漫画・アニメの拠点整備で有識者委を設置へ

漫画やアニメなどの創作活動を支援する超党派の議員連盟は、29日の総会で、アニメなどの情報を発信する拠点施設を国立国会図書館の支部機能として整備するため、有識者委員会を設置して、基本構想の策定を目指す方針を決めました。
漫画やアニメなどの創作活動を支援している超党派の議員連盟は、日本の漫画やアニメなどの情報を発信する拠点施設「MANGAナショナル・センター」を、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに整備することを目指しています。
議員連盟は、29日国会内で総会を開き、会長を務める古屋・元拉致問題担当大臣は、「国立国会図書館の支部機能としてナショナルセンターが完成すれば、オリンピックに向けて大きなチャンスになり、世界から多くの人たちが来日するなかで、一大聖地として日本の強みになる」と述べました。そして、来月、衆参両院の小委員会を開いて、国立国会図書館のもとに有識者委員会を新たに設置し、基本構想の策定を目指す方針を決めました。