インドとパキスタン 異例の共同捜査で関係改善へ
ことし1月、インド軍の基地が隣国パキスタンの過激派組織とみられる武装集団に襲撃された事件で、パキスタンの捜査チームがインドに派遣され、領有権問題などで対立する両国は、異例の共同捜査を行うことで関係改善の流れを維持するねらいがあるとみられます。
この事件は、ことし1月、インド北部の空軍基地が武装集団に襲撃され、兵士など7人が死亡したもので、インド政府はパキスタンのイスラム過激派組織による犯行とみて、パキスタン側に捜査への協力を強く求めてきました。
これを受けて、パキスタン政府は27日、情報機関の職員など5人からなる捜査チームをインドに派遣しました。捜査チームは首都ニューデリーに到着し、襲撃された空軍基地などで捜査を行うものとみられます。
インドではパキスタンから越境した武装集団による襲撃事件が相次いでいますが、パキスタン政府の捜査チームがインドに派遣されるのは初めてで、異例の対応となっています。
インドとパキスタンはカシミール地方の領有権を巡り長年対立していますが、去年12月に首脳会談を行い、関係改善を進めることで一致していました。
今回の襲撃事件はこの首脳会談の直後に起きたことから、両国は異例の共同捜査を行うことで関係改善の流れを維持するねらいがあるとみられます。
これを受けて、パキスタン政府は27日、情報機関の職員など5人からなる捜査チームをインドに派遣しました。捜査チームは首都ニューデリーに到着し、襲撃された空軍基地などで捜査を行うものとみられます。
インドではパキスタンから越境した武装集団による襲撃事件が相次いでいますが、パキスタン政府の捜査チームがインドに派遣されるのは初めてで、異例の対応となっています。
インドとパキスタンはカシミール地方の領有権を巡り長年対立していますが、去年12月に首脳会談を行い、関係改善を進めることで一致していました。
今回の襲撃事件はこの首脳会談の直後に起きたことから、両国は異例の共同捜査を行うことで関係改善の流れを維持するねらいがあるとみられます。