どうも、純平(@junpei_hazama)です!
先日、インテリジェンスの採用責任者で、年間2万人以上の学生に対してキャリア支援活動を行っているという佐藤裕さんをお呼びして、こんなイベントを企画しました。
【17卒限定】旅とキャリアを考える TABIPPO代表×インテリジェンス採用責任者-いまおさえておきたい本質的な就職活動とは-
就活が解禁されて一ヶ月が経った今だからこそ、おさえておきたい本質的な就職活動を聞くために、就活生約50人が集まりました。
僕も一就活生として聞いていたのですが、とにかく佐藤さんの話が刺激的すぎたので特に印象に残った、「就活の本当に正しい6つの手順」をフィードバックしたいと思います。
就活生がいま本当にやるべき6つのこと
①ライフデザイン
②自己理解
③社会を知る
④能力開発
⑤視野・価値観
⑥可能性拡大
佐藤さん曰く、この6つが「本当に正しい就活の手順」だと言います。一つ一つ簡単に説明していきましょう。
*以下は僕なりの解釈です。
①ライフデザイン
ライフデザインはその名の通り、これからの自分の人生を設計していくこと。
「軸を見つける」と言い換えてもいいかも。
自分のこれからの人生の中で「これだけは譲れない!」というものを明文化していく作業です。
例えば、女性の方であれば、結婚もしたい!子供も欲しい!出産後もバリバリ働きたい!などなど。そんな抽象的なことでもOKです。
さらにそれが5年後、10年後にはこうなっていたい!という理想のイメージがあればなおいいかもしれません。
②自己理解
次にやるのは自己理解。自分の現在の立ち位置を理解することです。
例えば、出産後も他に遅れをとらずバリバリ働きたいと考えているのに、学生のいまはなんのスキルもない。となると20代のうちに圧倒的に成長する必要があります。
また資格などを取って手に職をつけるのもいいかもしれません。
このようにして理想のライフデザインに対して、いま何が自分に足りなくて、そのために何をしなきゃいけないのかを理解すること、これが自己理解です。
③社会を知る
次に自分に向いていた目線を、外に向けてみる。
社会ではいま何が起こっていて、どんな問題があるのか。どの企業が伸びていて、どの企業が伸びていないのか。
理想のライフデザインに対して社会はどういう風に移り変わっているのかを知ることです。
社会に目を向けていないがために取った資格が全く実用的じゃなかった、なんてことにならないようにしましょうということ。
④能力開発/⑤視野・価値観拡大/⑥可能性拡大
最後の3つはまとめて。
上の3つで自分と社会を理解したら、あとは理想のライフデザインに向けて突っ走るだけということです。
足りないもの、自分に必要なスキルを得るために経験を積み能力を磨く(能力開発/視野・価値観拡大)。
そうすることでたくさんの点を集めて、理想の人生を達成するために確率を上げる(可能性拡大)
これが最後の3つです。
キーポイントは経験を言語化・可視化すること
最初の3つはやろうと思えば誰だってできます。
キーとなるのは最後の3つ。経験を可能性につなげる、経験を活かすところです。
例えば、海外をバックパッカーで旅するという経験をした時に、
どんな刺激があって、そこからどんなことを学んだのか、そしてそれを実生活にどう活かしているのか。
この経験の言語化・可視化が成長の本質であって、就活においても人生においても一番大事な要素になってくるのです。
就活なんてもう辞めよう。
要は何が言いたいかというと、就活という大人が作った小さな枠にとらわれないようにしよう。就活なんてもう辞めよう。
もっと大きなスケールで、会社に入ったその先の自分の人生の中で成し遂げたいこと、大事にしたいこと(軸)をまず考えていこうよということです。
仕事というのは人生を彩る一つの手段にすぎません。
大事なのは内定通知書という紙キレをもらうことではなくて、その先の人生でいかに自分の理想の人生を歩むことができるかです。
ここを決めないまま、ミーハーな気持ちで就活をしても内定をもらえるわけもないし(もらえても入社後のギャップで潰れる)、いつまでも悶々とした人生を送ることになってしまいます。
本当に本質的で当たり前のことなんですが、どうしても就活って周りと一斉に始めるし、変な見栄とかが邪魔して思うように進まなかったりします。
そんな時にこの一番大事なポイントを押さえていただければなと思うのでした。
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