高橋ジョージ・三船美佳の離婚成立　長女の親権は三船、慰謝料なし

　離婚係争中だった歌手の高橋ジョージ（５７）とタレントの三船美佳（３３）夫妻の離婚が２９日、成立した。高橋が所属事務所を通じてマスコミ各社へファクスで発表、三船も自身のブログで報告した。三船が同日、離婚訴訟の訴えを取り下げたことから、高橋が協議離婚に同意したという。

　高橋はファクスで「美佳さんと長女の幸せを真摯（しんし）に願い、熟慮を重ねた結果、今回の結論を出しました」と離婚の成立を報告。長女の親権は三船が持ち、慰謝料はないとした上で、「長女の成長に惜しみなく協力し、見守っていく決意でおります」とつづっている。

　また、離婚への発端ともされるモラルハラスメントについて、高橋は「これまで一部報道にありました、モラルハラスメント等の事実は一切無かったことを断言させて頂きます」と全面否定。「これからも、不肖ロックンローラーとして、力の限り生きていきますので、どうかよろしくお願い申し上げます」と結んだ。

　三船は同日、自身のブログで「かねてより続いておりました高橋ジョージさんとの離婚裁判ですが、本日、当方は本件の取り下げをしました」とまずは訴え取り下げを報告。続けて「先方様の協議離婚の同意を得ることができ、数年に及び、皆さまにご心配をお掛けしていた事案に、円満決着という言葉を持って大きな喜びとともに、ご報告させていただきます」と離婚成立にホッとした様子。

　関係者に感謝の言葉をつづったうえで「結婚生活１８年間の中で、いろいろな人生経験をさせて貰いました。これからも母として、人として、育児と仕事に励み、精進してまいります」と決意を述べた。

　２人は１９９８年に結婚。２４歳差という年の差と三船が１６歳の幼妻だったということで話題を呼んだ。２００４年に長女が誕生した後も、夫婦でテレビ出演するなど仲の良さが目立っていた。

　しかし、１３年１２月から別居。離婚調停は不調に終わり、１５年１月に三船が長女の親権を求めて提訴し、離婚訴訟に発展していた。