中国海警局の3隻 尖閣沖の領海に一時侵入

27日午後、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船3隻がおよそ2時間にわたって日本の領海に侵入しました。3隻はその後も領海のすぐ外側にある接続水域を航行していて、海上保安本部が再び領海に近づかないよう警告と監視を続けています。
第11管区海上保安本部によりますと、27日午後3時半すぎ、尖閣諸島の魚釣島の沖合で、中国海警局の船3隻が相次いで日本の領海に侵入しました。3隻はおよそ2時間にわたって領海を航行したあと、午後5時半までに領海から出たということです。
3隻は午後5時半現在、南小島の東南東およそ24キロの日本の接続水域を航行しているということで、海上保安本部が再び領海に近づかないよう警告と監視を続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは今月19日以来で、ことしに入って合わせて8日になります。