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【プロ野球】

ヤクルト、9年ぶりの開幕4連敗 館山背信5失点KO

2016年3月30日 紙面から

◇阪神6−2ヤクルト

 阪神が3連勝。2回に梅野の2点適時打で先制し、5回はゴメスの2号3ランで突き放した。藤浪は再三走者を出しながらも9回途中2失点で初勝利。ヤクルトは9年ぶりの開幕4連敗。館山が制球難で、追い上げムードに水を差した。

 ベテラン・館山でも負の連鎖を止められず、ヤクルトは2007年以来9年ぶりの開幕4連敗。真中監督は「館山が粘れないと仕方ない。先発が粘れなくて、先発を打ち崩せないから負ける。いつまで続くかねぇ…」と苦笑い。試合後、30日の先発・成瀬と入れ替えで2軍再調整が決まった。

 館山は相性のよかった阪神に5年ぶりの黒星。2回も5回も四球からの失点だった。ゴメスの3ランは4回裏に1点差に迫った直後だっただけに「先に点を与え、点を取ってもらった後に点を取られ、先発の仕事ができなかった」と悔やんだ。

 首の張りでベンチを外れていた新守護神・オンドルセクが、1イニング1安打で何とか無失点に抑えたものの、今度は新外国人左腕・ペレスがインフルエンザで離脱。ただでさえ不安な救援陣に暗雲が垂れ込めており、先発陣の踏ん張りが今こそ必要だが…。「チャンスはつくれていたし、最後まで粘ったのは明日につながる」。昨季王者が1勝に苦しんでいる。 (竹村和佳子)

 

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