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【新作映画記念】プレデターの種類・個体一覧 画像&名前付まとめ プレデターはこんなにも違う!

”プレデター”と一言で言えど、プレデターはたくさんいます。映画以外にもコミックやゲーム、フィギュアなどで出てきたプレデターはあまり知られていないでしょう。そしてプレデターにはひとりひとり名前があることもあまり知られていません。このまとめではそんなプレデターを特集します!

更新日: 2014年07月10日

Varasiosさん

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プレデター・ウォーリアー (映画『プレデター』に登場)

映画『プレデター』でシュワちゃんたちと戦った初代プレデター。”プレデター”や”初代”と呼ばれることも多いが”ウォーリアー”という固有名詞が存在する。プレデターファン以外が”プレデター”と言えばおそらくこのプレデターの事だろう。ファンからは”初代”と呼ばれることが最も多いが”ウォーリアー”と呼ばれる事も多い。プレデターといえばこのマスク、この顔。使用する武器はプラズマキャスターとリストブレイドのみだが、ウォーリアーのリストブレイドは少し特殊で、刃を途中で折り曲げ刃同士の間隔を広くすることができる。これは劇中シュワちゃんの顔を挟む形で使った。医療キットも所持しており、ミニガンにつけられた傷をホッチキスのようなキットで塞いでいる。そしてこの際痛さのあまり絶叫する。また飼った獲物の皮を剥ぎ木に吊るす、女であり非武装のアンナは殺さない、狩りは一人ずつ確実になどの流儀があり、後の作品のプレデター達に影響を与えた。また映画ではなかな姿を現さずに気配、視界、ステルス状態と徐々に存在感を出しながら特殊部隊を狩っていった。そんな彼は、特殊部隊残り一人となったシュワちゃんを戦士と認めリストブレイド以外の武装を解きマスクも外し素顔を見せ壮絶な白兵戦を繰り広げるも、最期はシュワちゃんの罠にはまり致命傷を受け戦闘継続が困難になったことから、ガントレットの自爆装置を操作して笑いながら(ビリーの真似)自爆した。


後付け設定だが『エイリアンVS.プレデター』(以降AVP)の監督ポール・W・S・アンダーソンによれば、ウォーリアーはまだ成人していない若者で、狩りの経験を積むために地球のジャングルに訪れていたという。ちなみにプレデターファンには絶大な人気を誇る。

プレデター・ハンター (映画『プレデター2』に登場)

映画『プレデター2』で都会に出没し刑事のハリガンと戦ったプレデター。ウォーリアーよりも武装がかなり多彩になり、プラズマキャスターとリストブレイドのほかに伸縮可能な槍(スピア)とレーザーディスクが追加。またあまり触れられないが、小さな刃のようなものを射出することもできる模様(スピアガンと呼ばれるが射出する装置は不明)。ガントレットにはプラズマボルトが内臓されている。マスクは他のプレデターよりも茶色がかっていて、プラズマキャスターと連動しているレーザーサイトがハンターのマスクのみ左側から照射されているのが特徴。また体も少し茶色がかっていて牙もウォーリアーより多く昆虫的な見た目をしている。医療キットには青い溶解液が入っており、これで溶かした物で傷口を塞ぐ。この際ウォーリアー同様痛さのあまり絶叫する。そしてマスクとは別に呼吸器を持っているのも大きな特徴。この事からプレデターにとって地球はマスクなしでは活動しにくいことがわかる。これ以外にもこのハンターからわかるプレデターの生態は多い。ステルス迷彩は光の屈折を利用していることや、精肉工場に忍び込み牛肉を食べていた事から肉食または雑食であること、強かった相手の骨をコレクションしていることなどがわかる。序盤では都会のギャングを狩りの主な対象とし殺戮を繰り返すが、妊婦は仮に妊婦自身に攻撃意思があってもお腹の中の子供は無力なため見逃すという、狩りの掟もしくは信条のようなものもわかる。そして最期はハリガンに奪われたレーザーディスクで左腕を切断されたうえに、プレデター船の船内にて腹を抉られて死亡する。その直後、複数のプレデターが現れ遺体は彼らに回収された。”シティーハンター”という名前で呼ばれることも。


『AVP』監督のポールによれば彼もまた成人ではなく若者。ファンからの人気は決して高くはないが、後のプレデター達の方向性を決定づけた性格や資料性の高さ、ちょっとしたお茶目さから一部に支持を得ている。

ロスト・クラン (映画『プレデター2』のラストに登場したプレデター達の総称)

『プレデター2』のラスト、ハンターを倒したマイク・ハリガンの前に姿を現し視聴者に絶望と安堵を与えた個性豊かなプレデター達。彼らを率いていたエルダーだけは見せ場もありもともと有名だったがその他のプレデターは情報が少なくあまり語られてこなかった。しかし近年フィギュア化によりその全貌が明らかとなってきたため注目を集める。ちなみに写真はオフショット。

エルダー・プレデター (映画『プレデター2』に登場)

エルダー・プレデターとは役職の名前であり、プレデター達の長の事を言う。エルダー・プレデターは現在確認されているだけで2体存在していて、その1体が『プレデター2』ラストに登場したプレデター船の長である。彼はハンターを倒したハリガン刑事に向かって敬意を表し「Take it.」と言い”Raphael Adolini 1715”と刻まれたフリントロック式の銃を渡した。これはつまり過去にもプレデターが地球に訪れていることを示した決定的な瞬間であり、このエピソードは後にコミックの『プレデター:1718』で語られている。
それによると彼はラファエル・アドリーニという海賊の船長が船員たちと宝の分け前を巡って対立したその場に現れ、意図しない共闘によって船員たちを倒した。闘いが終わったその場に立っているのはアドリーニとプレデターだけ。そして最期の勝者を決めるためにアドリーニとプレデターが対峙したその瞬間、隠れて生き残っていた船員により放たれた銃弾がアドリーニの身体を貫いた。宝を持ち逃げしようとする船員をプレデターが撃ち抜くが、アドリーニはすでに虫の息だった。そして愛用のフリントロックを手に「Take it.」と言い残して絶命。フリントロックを受け取ったプレデターはアドリーニを葬り、その墓に自分の剣を投げ「Take it.」と呟いた。
という素晴らしいエピソードを持っている。


そんな彼はもちろん人気が高いのだが、彼がこんな良いエピソードを持っていることを知っているのは一部のオタクのみなので人気も一部に集中している。

ゴート・プレデター (ロスト・クランの1人)

別名”ガーディアン・プレデター”とも呼ばれる彼はマスクが特徴で、ゴート(山羊)を思わせるデザインをしている。もともとは初代プレデターマスクの没ネタだったためしばしば”NGマスク”とも呼ばれる。HOTTOYS(ホットトイズ)によるフィギュア化の際に”ガーディアン・プレデター”と名付けられた。
映画ではマスクは取らないがフィギュアでは素顔はこんな感じでかなり色白な事がわかる。


ロスト・クランの中ではかなり人気が高い。日本のプレデターファンはプレデターを呼称する際ホットトイズの名称を使う事が多く、このプレデターもどちらかというとガーディアンと呼ばれることのほうが多い。

ボーグ・プレデター (ロスト・クランの1人)

マスクはしておらず独特の黒い装備を上半身にまとっているのが特徴のプレデター。体は緑色で額の模様もかなり派手め。残念ながら映画の中ではあまり目立ったカットがない。ホットトイズからは”ロスト・プレデター”という名称で出されているがこのフィギュアには後述するボア・プレデターのマスクとヒッピー・プレデターの槍がセットされているため純粋なボーグ・プレデターとは言えない。このフィギュアからマスクと槍をロスト・プレデターから除外したものがボーグ・プレデターである。


黒い鎧が魅力的なため若干のファンはいるものの、派手な模様は好みがわかれることや純粋なボーグよりもロストとしての知名度が高いため純粋なボーグ・プレデターファンは少ない。

ヒッピー・プレデター (ロスト・クランの1人)

身体は色白でドレッドヘアーがほかのプレデターよりも長め。そして一番の特徴は持っている槍。他のロスト・クランが持っている伸縮可能な槍よりも細く、先端にはリストブレードの刃がついている。ドレッドヘアーが長い事とこの槍の特徴から”ヒッピー”という名前が付けられた。ホットトイズによるフィギュア化はされておらず、特徴的な槍のみがロスト・プレデターにてフィギュア化されるというちょっと不遇なプレデター。NECA社によるフィギュア化では”シャーマン・プレデター”と名付けられている。


ファンは少ない。

ボア・プレデター (ロスト・クランの1人)

特徴はなんといってもマスク。額の作りが独特でなんとなく虫っぽい。そんな唯一の特徴であるマスクをホットトイズではロストにもっていかれたので本体のフィギュア化はされていない。

とはいえマスクの人気がプレデターの人気にかなり繋がるため人気はそこそこ。

ボアブラザー・プレデター (ロスト・クランの1人)

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映画オタクのプレデターオタクです。
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