大手銀行ベア見送り マイナス金利など影響
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ことしの春闘で大手銀行のみずほフィナンシャルグループと三井住友銀行は、日銀のマイナス金利政策の影響で収益が悪化するおそれがあることなどを理由に3年ぶりにベースアップを見送ることで労使交渉が妥結しました。
ことしの春闘でみずほフィナンシャルグループと三井住友銀行は、いずれも3年ぶりにベースアップを見送ることで29日労使交渉が妥結しました。この理由としては、日銀のマイナス金利政策などの影響で金利が全般的に低下し、収益が悪化するおそれがあるほか、世界経済の先行きなど経営を取り巻く環境が不透明になっていることがあります。一方で両行は、一時金については今年度より1%引き上げるということです。
三菱東京UFJ銀行も組合側がベースアップの要求を見送り、今後、一時金の引き上げについて交渉することにしています。
一方、あおぞら銀行は組合側が派遣社員を含む全従業員2000人の給与を一律で0.5%引き上げるベースアップを要求したのに対し、経営側が満額回答しました。あおぞら銀行がベースアップを実施するのは3年連続ですが、今回決着した引き上げ幅は去年の1.5%と比べると縮小しています。
このほかにも、りそな銀行と新生銀行は組合側がベースアップを要求をしていて、現在、労使交渉を続けています。
三菱東京UFJ銀行も組合側がベースアップの要求を見送り、今後、一時金の引き上げについて交渉することにしています。
一方、あおぞら銀行は組合側が派遣社員を含む全従業員2000人の給与を一律で0.5%引き上げるベースアップを要求したのに対し、経営側が満額回答しました。あおぞら銀行がベースアップを実施するのは3年連続ですが、今回決着した引き上げ幅は去年の1.5%と比べると縮小しています。
このほかにも、りそな銀行と新生銀行は組合側がベースアップを要求をしていて、現在、労使交渉を続けています。