塩を使っていない食べ物に、電気刺激で塩味を感じさせるフォークが誕生
ピリッと塩味。
どんな料理にも欠かせない、塩。しかし塩分の摂り過ぎは、高血圧など体に影響を及ぼすこともあります。
しかしこの度、「塩が含まれていない料理に、塩味を感じさせるフォーク」が誕生したとのこと。その秘密は、電気刺激なんだそうです。
開発したのは、東京大学の暦本研究室。電源が内蔵されたフォークで食べ物を刺し、そのまま口に入れると、フォークから流れる微弱な電気によって塩味を感じることができるのだとか。
プロトタイプとして作られたフォークの材料費はわずか2千円ほどで、電気の強度によっては、塩味だけではなく酸味も感じることができるそうですよ。
いわば「電気調味料」とでも言いたくなるこちら。将来的には、高血圧予防など、健康対策として食卓に並ぶ日が来るのでしょうかね。
image by Nikkei Technology
source: Nikkei Technology
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)
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