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【芸能・社会】

伝説のドラマ「スクール☆ウォーズ」 ラグビーブームでよみがえる

2016年3月30日 紙面から

滝沢(右から2人目、山下真司)と森田(同3人目、宮田恭男)らラグビー部員((C)TBS・大映テレビ)

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 1984年10月〜85年4月にかけTBS系で放送されたラグビー青春ドラマ「スクール☆ウォーズ」が初めてブルーレイ化され、よみがえる。タイトルは「泣き虫先生の7年戦争 スクール☆ウォーズ Blu−ray BOX」(税込み3万6288円、キングレコード)で、今年9月7日に発売。昨年のW杯で火がついたラグビー人気を背景に、伝説のドラマがさらにブームを後押ししそうだ。

 「スクール☆ウォーズ」は実話を基にしたドラマ。山下真司(64)演じる主人公の教師・滝沢賢治が、校内暴力で荒れる高校ラグビー部の監督に就任し、弱小チームをわずか数年で全国優勝に導く奇跡の物語。

 少年院帰りの番長・水原亮(小沢仁志)、高校一のワル・大木大助(松村雄基)、志半ばで病魔に倒れるイソップこと奥寺浩(高野浩和)ら個性派メンバーが活躍。このほか滝沢の妻・節子に岡田奈々、マネジャー役で岩崎良美、中華料理店の店主と妻役で梅宮辰夫と和田アキ子が出演していた。当時はこのドラマを見てラグビーを始めた若者も多く、ラグビー人口が急増したといわれる。また、麻倉未稀が歌う主題歌「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」もヒットした。

 同ドラマは2001年にDVD化されたが、ブルーレイ化に伴い最新技術で画像も格段に鮮明になり、数々の名シーンを再現する。ブルーレイでは全26話を7枚のディスクに収録。本編のほか、山下や松村らによるスペシャル座談会も特典映像としてついてくる。また通常版とは別に、松村演じた大木の背番号「8」がプリントされたレプリカユニホーム付きの豪華版(税込み4万5360円)も初回限定で発売予定だ。

 昨年のラグビーW杯では五郎丸歩選手ら日本代表が大活躍し、再びドラマが脚光を浴びた。山下は「『スクール☆ウォーズ』は友情・信頼・絆がテーマです。“おまえは仲間のために恐怖心と闘いながら自分の体を張って戦うことができるのか?” このドラマにはそんな真の男の生き様が熱く熱く描かれています」とPRしている。

 

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