結成した民進党は、国会議員156人の勢力で発足しましたが、来月行われる衆議院の補欠選挙や夏の参議院選挙に向けて、新しい党名や政策の浸透が課題になっています。
これを踏まえ、民進党は岡田代表ら執行部のメンバーをはじめ、党所属の国会議員らによる遊説活動を来月にかけて全国で展開することにしています。
この中では、おととい施行された安全保障関連法について、「憲法違反であり、認められない」として、反対姿勢を強く打ち出すほか、格差を是正するための経済政策への転換や安倍政権の下での憲法改正の阻止などを訴え、政権との対立軸を明確に示したい考えです。
また、選挙権を得られる年齢が18歳に引き下げられることを踏まえ、SNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービスを活用した情報発信など、若い有権者を意識した取り組みも強化し、党勢の拡大につなげたい考えです。