ザベリワンについて ザベリワン アラスカンマラミュートへようこそ! 所在地: 山梨県北杜市小淵沢町 代表者: 前 田 連絡先: tel&fax0551-20-5371/090-1082-9015 e-mail:[email protected] 活動開始: 東京都港区六本木6丁目/1977年 動物取扱業登録 山梨県第2061024号・第2061025号
ザベリワンの始動についてご紹介したいと思います。 私・前田は幼いころから犬や他の動物と共に育ちました。子ども時分の70年代初めより東京の乗馬クラブにて馬場馬術に親しんでいましたが、同時に「馬学」について学ぶ機会を得ました。馬学というものは、今日の世界の犬学の土台となっているものです。 馬学により、「動物の構成と運動」の基本的な考えかたを身につけるに至りましたが、これは犬に関する現在の活動の上でも大いに通じるものがあり、下地となっているかと思います。 並行して70年代半ばより、両親の理解もあって、JKCにおける活動に他犬種にて参加を開始しました。78年、Fang of Emionが服従30科目にV合格。79年にはNadiene Jordanが東京・明治公園の全犬種展でオーナーハンドラーでBISを獲得しました。 やがて80年代前半、私のなかで永年、犬として理想に近いイメージを抱いていたマラミュートが日本に入ってきたため、同年代半ば以降はマラミュート一筋に絞り、研鑚を重ねつつ現在に至っています。
マラミュート専門犬舎としての「ザベリワン」 犬のブリーディング(繁殖)というものを、利殖の対象とみなして活動しては犬質が落ちてしまいます。そのため、私たち夫婦は、自由が利くよう自宅にて犬以外の仕事を持った上で、日本におけるマラミュートの保存および犬質の向上に向けての努力を続けています。最終的には犬と人とのより良い共生を願っての活動です。 1頭1頭とじっくり向き合い、それぞれの犬の個性を考慮し、犬の気持ちに応えようとすれば、私たちに管理できる大型犬の頭数には限界があります。少数精鋭、そして繁殖回数を必要最少限に抑え、一度繁殖を行なうなら念を入れた「丁寧な繁殖」こそが望ましいと考えます。数は少なくとも良いから「家庭犬としても作業犬としてもショードッグとしても通用する、健全で質の高いマラミュート」を作出することが、ザベリワンの基本精神です。
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| * | 89年作出のJKC.CH.Zaverriwon Arctic Reflectionは国産犬として初めてベストインショーを獲得 |
| * | JKC.CH.Zaverriwon Arctic Reflection,WPDおよびJKC.CH.Cordelia KamuiT,CDX,WPDが、日本で初めてアメリカのワーキングドッグタイトル・WPDを獲得 |
| * | 89年、JKC.CH.Cordelia KamuiT,CDX,WPDがマラミュートとして日本初のCDX(家庭犬服従30科目)を獲得 |
| * | 90年、アラスカ北部から北極圏のマラミュート原産地界隈、およびChinook, Sno Pak kennelを含むアメリカ全土の歴史あるマラミュート犬舎多数そしてヨーロッパ大陸から北部アフリカにわたり数ヶ月かけて世界の犬とマラミュート事情を学びに家族で歩く |
| * | 90年から約10年間近く、アメリカのマラミュート専門誌「ザ マラミュート クオータリー」に連載執筆(Hoflin出版/同社依頼)、およびマラミュート年鑑誌(同社依頼)に記事を寄せ、世界のマラミュート愛好者と理解の疎通を図る |
| * | ブローカーやエージェントなど仲介業者を通さず、原産地アメリカの歴史ある犬舎と個人的なお付き合いや信頼関係のうえでマラミュートを継続的に輸入。その多くの血液は、古典的系統の強いブレンドで、ザベリワン独 自の「タイプ」を確立すべく現在も努力を続けている(「独自のタイプ」については画像をごらんください) |
| * | 91年よりアラスカンマラミュート クラブ オブ アメリカ会員 |
| * | 93年、マラミュート専門の勉強会・非営利組織「AMCJ」を立ち上げる。目的は、繁殖前の遺伝疾患スクリーニングや繁殖倫理の啓蒙、および北方犬種の理解と適切な管理知識、情報の提供・交換など。遺伝疾患スクリーニング実践者に対しては検査料補助も行なっている。全国に散在する会員は「普通の家庭の熱心な愛好家」ばかりで、現在も会報や研修会開催など活動中。 AMCJ web site: http://www29.atpages.jp/amcj/ |
| * | 97年、Barbara Brooksの依頼にて、マラミュートの本格的専門書である同氏著「Alaskan Malamute Yesterday and Today」(Alpine出版)執筆に一部協力。および写真提供、仔犬の発育過程についてなど同書編集に情報提供 |
| * | (社)ジャパンケネルクラブ公認審査員・チーフスチュワード・ハンドラー。94年JKCハンドリング競技会にて優秀技術賞受賞。97〜JKC熊本ドッグファンシャーズクラブ元副代表 |
| * | 2002年〜 山梨県八ヶ岳南麓高原にある馬術のメッカ「小淵沢町」に、それまで暫く在住していた九州より移住。標高950メートルの明るい森に家族5人およびマラミュート集団その他と在住 |