[PR]

 子宮頸(けい)がんワクチンの副作用問題で、接種後に全身の痛みや歩行困難などの症状を訴えている女性たちが今年6月、健康被害を予見できたのに回避措置をとらなかったとして、国と製薬会社2社に損害賠償を求めて集団提訴する。

 薬害エイズやC型肝炎訴訟を弁護した薬害対策弁護士連合会の弁護士約150人が30日に弁護団を結成した。12人が原告団に参加する意思を示している。今後、被害者を募って東京、名古屋、大阪、福岡の4地裁に同時提訴する方針だ。