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更新しました。2016年〜

こちらのホームページ、永らくの放置状態で、皆さまをがっかりさせてしまい、申し訳ありませんでした。
ザベリワンは変わらずにマラミュート一筋の育成活動は続けております。
ご連絡方法ですが、滅多に見ないアドレスから普段使いのメールアドレスにリンクを変更いたしました。通常のメール送受信でしたら問題なくできますので、ご質問やお問い合わせなどは遠慮なくお寄せください。


★ このほど久しぶりにブリーディングを行ないます。次の予定は・・・

世界中の友人たちがこの内容を知り、祝福くださってます。前回の仔犬たちも北海道から九州まで、全国のマラミュート・ファンシャーの誠実なご家族のもとへ旅立ちました。
基本的に繁殖を行なう目的は、優秀な素質を残し繋げるためですので、生まれた子犬の中から1〜2頭をザベリワンに残し、今後に於ける長期計画の一環の素材としてストックとします。
前回も、すべての仔犬が健全に生まれ、1頭の未熟児も死産もなく、生後50日の時点で心身に問題のある仔犬は1頭もありませんでした。マラミュートとして大きな弱点のあるものも出ませんでした。本当に恵まれ、祝福された仔犬たちです。個性もタイプも様々ですが、マラミュートとして優れた資質を持つと評価されるものもいくつか出ました。繁殖の目的の一つはこれなのですが、いつものことながら良い仔犬が得られると、育てるにあたり胸ときめくものがあります。行く末がとても楽しみです。
小さな奥目で、マズルが詰まって角張った頭部の、張りのある前胸と後肢の角度深い仔犬です。構成もコートも非常に美しくゴージャスで、歩様も滑らかです。
近々HP上でもご披露したいと思います。また、どうぞ見にいらしてください。
ザベリワンのマラミュートたちは、穏やかでとても明るく、情感豊か、そしてすべての犬が誰に対しても大変友好的です。安心して触れない犬は1頭もいません。ご来舎される皆さまにはマラミュートの群れのなかに入って遊んでいただきます。

さて、次回のブリーディングについても予定しております。
ザベリワンでは基本的にご予約のかたに仔犬をお譲りすることになります。ご予約には仔犬の生涯にわたる保証を兼ねた申込書類があります。お問い合わせください。

ザベリワンでは、仔犬が母犬のお腹に入っている時から既に仔犬の心の教育を始めています。
両親は、マラミュート特有の遺伝性疾患のスクリーニングを済ませ証明書を持っている犬のみをブリーディングに使っていますので、仔犬にはその旨の生涯にわたる保証がついています。

仔犬の育成は親犬に任せるだけでなく、人間が密接に関わり、生まれ落ちたその瞬間から頻繁に人の手に触れられ、人に体を自由にいじられるという経験を日常的に積み重ねています。離乳はすべて生ものによる手作り食で一頭一頭の口に入れられます。
生後30日前に母親、父親に伴われ、親戚犬一同、関係ないオジサン・オバサン犬たちなど、ザベリワンのマラミュート集団が待ち構える大自然の森にデビューします。群れのなかの多くの成犬たちが積極的に仔犬たちの保育、教育を行ないつつ、犬たちによる小さな新メンバーへの社会化が厳然と継続されていきます。
それに伴い、人間による社会化が並行して行なわれます。様々な未知の人との楽しい接触、イヤなことをされても反抗しない態度、ビックリする音や不思議な感触・・・そういった経験を積ませます。夜は人の気配で賑やかなリビングに交替で入れて、テレビの音、子どもたちの荒々しい足音、ネコとの接触、楽器の大音響など色々な生活音や異なった匂いを体験させます。
仔犬というものは、ごく幼少期の様々な「快適で楽しい」体験が一生の下地となって、その後の性格形成や人間への信頼度、態度にも影響を及ぼすものです。また、楽しいばかりでなく、多方面での体験や接触を積ませることは、知能や問題解決にあたる思考力の発達に大きく影響します。何よりも「人間は頼りになる、安心で、とても快適で、そして強大で絶対的な存在」・・・これを生まれ落ちたその時から、いやというほど刷り込みするのです。良くも悪くもマラミュートの仔犬です。犬舎に閉じ込めていてはなりません。

新しい飼い主となるご家族には、マラミュートの仔犬を育てる上での基本的な事柄が詳述されたA4・30数ページにわたる冊子をお渡ししています。基本的な必要情報、食餌の作り方や内容、犬舎の設置方や必要な犬具の準備および安価な入手先の一覧、しつけや具体的な社会化のコツ、健康上の注意点や疾病、いざという時の対処や予防獣医学などもわかりやすく説明されています。受入れの準備、そして受入れ後はガイドとしていただけましたら幸いです。また、仔犬育てにあたり困ったことが生じたら、どんな些細なことでもご相談を受け入れられる態勢をとっています。問題をご一緒に考え、何か解決へのヒントでも出せれば、と思っています。
ザベリワンで創った仔犬の成長を知り、それに関わることは繁殖者の楽しみです。また、社会化というのは「繁殖者と新オーナーのスムーズなバトンタッチ」によって滞りなく行なわれるべきものと考えています。


★ 04年、05年に続き、2006年度もペディグリーアワード・ジャパン1位をいただきました

04年:J.CH.Asian Winner ZAVERRIWON QUARK XPRESS(Dog.Ow.末安氏 Br.ザベリワン)

05年:J.CH.Asian Winner ZAVERRIWON SILVER TRUMPET(Bitch.Br.&Ow.ザベリワン)

06年:J.CH.SNO KLASSIC NANUKE ZAVERRIWON(Bitch.Br.P.A.&Tex Peel&Sandra D'Andrea Ow.ザベリワン)

とはいいましても・・・
ペディグリーアワード1位で表彰、なんていいますと、いかにもカッコいいようですが・・・。
振り返ってみれば、1995年から2004年まで、実に9年間も私たちはドッグショーをパスしていたのです。
その間にペディグリーアワードなどという、ある企業が作った「賞」がいつの間にやら出来ていました。
出陳頭数が多い犬種であれば、その価値も大いに理解できます。しかしマラミュートは・・・!
どこに出しても、他のマラミュートなんて出てこない。しかし出陳すればそれだけでもポイントが加算され、そのポイントだけでランキング入り、なんていう、数少ない犬種です。こんな状態で価値があるとも到底思えません。
現に、ザベリワンの犬はチャンピオン完成するまでの2〜3ヶ月限定でしかショー出陳してきませんでした。
というわけで、これを機に(?)、再びドッグショー界から当分足を洗いますので皆さまどうぞよろしく。
あっ、いえいえ、あと1頭いたのでした!これからタイトル完成させたいと思っていたのが。では、それが完成したら引きこもる、ということにいたしましょう・・・。

近々、何頭かの若い犬たちのショーでの写真を追加したいと思います。お楽しみに・・・!


★ 「マラミュート特集」が掲載されました

皆さまお馴染みの愛犬雑誌「愛犬の友」(誠文堂新光社刊)2007年新年号に「ハスキー&マラミュート特集」が掲載されました。
ザベリワンのマラミュートたち多数がモデルになっています。
また、この特集で注目すべきは、06年秋のAMCJ総会・研修会の密着取材記事がカラーで2ページにわたり紹介され、内容もかなり詳しく書かれていることです。
マラミュート特有の遺伝性疾患「ポリニューロパシー」(1〜2歳で突然足が麻痺し歩いたり立つことも困難になる。ケースによっては早くに死亡する)について私が講義したのですが、その内容も要約して掲載されています。
さらにその他にも、カラーでのマラミュート解説ページがあり、マラミュートの魅力に始まり、健康管理の基本、マラミュートに良く見られる病気、食餌や運動など飼育のポイント、理想像と犬質の見方、仔犬購入時の注意点、などが掲載されています。

また、ペットライフ社発行の「月刊Wan」2月号にも、マラミュートが特集されました。
「姿と性質−ふたつの“らしさ"を求める旅」と銘打って、毎月1犬種ずつ紹介されるコーナーにマラミュートが選ばれました。雑誌というものはメジャーな犬種を取り上げがちですが、マラミュートがこれだけ少なくなった今、敢えてこの犬種を特集するとは、両誌とも粋なことをされるものですね。
Wanのほうでは、やはりカラーで5ページにわたり、多数の躍動的なマラミュートの姿が掲載されています。粉雪のふぶく八ヶ岳の原野で、針葉樹林を背景に、凍えながらスタッフらと撮影を行ないました。すべてザベリワンのマラミュートたちです。
愛犬の友に続き、Wanの記事も私のほうで執筆したものです。内容は「マラミュートの魅力とは・シベリアンハスキーとの違い・マラミュートの体格と特徴・性格的特徴と飼育のコツ・マラミュート成犬が罹りやすい病気(特に8歳以上〜)・子犬の選び方と遺伝性疾患・様々なフェイスマーキングの例」などが本文項目です。
機会がありましたら是非お取り寄せになってみてください。


★ 犬の繁殖に関する講演会が行なわれました

優良家庭犬普及協会主催による「07冬のセミナー」が、このほど東京にて開催されました。
講演の題目は「犬のブリーディング、ブリーダー、譲渡にまつわる考察」でした。
 講師として、ザベリワンの前田が約4時間にわたりお話させていただきました。前田は、AMCJ主宰およびアラスカンマラミュート専門育成舎ザベリワンの代表として機会をいただきました。
 優良家庭犬普及協会の許可を得まして、当日の主な講義内容を上の題目からリンクして簡単にご紹介します。

 

 

 


 

 

BIS/BISS. AM.CH.Nanuke's Sno Klassic No Boundaries "Costello"

      

 

J.CH.ZAVERRIWON QUARK XPRESS  末安Fit


2006.3 更新分
* 2005年度のPEDIGREE AWARDS JAPAN#1(メス)をザベリワンの”ジンゴー”JKC.CH.&Asian Winner ZAVERRIWON SILVER TRUMPET(a.k.a.JINGO)の受賞が決定しました。2004年度のPEDIGREE AWARDS JAPAN#1(オス)は、JKC.CH.&Asian Winner ZAVERRIWON QUARK XPRESS(a.k.a.FIT, ow.,末安氏)が受賞しています。

* 年間を通してごくわずかしかショーイングしないザベリワンの犬たちです。出陳しない年もあります。ショーに出てくる犬がとても少ない今どきの日本のマラミュート界ですから、ペディグリーアワードをいただいても、嬉しい反面、苦笑ものなのですが・・・。これからも、できれば時々はショー会場を訪れたいものです。タイプの異なる、こんなマラミュートも日本にいる、というアピールになればと思います。

* ザベリワンの犬たちと極近い血縁関係にある、アメリカのBIS/BISS. AM.CH.Nanuke's Sno Klassic No Boundaries "Costello":(ows., Sandra D'Andrea, Tex&Patty Ann Peel & Wendy Corr)が、アメリカ最大の「懸賞金付き」ドッグショーEukanuba Classic”ユカヌバ・クラシック”で、なんと全犬種の出陳犬3000頭近くを制覇してBIS、ベストインショーを獲得しました!元々優秀な成績を残している、第一線で活躍中のショードッグしか出陳資格が与えられないレベルの高いショーです。その様子はケーブルテレビで全世界に中継され、視聴者による投票も懸賞金に反映される、などというアメリカらしい華やかなショーです。このような大きなショーでのBISは、勿論、マラミュート史上初の快挙です。 
そんな偉業?を成し遂げたCosですが、我が家のNuke、Torr等はその母がCosの同腹兄妹なのです。受賞の知らせを聞いて、しみじみ我が家の家族たちを見てみましたが、泥まみれの野生児になっているとはいえ、さすがにタイプがよく似ています。Torrのお顔など、本当にそっくりです・・・。レイチャ、テン、ジンゴーなども共通した血液の持ち主です。

尚、Cosは、アメリカで最も伝統あるWestminsterウェストミンスターでも2006、2005年と連続してBOBベストオブブリードを獲得しています。2006年度はグループ2席に上がりました。マラミュートの本場アメリカでここまで上り詰めるのは並大抵のことではないと思います。その犬の素質は当然のことながら、いかにShowyで見る人にアピールするものがあるか、そして”流れに乗れる”運の良さも必要でしょうし、オーナーハンドラーの弛みない努力と計画・予見性の高さも必要でしょう。      

 Congraaaaats to Cos, Sandy, Tex, Patty & his mom, Takka !!

* 「ザベリワンのマラミュートたち」コーナーに写真を追加しました

輸入犬もいいですが、ザベリワンでは基本的に「自犬舎独自のライン上に良い犬を産み出す」ことを常に考えています。無駄な繁殖はしません。「ザベリワン」と名のつく日本生まれの犬をどうぞご覧ください。

2006.1 更新分
* 「ザベリワンのマラミュートたち」コーナーを更新しました
  更に新しい犬たちが仲間入りしました。アメリカの超名門犬舎から直の入舎です。さて、どの犬でしょう?該当コーナーを探してくださいね。

* 2005FCI・ASIAN INTERNATIONAL DOG SHOWにてザベリワンのマラミュート”ジンゴー”がベストオブブリードを獲得しました。
  昨年度に引き続いての入賞です。昨年度、ジンゴーは生後14ヶ月で本部展に臨み、ジュニアクラスからの、しかも体調最悪の状態でのウィナーズ獲得でした。一年後・・・干からびてスカスカ状態の昨年本部展から彼女は大きく変身し、ジンゴーを覚えていてくださったギャラリーからは同じ犬ですかと問われるほどの充実振りを見せてくれました。ところが・・・残念ながらBOBの記念撮影写真がありません。記念写真ばかりか本部展当日の写真さえ1枚も持ち合わせておりません。もしも手に入りましたらアップしたいと思います。
  ドッグショーには滅多に出さないザベリワンです。数少ないショーイングではありますが、いつかどこかでお見かけになりましたら、皆さまの暖かい応援、お願いいたします。

* いくつかの犬たちの写真を追加しました
  ジンゴーもスナジーも、長い間、子犬のままでした。多くの皆様から「その後どんなふうに育ちましたか?成長後の画像のアップは?」とのリクエストをいただいていました。ごめんなさい。パソコンのトラブルなどで更新もままならず時間が過ぎてしまいました。

2004.11  更新分
* 新しい仲間たちが続々入舎しています。

  日本にはなかなか来ない系統、その直系の犬たちが超一流犬舎より直接ザべりワンに仲間入りしています。
  SnoklassicやNanukeの、チャンピオンおよびスーパースターの卵たちです。
  輸入エージェントを通すことは不可です。個人と個人の友情、永年に亘る信頼関係で、日本の、ザベリワンの私のもとへと直接、大切な犬を送り出してくださったものです。詳しくは「ザベリワンのマラミュート」コーナーで探してください。
  国内では大変少なくなってしまったマラミュートです。このように時々、健全で吟味された特質を持つ犬を入れて血液の更新を図ることが必要です。現在、アメリカとヨーロッパにザベリワン所有のマラミュートたちが待機しています。どれもが平凡な「チャンピオン犬」ではありません。検疫制度の変更がありましたのでなかなか厄介ではありますが、2005〜06年にかけて、更に順次、呼び寄せる予定です。

* 2004FCI・ASIAN INTERNATIONAL DOG SHOWにてザベリワン出身犬がベストオブブリードおよびグループ4席(Ow.:末安氏)、および当犬舎のヤングスターがウィナーズビッチに輝きました。何年ぶりの本部展でしょう。2頭だけの出陳で、めでたく牡も牝も受賞です!(パソコンがダウンし内部の全てを失ってしまい更新できませんでした…。応援してくださった全国の皆さん、ご報告が遅れまして申し訳ありませんでした)


  輸入犬もいいですが、ザベリワンでは基本的に「自犬舎独自のライン上に良い犬を産み出す」ことを常に考えています。無駄な繁殖はしません。「ザベリワン」と名のつく日本生まれの犬をどうぞご覧ください。
 

 

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