バリアフリー対応の観光サイト 東京都が開設

バリアフリー対応の観光サイト 東京都が開設
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4年後のオリンピック・パラリンピックに向けて、東京都は、国内外から訪れる高齢者や障害者が安心して楽しめる観光ルートを紹介するウェブサイトを開設しました。
このウェブサイト「東京観光バリアフリー情報ガイド」は、4年後の大会に向けて大勢の高齢者や障害者が東京を訪れると予想されることから東京都が開設しました。
浅草や上野、東京スカイツリーといった下町の観光地から、武蔵野の自然が残る吉祥寺、それに外国人にも人気の高尾山などさまざまな名所を、それぞれ半日から1日で巡ることができるよう設定された合わせて10のルートが紹介されています。
ルートの選定にあたっては車いすの利用者や高齢者の意見を反映させたということで、交通手段や観光施設の情報に加え、車いす用のトイレや目が不自由な人のための点字の案内があるかなどの情報が掲載されています。また、地図には車いすの利用者などでも移動しやすいルートが表示されているほか、段差や溝がある箇所なども書き込まれています。
東京都は新年度中にさらに10の観光ルートを追加することにしています。