産経ニュース

揺さぶり?めい死亡 保護責任者遺棄容疑で同居の伯父逮捕

ニュース 事件

記事詳細

更新


揺さぶり?めい死亡 保護責任者遺棄容疑で同居の伯父逮捕

 東京都江戸川区のマンションで意識不明で見つかった女児(1)がその後死亡した事件で、警視庁小岩署は、女児をマンションに置き去りにしたとして、保護責任者遺棄容疑で、当時同居していた伯父で無職、広田健二容疑者(41)を逮捕した。広田容疑者は容疑を認め、「仕事の用事があったので寝かしつけて外出した」と供述している。

 同署によると、女児に目立った外傷はなかったが、死因は硬膜下血腫の疑いがあり、強く揺さぶられることで脳を損傷する乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)の可能性がある。同署は死亡の経緯についても調べる。

 逮捕容疑は8月16日午後3時半ごろ、女児を当時住んでいたマンションに置き去りにしたとしている。

 女児は当時、母親と姉、兄、広田容疑者との5人暮らし。16日午後2時ごろから広田容疑者と女児は2人きりで、午後8時ごろに帰宅した姉が台所であおむけに倒れている女児を見つけ近所の住民を通じ119番したが、病院で死亡が確認された。

 広田容疑者は事件後行方が分からなくなっていたが、捜査員が30日、さいたま市内の知人宅に身を寄せていた広田容疑者を発見した。

関連ニュース

1歳児窒息死疑いで逮捕、「ずんずん運動」判決後

「ニュース」のランキング