自動販売機といえば、タバコやジュース、缶コーヒーなどが一般的だが、最近、意外な商品を売る自販機が登場している。ペットボトル入りのだし、カットリンゴに焼き肉のタレ…。インターネットで簡単に購入できる時代に、あえて自販機で販売することで話題を呼び、訪日外国人にも注目されている。(横山由紀子)
人通りの絶えない大阪市旭区の千林商店街の一角。駐輪場の自動販売機には、500ミリリットルのペットボトルが並ぶ。飲み物かと思いきや、料理に使う、だし。広島県江田島市のしょうゆメーカー「二反田醤油」が製造した、炭火焼きのあご(トビウオ)が丸ごと1匹入っただししょうゆ(650円)と、昆布だししょうゆ(450円)だ。
記者も購入し、自宅で使ってみることに。だしを7〜8倍に薄め、うどんを作ってみたところ、あごのうま味とほのかな甘みが絶妙。鍋もののだしとしてもおいしそうだ。
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