冬と言えば、インフルエンザや風邪がはやる時期ですね。
ご存知の通り、手洗い、うがいが一番の予防方法になります。
手洗いは親が手伝えば簡単にできますが、うがいは、子供が自らできるようにならなければ、させることはできないので、どうしても教えなければなりません。
娘(現在2歳3か月)は数回の練習だけで、うがいをマスターしました。今ではお出かけしたあと、自分で洗面台に行き、うがいをすることが習慣となりました。
そこで今日は、2歳児にもわかりやすい、うがいを教える方法を具体的に紹介したいと思います。
うがいの方法について
まずは、うがいについて整理します。うがいは、2種類ありますよね。
- グチュグチュ、ペッ!
- ガラガラ、ペッ!
の2種類です。(それ以外ある?)
教えるのが簡単なのは1ですね。ですから、まずは1から練習を始めましょう。そして、できるようになったら2を練習しましょう。
ちなみに娘は、1を1歳7か月、2を2歳1か月からできるようになっています。
うがいの教える最初のステップ
まずは、「グチュグチュ、ペッ」から練習をしましょう。すでに、「グチュグチュ、ペッ」はマスターしている人は、この項目は飛ばしてください。
具体的な方法は以前書いたこちらの「虫歯&風邪予防のために、子供にうがいを教えてみる 」と「簡単!イルカトレーナーによる1歳の子供に「うがい」を教える方法」の2つの記事を参考に、まずは「グチュグチュ、ペッ」をできるように、練習をしましょう。
できるようになった後すぐに「ガラガラ、ペッ」の練習を始めてしまうと、子供が「グチュグチュ、ペッ」を忘れてしまうことがあります。
2週間程度は、「グチュグチュ、ペッ」だけを毎日行い、習慣化するように心がけましょう。
ガラガラ、ぺッの具体的な教え方
「ガラガラうがい」は3つのステップで教えていきます。
ステップ1 エアーうがい
最初は、水を口に含まない状態でうがいをやってみましょう。
ガラガラさせるところは、「あ~~~」と声に出して言わせるところがポイントです。
まずは正面を向いて口を大きく開けた状態で「あ~~~~」
次は、上を向いて口を大きく開けた状態で「あ~~~~」です。
慣れてきたら、「ぺっ」も付け加えるといいでしょう。
ステップ2 正面を向いてうがい
エアーうがいができるようになったら、次は口に水を含みます。
そして、そのまま正面を向いた状態でステップ1でやったように「あ~~~~」と言わせましょう。
このとき、正面を向いているため、水は口の下のほうに溜まった状態だと思います。この状態で「あ~~~~」と言えるようにして、それと同時に「ぺッ」もできるようにしましょう。
ステップ3 上を向いてうがい
最後は、口に水を含んだ状態で、徐々に上をむいていき、「あ~~~~」と言えるようにしましょう。
いきなり真上を向くとできない場合もあるので、上を向く角度は、少しずつ上げてくのがポイントです。
また水を大量に入れすぎるとやりづらいので、最初は水の量を少なくして練習してください。
うがいを練習するコツ!
僕が、子供にうがいを教えるときに使ったテクニックを紹介します。
すこしでもできたら褒める
とにかく、ちょっとでも成長したり、ステップアップしたなとおもったら褒めてあげてください。逆にできなくても怒ることは禁止です。
褒められると子供は楽しく練習することができ、モチベーションアップにもつながります。
お手本を見せる
「学ぶ」の語源は「真似る」だそうです。
パパやママの背中をいつも子供は見ています。子供が練習している間は、何度でもお手本を見せてあげましょう。
また習慣化するためには、親が率先して手洗いやうがいをやらなければいけませんよ。
スモールステップアップ
早く教えたいあまりに、ステップアップを急いではいけません。
少しずつ少しずつ確実に3つのステップを上がっていきましょう。また子供ですから、今までできていたことが、急にできなくなることがあります。
理由は、ド忘れしているときもあれば、注意散漫なときもあります。
その時は、ステップを一段階戻って、そこができるようになったら、またステップアップしましょう。
練習はできたところで終わる
1回の練習は、長くても5分ほどがいいでしょう。時間の長さより回数のほうが重要なので、短い時間を見つけて何回も練習をしていきましょう。
そして、終わるときは必ず、少しでもステップアップした時にしましょう。
失敗したところでおわると、その悪いイメージのままになってしまいます。逆に良いイメージで終わると、次の練習が楽しみになります。
まとめ
いかがでしたか?
最新の研究では、イソジンなどのうがい薬は使わなくても、水道水で十分な風邪予防になるそうです。うがいができるようになれば、風邪予防だけでなく、虫歯予防にもなりますよ。