今期は、「このすば」が面白かった。めぐみんたそ萌え。二期も期待している。
アニメを見始めたキッカケは良く覚えていない。
正確には好きにならないと死んでしまいそうだっただけなんだけどね。
当時は、友達や恋人は居らず、親は虐待モンスター、更に、アトピーゾンビウイルスの痒みと痛みに耐える、という悲惨な現実が僕の前に立ちはだかっていた。
振り返れば、別にアニメじゃなくても良かったんだろうな、とは思う。でもアニメだった。運命やら宿命やらがdnaに織り込まれていたんじゃないかな。
ハルヒ、超電磁砲、氷菓、けいおん、CLANNAD、化物語、あの花、まどマギ、などを飢えた獣のように画面に喰らいつきながら観た。
勿論、スマホで違法視聴だ。家族が居るリビングで堂々と観るのは全校集会で告白するくらい勇気がいるからね。
アニメを観ている間は嫌な事を忘れられて、幸せな気持ちになった。明日もアニメを観るために生きよう、と思いながら眠りについていた。
アニメの中の主人公達は成長していても、自分は何も成長しないのだと。
それらに開けられた、穴の空いたバケツ。
その心を満たすために、手で掬った偽仮想空想妄想虚像虚構の恋愛、友情という美しい青春を心に流し込む。
アニメの女の子を見たり恋するより、現実の女の子と楽しくお喋りしたり、デートしたり、セックスしたほうが心身共に健康を保てるだろう。
アニメで友情を感じるより、現実の友達と一緒に遊んだり、喧嘩したり、悩んだりしたほうが青春ポイントが貯まるだろう。いい思い出が作れるだろう。
アニメなんて観たくないが、観ないと灰色の青春を送っているという事実が心がざわつかせるので視聴を止められない。まるで麻薬中毒者だ。